ハンドフルートとゴスペルの調べがつなぐ絆 佐々木良子宣教師支援コンサート

2016年2月29日12時30分 記者 : 坂本直子 印刷
+ハンドフルートとゴスペルの調べがつなぐ絆 佐々木良子宣教師支援コンサート
4月からドイツのケルン・ボン日本語キリスト教会に宣教師として派遣される佐々木良子氏=27日、日本基督教団小松川教会(東京都江東区)で

ドイツのケルン・ボン日本語キリスト教会に4月から派遣される佐々木良子宣教師の支援コンサート(主催:佐々木良子宣教師を支える会)が27日、佐々木氏が13年間牧師として仕えた日本基督教団小松川教会(東京江戸川区)で開催された。ドイツでの宣教活動を支えたいと集まった人々の思いが、恵み豊かな賛美の調べでつながれていった。

佐々木氏が派遣されるケルン・ボン日本語キリスト教会は、超教派のプロテスタント教会で、日本語を用いてドイツで生活する人々に福音を伝え、分かち合うことを使命とし、この地で暮らす人たちの心の拠り所となっている。コンサートで佐々木氏は、突然の事故で子ども2人を亡くし、生きる希望を失っていたときに、福音によって立ち上がることができたことを証しし、その経験を通して、困難の中にある人々に福音を伝えたいと献身してきたことを語った。

あいさつに立った佐々木氏は、13年間小松川教会で育ててもらったと感謝を述べ、神が支えてくださることを信じて海外宣教を決断したと話した。また、難民の子どもたちの教育にも心を寄せているという。

遣わされる教会も歴史こそ古いが、経済面などで多くの課題に直面している。それでも、「聖書は神にできないことは何一つないと言っている。神にできないことはないという神様を頼って、悔いのないよう、精いっぱいのことをしていきたい」と語った。佐々木氏は「これから行って、何が起きるか見当もつかないでいるが、神様に信頼して、海外宣教という神様の招きに応じていきたいので、皆さんも心に覚えて祈ってくだされば幸いです」と話した。

ハンドフルートとゴスペルの調べがつなぐ絆 佐々木良子宣教師支援コンサート
「CHILDHOOD」のハンドフルート奏者、森光弘

コンサートには、テレビやラジオでも活躍する、世界でただ一人のプロ「ハンドフルート」奏者の森光弘とピアニストの臼田圭介によるデュオ「CHILDHOOD」や、近隣地域で活躍するリトルシード・ゴスペルクワイア、グレートジョイ・ゴスペルクワイア、シンガーズが出演し、これから海外宣教へと出発する佐々木氏にエールを送った。

「CHILDHOOD」の2人は東京音楽大学で出会い、2005年から活動し、国内の活動はもとより、海外においてもニューヨーク、ヒューストン、ロンドン、上海万博などでコンサートを成功させている。ハンドフルートという演奏法は森のオリジナルで、演奏する姿はまるで祈りをささげているようだ。この日は、教会にぴったりの曲を選んだと話し、オリジナル曲を含む6曲を演奏した。

オリジナル曲の「空」について森は、「天気と同じように、心の中は晴れたり、雨降りだったり、いろいろ変化する。そんなとき、雨も受け入れて前を向いて歩いていこうという思いを込めて演奏した」と話した。また、同じくオリジナル曲の「あの日のゴンドラ」では、幼い時の思い出を奏で、最後の「HIKAIRI」では、「世界中ではつらく悲しい出来事がたくさん起きていて、僕たちが今こうして普通に生活できることは感謝なことだと思う。どうぞ世界中の人たちが温かい光に包まれるように」とやさしい音色と共にメッセージを伝えた。

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リトルシード・ゴスペルクワイア、グレートジョイ・ゴスペルクワイア、シンガーズ。「天の窓を開けて私たちの賛美を受け入れてください」と祈り、力強い賛美をささげた。

続いて登場したリトルシード・ゴスペルクワイア、グレートジョイ・ゴスペルクワイア、シンガーズは、合同で「向う岸へ渡ろう」「あの時も今日もとこしえに」「主を仰ぎみて」などの賛美をささげた。三つのクワイアは、普段は別々に練習し、演奏会などに参加しているが、この日は佐々木氏の海外宣教を支えようと全員が一致し、手弁当で参加した。礼拝堂には、力強いゴスペルの歌声が響き渡った。

最後は、佐々木氏へ全員で贈る歌「アメイジンググレイス」を、この日の出演者全員と会衆で賛美した。そして、佐々木氏の感謝の祈りによってコンサートは閉じられた。

主催の「佐々木良子宣教師を支える会」は、予定されている3年間の宣教活動を日本から支えていくために設立された。佐々木氏の霊的・経済的な支援だけでなく、ドイツと日本の宣教の橋渡しとなることを願い、宣教ニュースの発行も予定している。

同会では、海外宣教のための継続した支援を広く呼び掛けている。詳細は、同会のホームページ

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