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「わたしは、戸の外に立ってたたく」 穂森幸一(30)

2016年4月8日21時17分 コラムニスト : 穂森幸一
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これは米国の教会を訪問していたときに聞いた、ある伝道者のメッセージです。「ある地方に、姿を変えられたキリストが現れました。そして、その町の教会を訪問されました。しかし、どの教会に行っても『あなたはどなたですか』とか『どこの出身ですか』あるいは『誰の紹介ですか』としきりに尋ねられました。『今は時ではないので、名乗れません』と答えられると、中に入れてもらえなかった」というエピソードです。

教会に人が来ないとか、クリスチャンの数が減少しているというニュースを聞くことがあります。もし教会が閉鎖的になり、新来会者が入りにくい雰囲気を持っているとしたら、ますます少なくなっていくのではないでしょうか。

ある神学校の校長は、退職してから自分の教え子が牧師をしている教会の礼拝に予告なしに出席して、入りやすさとか雰囲気をチェックしておられるという話を聞いたことがあります。この先生は教え子のことをとても考えていて、何とか成長するきっかけを見いだせないか労を取っておられると思います。

ある町の教会に外国籍の牧師が赴任して来られました。この牧師は、誰か教会に来ると必ず「歓迎します」と「祝福がありますように」と繰り返し言っておられました。「どこから来ましたか」などとは絶対に口にしませんでした。会うたびに「歓迎します」と言っていました。この教会はいつの間にか満席になっていました。余計なことを尋ねられることなく歓迎してくれる教会に、人々は心地よさを感じていたそうです。

新約聖書のヨハネの福音書9章に、イエスが生まれつき目の不自由な方を癒やされたという記事があります。目が見えるようになった人は、イエスがキリスト(救い主)であるということを告白して、ユダヤ人たちに会堂から追放されたとあります。

「イエスは、彼らが彼を追放したことを聞き、彼を見つけ出して言われた。『あなたは人の子を信じますか。』その人は答えた。『主よ、その方はどなたでしょうか。私がその方を信じることができますように。』イエスは彼に言われた。『あなたはその方を見たのです。あなたと話しているのがそれです。』彼は言った。『主よ。私は信じます。』そして彼はイエスを拝した」(ヨハネ9:35~38)

イエスは社会から追放された人、迫害された人を探し出し、受け入れてくださいます。そのような人々を受け入れる交わりが求められているのではないかと思います。

これはある会社の重役に聞いた話です。その会社の社長にはいつも側近がついていて、社長の表情がすぐれないと思ったら、「すぐ社長室に入ってください」と助言するそうです。

社長室ではどんなに不安な表情、心配な顔をしてもいいというのです。そのための社長室だというのです。「穏やかな表情になり、いい顔ができるようになってから、社長室を出られたらどうでしょうか」と側近は勧めたそうです。社長の表情一つで社員や取引先が不安になることもあるそうです。

「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい」(Ⅰテサロニケ5:16~18)

仕事の発注が少ないときは、経営者の表情がさえないときかもしれません。その時は、祈りの部屋に駆け込み、全てのことを感謝することで、いい表情が与えられ、仕事も与えられるかもしれません。

はやっていない店に行くと、「近づいてはいけません。何しに来ましたか」というバリアを感じることがあります。喜びに満たされているところには、いつの間にか人々も引き付けられてきます。マイナス思考からプラス思考に切り替え、否定的な言葉ではなく、前向きの言葉を発するときに、心の扉をノックしておられるキリストの声が聞こえるのかもしれません。

「見よ。わたしは、戸の外に立ってたたく。だれでも、わたしの声を聞いて戸をあけるなら、わたしは、彼のところに入って、彼とともに食事をし、彼もわたしとともに食事をする」(黙示録3:20)

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◇

穂森幸一

穂森幸一

(ほもり・こういち)

1973年、大阪聖書学院卒業。75年から96年まで鹿児島キリストの教会牧師。88年から鹿児島県内のホテル、結婚式場でチャペル結婚式の司式に従事する。2007年、株式会社カナルファを設立。09年には鹿児島県知事より、「花と音楽に包まれて故人を送り出すキリスト教葬儀の企画、施工」というテーマにより経営革新計画の承認を受ける。著書に『備えてくださる神さま』(1975年、いのちのことば社)、『よりよい夫婦関係を築くために―聖書に学ぶ結婚カウンセリング』(2002年、イーグレープ)。

株式会社カナルファホームページ
穂森幸一牧師のFacebook

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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