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世の終わりを見つめての信仰 万代栄嗣

2016年4月26日12時40分 コラムニスト : 万代栄嗣
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「イエスが、宮から出て行かれるとき、弟子のひとりがイエスに言った。「先生。これはまあ、何とみごとな石でしょう。何とすばらしい建物でしょう。」すると、イエスは彼に言われた。「この大きな建物を見ているのですか。石がくずされずに、積まれたまま残ることは決してありません。」・・・ペテロ、ヤコブ、ヨハネ、アンデレが、ひそかにイエスに質問した。「・・・いつ、そういうことが起こるのでしょう。また、それがみな実現するようなときには、どんな前兆があるのでしょう。」そこで、イエスは彼らに話し始められた。・・・」(マルコ13:1~13)

熊本地震は現在も余震が続き、熊本県外にも被害は広がっています。地震が一刻も早く収束しますよう、また、被災地の方々を主が守ってくださいますよう日々お祈りしています。

相次ぐ地震、津波、大型台風などが去来すると「世の終わり」が来ているのか、という思いがやってきます。「世の終わり」「イエスの再臨」ということは、確かに聖書に約束として記されています。それにちなむイエスの教えに、今日は目を留めたいと思います。

今日の聖書箇所の冒頭では、弟子が神殿の建物の素晴らしさに感嘆の声を上げています。その時、イエスは非常に重要なことを言われました。形ある物は必ず崩れる(13:2)、始まりのあるものは、いつか必ず終わりが来る。これは聖書の中を貫いている一つの教えの原則です。

「世の終わり」がいつ来るかは誰にも分かりません。このことに対して、私たちがクリスチャンとして受けとめておくべき大切な四つのポイントを確認しましょう。

1. イエスの福音が全世界に満ち溢れる

「世の終わり」の前には、イエスの救いのメッセージが全世界に伝わっていなければなりません(10)。神の御業の完成のために、私たちクリスチャンが、自発的に福音伝道に励むことを忘れてはいけません。イエスを積極的に証ししようではありませんか。

2. 聖霊がますます力強く働く時代となる

私たちの努力だけでは、イエスを証しすることはできません。私たちは聖霊を体験するべきです。私たちは何を語ればよいか分からないけれど、聖霊が語らせてくださるのです(11)。

聖霊が私たちと共に働き、神の御業を実現してくださるのです。「世の終わり」に向けて、今以上にもっともっと力強く私たちの教会に神の御霊が働き、人々が癒やされ、悪霊が追放され、しるし、不思議、奇跡が起こるような、聖霊の御業を体験するようになるのです。クリスチャンが果たすべき使命はまだたくさんあるのです。

3. 信仰が覚醒する

私たちは、「世の終わり」だといたずらに騒いだり心配したりせずに、目を覚ましていなければなりません。私たちの信仰は、いつも目覚めていてこそ神の御業をうかがい知ることができるのです(28~33)。「世の終わり」に向かうとき、クリスチャンの信仰はもっと熱心になるのです。

4. 神の言葉は永遠に立つ

イザヤ書40章8節の御言葉と相通じるように、イエスも「わたしのことばは決して滅びない」と言われました(31)。それはすなわち、神が私たちに与えてくださった福音です。

神が愛し選んでくださり、あなたは救われ、永遠の命まで約束されていて、この約束や神のお言葉は何ら色あせることはありません。イエスがあなたを選び、救い、永遠の命まで与えてくださり、この地上での使命まで与えてくださったのです。

このクリスチャンの信仰は、なんら揺るがないことを感謝しましょう。「世の終わり」は、自分の人生の終わりにも通じています。私たちの一生も終わりに向かっているのです。「世の終わり、自分の死」を意識しながら、クリスチャンとしての確信を持って主と共に歩んでまいりましょう。

◇

万代栄嗣

万代栄嗣

(まんだい・えいじ)

松山福音センターの牧師として、全国各地、そして海外へと飛び回る多忙な毎日。そのなかでも宗教を超えた各種講演を積極的に行っている。国内では松山を中心に、福岡、鹿児島、東京、神戸、広島、高松にて主任牧師として活動中。キリスト教界のなかでも、新進気鋭の牧師・伝道者として、注目の的。各種講演会では、牧師としての人間観、ノイローゼのカウンセリングの経験、留学体験などを土台に、真に満足できる生き方の秘訣について、大胆に語り続けている。講演内容も、自己啓発、生きがい論、目標設定、人間関係など多岐にわたる。

また、自らがリーダー、そしてボーカルを務める『がんばるばんど』の活動を通し、人生に対する前向きで積極的な姿勢を歌によって伝え続け、幅広い年齢層に支持されている。国外では、インド、東南アジア、ブラジル等を中心に伝道活動や、神学校の教師として活躍している。

■ 【新企画シリーズ】動画「万代栄嗣のFUKABORI説教論!」

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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