Skip to main content
2022年5月23日17時38分更新
Go to homepage
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

キリスト教徒に対する残忍な暴力に「深いショック」広がる 衝突で数百人死亡 ナイジェリア

2016年3月9日22時50分 翻訳者 : 木下優紀
  • ツイート
印刷
関連タグ:ナイジェリアボコ・ハラム国際キリスト教コンサーン(ICC)
キリスト教徒に対する残忍な暴力に「深いショック」広がる 衝突で数百人死亡 ナイジェリア+
ボコ・ハラムによる襲撃を受け、ナイジェリア北部と国境を接するニジェールに国境を越えて逃れてきた難民たち。写真は、ディファ地域にある国境沿いの村ボソで、国連世界食糧計画(WFP)による食糧配給が行われている様子(写真:欧州委員会人道援助局 / アノーク・デラフォートリエ)

ナイジェリアが過激派組織「ボコ・ハラム」などとの戦闘を繰り広げる中、ナイジェリアの中央ベルト地帯で発生しているフラニ族イスラム教徒による襲撃で、数百人が殺害され、キリスト教徒は重点的に標的とされているという報道が多くなされている。

BBCニュースによると、ナイジェリアのムハンマド・ブハリ大統領は、幾つかの村で合わせて数百人の死者が出るほどの暴力の規模に「深いショック」を受けていると表明し、牧畜民のフラニ族とナイジェリア中東部ベヌエ州の農民との間の民族間衝突について調査を命じた。

ブハリ大統領は、「私たちは実際に何が起こったのかを知るために、調査を指揮します。この暴力を一度に、かつ永続的に終結させる唯一の方法は、一つの事件を精査しその先を見据え、どんな要素が対立の背後にあるのかを確かめることです」と語り、「私たちは皆一つの国家、一つの国民です。ナイジェリアの全ての民族は、これまで何十年にもわたって共に生活してきたのに、今になって共に住むことができなくなるようなどんな理由も存在すべきではありません」と述べた。

この襲撃によって、村民約7千人が追放されたとも報じられた。

国際キリスト教コンサーン(ICC)などの迫害監視団体は、これらの暴力の多くがナイジェリア人口の約半数を占めるキリスト教徒を標的としていることを指摘した。

ICCアフリカ支部長のトロイ・オーガスティン氏は、「牧畜民のフラニ族がナイジェリアの中央ベルト地帯に住むキリスト教徒に対して野蛮な暴力を振るい続けているその残虐性の程度は、もはや低いとすることはできません。ICCは、人類の悲劇と暴虐の中にあって、この地域で現在も進行するこの組織的な人口減少を非難します。一連の襲撃のそれぞれが同じ悲劇の物語を語る中、キリスト教徒は恐怖の中で、放火、なたによる暴力、銃撃などの脅威に継続して晒(さら)されています」と話した。

「この地域でキリスト教徒が耐え続けている暴力が頻度と野蛮さを増していくのを目の当たりにし、現実に人が亡くなっていることやキリスト教徒が置かれている苦難に対して鈍感になってはなりません。ナイジェリア当局は、これらの犯罪を処罰することなく放置したり、単なる資源をめぐる争いや歴史的な民族間の緊張だと都合良く見なさず、いかなる原因があろうとも、生命や財産に対する脅威から全てのナイジェリア国民を守るという初めの任務に従うべきです」

ICCは、ナイジェリア当局が一連の襲撃を、牧草地か農地かをめぐる土地にまつわる歴史的な争いと見ており、キリスト教徒を標的としていることを直視していないと述べた。

しかし、2015年には、フラニ族による大量殺人の報告が幾つかあった。同年5月のプラトー州での襲撃では70人以上のキリスト教徒が殺害され、教会堂や家屋に放火された。

ナイジェリアの新聞社「ガーディアン」のシニアジャーナリストで専務のエメカ・イゼゼ氏は取材に対し、一連の事件は国内外で広く報じられていないと述べ、政府はこの問題を取り扱うことに失敗していると指摘した。

イゼゼ氏は、「政府は十分な対処をしていません。荒廃しつつある治安状況を否定しているか、軽く見なしているかです」と述べた。

イゼゼ氏は、ボコ・ハラムとフラニ族の間に幾ばくかの関連があること、またボコ・ハラムの戦闘員の多くは民族的、文化的にカヌリ族に属しているが、村々に対する襲撃の一部を牧畜民に偽装して行っていることを明かした。

さらに、フラニ族の一部は警察の尋問の中で、ボコ・ハラムのメンバーであることを認めた。

当時イゼゼ氏は、「これまで、誰もこの二者の間のつながりの線を描くことができませんでした。しかし彼らの活動は、特にキリスト教徒や教会に対する襲撃で最大限の混乱を引き起こすという点で類似しています」と語った。

