天に召された魂から学ぼう 万代栄嗣

2016年8月22日07時44分 コラムニスト : 万代栄嗣 印刷
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「神のみことばをあなたがたに話した指導者たちのことを、思い出しなさい。彼らの生活の結末をよく見て、その信仰にならいなさい。イエス・キリストは、きのうもきょうも、いつまでも、同じです」(へブル人への手紙13章7、8節)

今日の箇所は、2千年前に初代教会が誕生してから、何十年もたったときに書かれた手紙です。次々と教会が誕生し、歴史が積み重ねられ、指導者が迫害や高齢化によって亡くなっていく中で、神の御言葉をあなたがたに話した指導者たちのことを思い出し、習いなさいと語ります。その方法は・・・。

1. 人となりをはっきりと思い起こす

神の御言葉、信仰の手ほどきを与えてくださった人がいなければ、私たちは神を信じることができなかったかもしれませんし、人生の色合いも、全く変わっていたでしょう。パウロは「神の恵みによって、私は今の私になりました」(Ⅰコリント15:10)と語り、自分の力ではないことを認め感謝しています。

私たちも、愛を注ぎ御言葉を語ってくれた教会の指導者、いつも祈ってくれた両親、信仰の友、お一人お一人を思い起こし、あなたが神を信じ、備えてくれた恵みで今の私になりましたと感謝しようではありませんか。

2. 人生を総括して見る

お一人お一人が、どのような人生を歩まれたか、生き様、人となりを総括して見なさいと聖書は語ります。私たちは生身の人間ですから、けんかをしたりしたこともあったかもしれません。しかし、「木を見て森を見ず」というように、部分ではなく全体を見て、その生き様は、神によって導かれ私たちにとっても祝福でありましたと、心から感謝したいと思います。

3. その信仰に習う

お一人お一人から今も学ぶことが大切です。私たちは、進歩と引き替えに、本当に大切なものを積み重ねることを忘れています。聖書は「いつまでも残るものは信仰と希望と愛です」(Ⅰコリント13:13)と語ります。どんなに社会が進歩しても、人間の命にとって大切なものは変わりません。自分の損になっても愛することです。

私たちが学ぶべきことは、親の遺産など、目に見える物やお金ではなく、私たちへの愛や、人を赦(ゆる)し、遜(へりくだ)り、神の前に悔い改め、希望を失わないで祈り続ける生き様です。いつまでも残り続けるものを受け継いでいこうではありませんか。

4. キリストはいつまでも同じです

私たちが、この地上での人生を終えたとき、神のもとへ帰っていける保証はどこにあるでしょう。それは、御子イエスが全人類に代わって、罪の罰を受けてくださり、その身代わりの死と、3日目の復活により、イエスを救い主として信じる者に、罪の赦しを与えてくださったことにあります。イエスが、天国と地上を結ぶ唯一の救いです。

そして、「イエス・キリストは、きのうもきょうも、いつまでも、同じです」(へブル13:8)、この変わらないキリストの愛と命の保証によって、先に召された方も私たちも天に行くのです。罪あるまま地獄に沈まないよう、天に召された人々の信仰を感謝し、学び習い、受け継いでいきましょう。

万代栄嗣

万代栄嗣(まんだい・えいじ)

松山福音センターの牧師として、全国各地、そして海外へと飛び回る多忙な毎日。そのなかでも宗教を超えた各種講演を積極的に行っている。国内では松山を中心に、福岡、鹿児島、東京、神戸、広島、高松にて主任牧師として活動中。キリスト教界のなかでも、新進気鋭の牧師・伝道者として、注目の的。各種講演会では、牧師としての人間観、ノイローゼのカウンセリングの経験、留学体験などを土台に、真に満足できる生き方の秘訣について、大胆に語り続けている。講演内容も、自己啓発、生きがい論、目標設定、人間関係など多岐にわたる。

また、自らがリーダー、そしてボーカルを務める『がんばるばんど』の活動を通し、人生に対する前向きで積極的な姿勢を歌によって伝え続け、幅広い年齢層に支持されている。国外では、インド、東南アジア、ブラジル等を中心に伝道活動や、神学校の教師として活躍している。

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