Vision2020特別会議 ラグビーW杯英大会の宣教リーダーを招き、東京五輪に向けてビジョンを共有

2016年10月25日07時31分 記者 : 新庄れい麻 印刷
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「Vision2020特別会議」の様子=9月30日、東京都千代田区のお茶の水クリスチャンセンターで(写真:7MEDIA提供)

2020年の東京オリンピック・パラリンピックを日本における大きな伝道の機会とするために準備を進めている、マルチメディア・ミニストリー「7MEDIA」(横浜市中区)は9月30日、「Vision2020特別会議」をお茶の水クリスチャンセンター(東京都千代田区)で開催した。ラグビーワールドカップイングランド大会期間中、英国中の教会にさまざまなツールを提供して伝道に大きく貢献した「Engage2015」のコミュニケーション長、デイビッド・ストレットン・ダウンズ氏が、その取り組みの成果を報告し、バトンを次の開催地である日本へと渡すために来日。2019年のラグビーワールドカップ日本大会と2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けてビジョンの一致を図った。

日本からは、世界的な祈りの日「グローバル・デー・オブ・プレヤー」(GDOP)と世界的な伝道の日「グローバル・アウトリーチ・デー」(G.O.D.)のムーブメントを日本で展開している「SHINE Japan」、ラグビーW杯日本大会に焦点を当てたプロジェクト「BIND」と東京オリンピック・パラリンピックに焦点を当てたプロジェクト「The Ultimate Victory」(TUV)、アスリートやコーチにアプローチして世界に福音のインパクトを与える「The Fellowship of Christian Athletes」(FCA)、国内外のスポーツミニストリー情報やリソースを共有する超教派クリスチャン・ネットワークの日本国際スポーツパートナーシップ(JiSP)のリーダーが参加した。

「Engage2015」は、2015年のラグビーワールドカップイングランド大会開催期間中に、英国の教会が地域と関わるためのアイデアや伝道ツールを提供するため、全国の教団・教派、キリスト教団体がパートナーシップを組んで行ったキャンペーンだ。クリスチャンのラグビー選手の証しも掲載されている新約聖書を2万部発行・配布、子どもや青年向けのパンフレット・DVDの作成・配布、有名なラグビー選手のインタビュー映像の撮影・配信、スマートフォン用アプリの開発・配信など、さまざまなアプローチでワールドカップを通して教会と人々がつながるきっかけを創出した。

また、地域のラグビークラブと夏祭りを共催したり、ラグビー選手とその家族やサポーターをもてなしたり、ラグビーと深い関係のあるクリスチャンの講師を招いてのスポーツクイズ大会を開催するなど、イベントを通して実際に教会が地域宣教への可能性を見いだすための手助けをした。

こうした働きの結果、約2千人が新たに地域教会とつながり、ワールドカップ閉幕後も多くの人がアルファ(旧アルファコース)などの聖書の学びに定期的に参加し続けている。何より、初めてスポーツミニストリーを体験した多くの教会が、地域宣教により積極的に取り組んでいこうという使命感を強めるきっかけになったという。英国全体の千の教会が、普段の伝道集会を従来の在り方からラグビーをテーマにしたものに変更したり、スポーツ観戦イベントを継続して開催していく予定だ。オンラインでの情報配信でもデジタルメディアが大いに用いられ、関連するウェブサイトやSNS全体で、約150万もの人々の関心を集めることができた。

Vision2020特別会議 ラグビーW杯英大会の宣教リーダーを招き、東京五輪に向けてビジョンを共有
ラグビーワールドカップイングランド大会期間中、英国中の教会にさまざまなツールを提供して伝道に大きく貢献した「Engage2015」のコミュニケーション長デイビッド・ストレットン・ダウンズ氏が、その取り組みの成果を報告した。(写真:7MEDIA提供)

こうした英国での取り組みに続けと、日本でもすでに、2020年に向けてさまざまな働きが進められている。世界的な祈りと伝道のムーブメントを日本で展開するSHINE Japanは、各地域の教会やミニストリーが手を取り合い1つになってその地域の人々へと届いていくことを目指し、今年で4年目となる。年々その輪は大きくなっており、2017年には東京、横浜、名古屋、大阪の4都市、19年にはラグビーワールドカップが開催される12都市、20年以降には全国にこのムーブメントが広がることをビジョンに掲げている。

FCAからは、今夏のリオデジャネイロオリンピック・パラリンピック期間中に、ブラジルで展開されたさまざまなミニストリーについて紹介があった。実際に視察したメンバーは報告の中で、▽オリンピックに際しては海外から次々と宣教団体がやって来るので、受け入れる備えをすべきである、▽日本の教会全体が一致して祈りの戦略を立てていくことが重要、▽日本の伝道者が海外のオリンピックミニストリーやスポーツミニストリーから戦略的なトレーニングを受ける必要がある、▽国内外のパートナーシップを通して、海外の現存の伝道モデルを日本文化の背景に当てはまるように適応していくべきである、という4つを提言した。

各団体のプレゼンを通して、ラグビーワールドカップとオリンピックにおける具体的なミニストリーの前例、日本における可能性を共有した後、ディスカッションが行われ、これからどのように協力して働いていくことができるか、アイデアを出し合い、「Vision2020」としてビジョンの一致を図った。

主催した7MEDIAは、「来たる世界的なスポーツイベントは、日本にとって前代未聞の伝道の機会となるだろう。新しく始まっていくスポーツミニストリーの働きを通して、教会が地域と強いつながりを持ち、日本の次世代に焦点を当てていくことができればと願う。世界からも多くの人々が日本にやって来るので、メディアを通してつながりを深めながら、神が下さったこの機会を最大限に生かしていこう」と、全国のクリスチャンに呼び掛けている。

プレゼンした4つの団体はみなJiSPの賛同団体に名を連ねているので、今後も引き続き、毎月持たれているJiSPのミーティングで、Vision2020に向けてどのような取り組みができるのかを検討し、活動の認知度を高めるための情報発信に力を注いでいくという。

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