西南学院100周年、バークレー院長が教育同盟定時総会で講演

2016年7月15日16時37分 記者 : 坂本直子 印刷
+西南学院100周年 理事長・院長のバークレー氏がキリスト教学校教育同盟第104回定時総会で講演
西南学院大学(写真:Muyo)

キリスト教学校教育同盟第104回定時総会が6月10、11の両日、西南学院大学(福岡市)で行われた。その中で、今年創立100周年を迎えた西南学院の理事長で院長のG・W・バークレー氏が、「西南学院100周年を迎えて」と題して講演した。

講演は、定時総会の特別プログラムとして1日目に行われた。西南学院は、今から100年前に、米国南部バプテスト連盟外国伝道局から宣教師として派遣されたC・K・ドジャーによって福岡市に創設された。生徒104人と教師9人という小さな男子校からスタートした同学院は、現在では、大学、大学院、高等学校、中学校、小学校、幼稚園と保育園を擁する学生・在園児数1万1千人の総合学園へと発展した。バークレー氏は「福岡市と共に成長してきました」と語った。

続けて、これまでの道のりが決して平坦なものではなかったことを話し、創設者ドジャーのあつい信仰が、時には学生との軋轢(あつれき)を生じさせることがあったことも伝えた。バークレー氏は、「しかしながら、C・K・ドジャーをはじめとする宣教師の尽力によって、キリスト教主義を貫き、第2次世界大戦前から受けた弾圧と苦難の時代を乗り越えた功績は大変大きなものがあります」と述べ、「その苦労は、キリスト教系の学校であれば共に理解し合えるところだと思います」と話した。

バークレー氏は、キリスト教主義学校の「暗い時代」に学校を守り続けた先人たちに敬意を表し、自分たちにはその思いを後世へとつなぐ役割があると訴えた。その上で、同学院が100周年を迎えるに当たって、10年前から「Thanks and Next!~一粒の麦から、次の100年に向かって~」というキャッチコピーのもと、さまざまな記念事業を進めてきたことを伝えた。

同事業の基本コンセプトは、「人や地域との絆、感謝・貢献」「世界に貢献できる人間教育」「時代を先取りする学術研究」「守り伝える建学の精神」。これらのコンセプトに従って行ってきた事業として、西南学院史資料センターと学院史展示室を設置した西南学院百年館(松緑館)と新大学図書館の建設を紹介した。

また、5月17日に創立100周年記念式典・講演会、合同同窓会総会、記念祝賀会が盛大に行われ、その記念式典において、次の100年に向けて、バークレー氏と大学生、高校生、中学生、小学生から各2人の代表で「未来宣言」を発表し、「平和を作り出し、平和な社会で活躍したい」という夢を述べたことを話した。

バークレー氏は、「学院では、彼らが人生の使命と夢を見つけ、成し遂げることができるように、建学の精神である『キリストに忠実なれ』を基にした『奉仕する精神』を一人一人に宿すことができるような教育を行っていきます」と語った。

現在同学院では、建学の精神と学院の使命を実現するために「西南学院ビジョン2016-2025」を策定し、学院および大学から保育園までの各校と各園で中長期計画を開始したところだ。バークレー氏は、「創立100周年を機に、未来にわたって子どもたちの夢をかなえられる教育を行えるよう、今後も努力してまいりたい」と結んだ。

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