ICCの報告によると、ICCはナイジェリア政府に対し、たとえ盗まれた家畜を所持していたことが証明されたとしても、一連の襲撃の責任の一部をキリスト教徒の農家に帰すことをやめるよう呼び掛けている。

ICCは、「たとえ家畜の盗難被害という未確認の報告が報復の端緒であったことが真実だったとしても、フラニ族がナイジェリア中央ベルト地帯で起こしている苦難の範囲や規模は非常に不釣り合いな応答です。故に、その説明は合理的な信ぴょう性を欠きます」とコメントした。

※この記事はクリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:ナイジェリアボコ・ハラム国際キリスト教コンサーン(ICC)
  • ツイート
▼関連記事を見る  ▼クリスチャントゥデイからのお願い

関連記事

  • 2015年は世界中のキリスト教徒にとって最も致命的 オープン・ドアーズの「ワールド・ウォッチ・リスト」発表

  • イスラム過激派の襲撃続くナイジェリアでアフリカ最大のイエス像公開

  • ジャスティン・ウェルビー・カンタベリー大主教、シリアでの武力行使を支持

  • ナイジェリアの教団代表「ボコ・ハラムに教会員8千人が殺された」

  • 「イスラム国」、エリトリア難民88人をリビアで拘束 キリスト教徒も

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(147)献身的な信仰者を求める日本社会(3)広田信也

  • アルケゴス社のビル・ファン氏、逮捕・起訴される 無罪主張

  • 世界福音同盟と国際ユダヤ人委員会がエルサレムで歴史的会合 共通の関心事を模索

  • 燃えない症候群 佐々木満男

  • 教会でウクライナ支援コンサート、現地で難民支援するハンガーゼロのスタッフが報告

  • ニューヨーク便り(4)日常に「ゴールデンルール」があるニューヨーク

  • 永遠のいのちを与えられた私たち 万代栄嗣

  • 小塩節・フェリス女学院元理事長死去 ドイツ文学者、キリスト教功労者

  • 神の子どもとされる特権 さとうまさこの漫画コラム(35)

  • 「入管体制の抜本改革を」 日本キリスト教協議会が岸田首相に要請文

  • 「天の故郷」に帰った小坂忠さんに最後のお別れ 思い出のホールで追悼告別式

  • ひとり子を十字架につけられる程の愛 小坂忠

  • 米教会で銃乱射事件、1人死亡5人重軽傷 教会員らが容疑者取り押さえ

  • 米教会銃乱射、牧師や信徒が命懸けで容疑者取り押さえ 犯行動機は台中関係への不満か

  • 元外務官僚の牧師、日本維新の会の参院比例区支部長に

  • 「祈り」と私たちの距離を教えてくれる良書 『大学の祈り』

  • ニューヨーク便り(4)日常に「ゴールデンルール」があるニューヨーク

  • 「流浪の月」 人の「分かり合えなさ」を映画ならではの手法で描く傑作

  • 同志社大神学部・神学研究科が公開シンポ「戦争と同志社」 戦時下知る有賀誠一氏が講演

  • 第4回日本ゴスペル音楽祭、4年ぶりオンラインで念願の開催

  • 「天の故郷」に帰った小坂忠さんに最後のお別れ 思い出のホールで追悼告別式

  • シンガー・ソングライター、牧師の小坂忠さん死去 73歳

  • 元外務官僚の牧師、日本維新の会の参院比例区支部長に

  • ひとり子を十字架につけられる程の愛 小坂忠

  • 16歳の高校生、洗礼受けた数時間後に銃弾受け死亡 米フロリダ州

  • 世界最高齢の田中カ子さん死去、119歳 戦後クリスチャンに 教会で幼稚園開設

  • 「悪」はいかに伝染するか 「心の闇」描くサイコサスペンス映画「死刑にいたる病」

  • 同志社大神学部・神学研究科が公開シンポ「戦争と同志社」 戦時下知る有賀誠一氏が講演

  • 米教会で銃乱射事件、1人死亡5人重軽傷 教会員らが容疑者取り押さえ

  • 神学書を読む(79)これぞ誰でも手にできる「組織神学」の本! 橋爪大三郎著『いまさら聞けないキリスト教のおバカ質問』

編集部のお勧め

  • ひとり子を十字架につけられる程の愛 小坂忠

  • 同志社大神学部・神学研究科が公開シンポ「戦争と同志社」 戦時下知る有賀誠一氏が講演

  • 第4回日本ゴスペル音楽祭、4年ぶりオンラインで念願の開催

  • 「妥協しない」テーマに ジーザス・レインズ、終戦記念日の8月15日開催へ

  • 「必ず日本にリバイバルは起こる」 首都圏イースター、高木康俊牧師がメッセージ

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 論説委員・編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2022 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.