Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 文化

「死にたい」と泣き叫んだ高校時代 シンガーソングライター Migiwa さん

2016年10月17日22時50分
  • ツイート
印刷
関連タグ:Migiwa
「死にたい」と泣き叫んだ高校時代 シンガーソングライター Migiwa さん+
観客の前で賛美する Migiwa さん。「神様を賛美する者として、恥ずかしくない生き方をしたい」と話す。

幅広い年齢層から絶大な人気を誇るシンガーソングライターの Migiwa さん。透き通るその歌声と軽快なトークに魅了されるファンも多い。今年初め、音楽事務所から独立。現在は、マネージメント業務も自らが行っている。Migiwa さんに話を聞いた。

クリスチャンの両親のもと、5人姉弟の末っ子として、神奈川県川崎市で生まれ育った。逆子で生まれてきた Migiwa さんに、「この子は、本当に丈夫に育ってくれるのかしら」と不安を覚えていたという母親が、「主はわたしを緑の牧場に伏させ、いこいのみぎわに伴われる」(詩篇23篇2節)の聖句を信じ、奮起したことから、「みぎわ」と名付けたのだという。

内気でおとなしく、恥ずかしがり屋だったという幼少期。幼稚園に行くのも、小学校に行くのも、「嫌で嫌でしょうがなかった」。毎朝のように母親を困らせては、泣き叫びながら、しぶしぶ学校へ。低学年の時にいじめに遭うものの、本人にとって、それは大きな問題ではなかった。とにかく、人の輪の中に入っていくのが何よりもおっくうだったという。

中学生になると、人間関係も勉強もどちらも苦痛に。心と体のバランスを保つのが難しい思春期にさしかかり、ますます自分の殻の中に閉じこもるようになった。母親に相談しようにも、「祈って育てる」を貫く母は、Migiwa さんの苦悩に耳を貸すこともなく、本人も母親に気持ちを打ち明けることはなかった。

そして中学3年生になる頃には、不登校に。部屋に鍵をかけ、誰も自分の世界に入ってこられないようにしていたという。食事の時は、家族と一緒に食べていたが、それ以外は部屋の中で、ギターを弾いたり、好きな音楽を聞いたりして過ごした。「その頃は、携帯やパソコンなんてなかったので、SNSやゲームにハマるということはありませんでした」と話す。

高校は定時制の学校へ進学したものの、長くは続かず、退学。再び、ひきこもり状態に。社会から断絶した生活を送っていくうちに、「自分はいらない人間なのではないだろうか」「自分は、なぜこの世に生まれてきたのだろう」と思うようになった。娘のひきこもりに、母親もノイローゼ気味に。そんな母の苦悩をよそに、毎日のように「死にたい、死にたい」と泣き叫んでいた。

しかし、唯一 Migiwa さんが出掛けられるのが、教会だった。日曜日の朝は、家族と共に教会へ。自分を無条件に受け入れてくれる場所だと感じていた。ある日、牧師が語った御言葉は、Migiwa さんの心の奥深いところに刺さった。

「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」(イザヤ43:4)

この御言葉を受けて、少しずつ外に出るように。同時に、大好きだった歌を教会などで披露するようになっていた。「恥ずかしがり屋は相変わらずだったが、歌を歌うときは、不思議とそれを感じず、歌えることにただ感謝と喜びを感じていた」という。

それから7年後、突然、Migiwa さんを予期せぬ病が襲った。「咽頭肉芽腫」というその病は、ストレスが主な原因の声が出なくなる病気だった。歌うことはおろか、話すことさえできなくなり、コンサートなども全てキャンセル。活動休止に追い込まれた。

「あの時の私は、どこか高慢になり、『神様を賛美している』と口では言っていても、優越感におぼれ、最低な賛美者だったと思います。きっと、神様が『これ以上、歌うのはやめなさい』とストップをかけたのかもしれません」と当時を振り返る。

その後、失意の中、渡米、弟子訓練を受けた。自分の中にある本当の罪に気付き、今度こそ心から神様を賛美しようと心に決めると、不思議と喉は癒やされていった。

2010年、音楽活動を再開。翌年、東日本大震災が発生すると、ボランティア活動や避難所などでの演奏活動を始めた。その活動は現在まで続き、数カ月おきに被災地を訪れ、歌声を届けている。

「今、ひきこもりや不登校をしていて、本人はもちろん、周りのご家族も暗闇の中にいる方々がいると思います。今は、インターネットが発達して、ひきこもりもさらに複雑化していると聞きます。よく、ご相談を受けるのですが、私には解決方法などは分かりません。ただ、祈ることしかできませんが、少なくとも経験のある1人として、ひきこもっている子の気持ちは少し分かる気がするのです。私のような人の前に出ることなんて、夢にも思わなかった少女時代を過ごした人でも、神様のご計画と時があり、今は大好きな音楽を仕事にすることができています。どうか祈りをもって、絶望せず生きてほしい」と話す。

Migiwa さんは、現在、コンサート活動で全国を飛び回っている。「もうほとんどの県に伺いましたが、なぜか長崎県だけは行ってないのです。長崎県を含め、まだまだ知らない土地に行って、神様の言葉を届けたいと願っています。自分で、1からコンサートの準備をすることで、より訪れる教会との関係が密になり、祈りつつ、その日を迎えることが多くなったように感じています。『謝礼』についても遠慮なくご相談ください」と話す。

コンサート、イベントなどは、メール([email protected])で相談のこと。

関連タグ:Migiwa
  • ツイート

関連記事

  • 教会と地域の和やかな交流イベント「だれでも音楽会2016」所沢市の同盟基督・北秋津キリスト教会で

  • 聖書で見るシネマ(1)「天使にラブ・ソングを2」から日本宣教の切り口が見える! ~from gospel to Gospel~①

  • 「命ある限り神様に賛美をささげていきたい」日本クリスチャン音楽大学、第1期生による卒業演奏会開催

  • 【インタビュー】賛美と手品と子育てと クリスチャンシンガーTAKEOさん

  • 賛美に合わせてエクササイズ! 元ものまね芸人が指導する「賛美クス」

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.