Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

ジカ熱の「爆発的な流行」受け、ラテンアメリカ諸国が中絶禁止の緩和検討

2016年2月8日23時59分 翻訳者 : 木下優紀
  • ツイート
印刷
関連タグ:中絶
ジカ熱の「爆発的な流行」受け、ラテンアメリカ諸国が中絶禁止の緩和検討+
ジカウイルスの電子顕微鏡写真

世界保健機関(WHO)が1月28日、ジカ熱の「爆発的な流行」として警告を発したことを受け、ラテンアメリカ諸国の政府内では、中絶禁止を緩和する議論が再燃している。ジカ熱は、小頭症の発生と関連のある疑いがある。

申請時の脳が十分発達せず、脳が小さいまま生まれてくる病気「小頭症」がラテンアメリカ諸国で多発している。米クリスチャンポストが1月25日に報じた通り、現地では蚊が媒介するとみられているジカ熱の発生が急増している。

マーガレット・チャンWHO事務局長は記者会見で、ジカウイルスに対する警戒レベルが「極度に高い」とした上で、「ジカウイルス感染と乳児の先天異常や神経疾患の因果関係はまだ特定されていませんが、強く疑われます」と述べた。

チャン事務局長はさらに、「つい最近判明したこの疑いによって、ジカ熱に対する危険性の認識が弱い脅威から警戒すべき存在へと大きく変わりました」とも語った。

チャン事務局長は、この流行が国際的な公衆衛生上の緊急事態に相当するかを検討するため、1日に会議を持った。

この病気は、ラテンアメリカ諸国でパニックを引き起こしている。ジカ熱が流行している国の幾つかでは、女性に対し妊娠しないよう呼び掛けられている。ジカ熱には特定の治療法がなく、感染しても80パーセントが発症しない。

BBCによると、ブラジルでは妊娠に対する呼び掛けはまだ発表されていないが、小頭症の罹患数が3500件報告されている。そして一つの市だけでも、10万人もの人が感染した可能性があると保健職員が明かした。

ガーディアン紙によると、ブラジルの次に感染数が多いコロンビアでは、少なくとも890人の妊婦がウイルスに感染しており、政府当局は女性たちに、6カ月から8カ月妊娠を遅らせるよう呼び掛けている。

アレハンドロ・ガヴィリア保健・社会保障大臣は先週、「リスクについて情報を発し、人々に深刻な結果がある可能性のあることを伝えるのは正しいと考えています」と語った。エルサルバドル政府は女性に対し、少なくとも2年は妊娠しないよう呼び掛けた。パナマは、特にジカ熱が流行している地域の先住民たちに妊娠を避けることを勧め、まだ発生が報告されていないジャマイカでも同様の呼び掛けがなされている。

しかし、当局の職員の中には、ジカ熱が流行しているラテンアメリカ諸国のほとんどはカトリックが優勢で、避妊についての知識を十分与えられていないため、妊娠しないようにとの呼び掛けは「非現実的」だと論じる人もいる。

女性の権利擁護団体「Ipas」の政策アドバイザーで、ブラジルに拠点を置くベアトリス・ガッリ氏は、「女性が妊娠を避けるべきだという類いの呼び掛けは、非現実的です」と述べた。「なぜこの状況の負担を、全て女性にかぶせるのでしょうか」

ブラジルでは、強姦と特定の医療的な状況以外での中絶は違法だ。

ジカウイルスに感染した女性の苦境に同情的なヘシール・コエーリョ・デ・アルカンターラ判事は、もし胎児が小頭症だと診断された証拠を提供できるなら、中絶を認めることができるだろうと述べた。

キリスト保守派諸団体の連合「中絶のないブラジル運動(The Brazil Without Abortion Movement)」は、判事の発言を「受け入れがたい」とした。

カリフォルニア大学サンフランシスコ校で放射線学を教えるジム・バーコビッチ博士は、ニュースサイト「GlovalPost」に、小頭症の診断をもって中絶を行う理由とすることは、十分ではないだろうと語った。

小頭症は胎児の2~3パーセントがかかる病気で、さまざまな原因があり、経過も多岐にわたる。この病気にかかった胎児は、出生前に死亡することもあれば、健康な実りある人生を送ることができることもある。

バーコビッチ博士は、小頭症の胎児の脳を検査することで、深刻な損傷があるのか、それとも適切に発達していないのかを診断することができるとも指摘した。

「もし脳が深刻な損傷を負っているなら、いずれにしろ出生後1年以内に亡くなる赤ちゃんを出産するよりは、妊娠中絶したほうが家族にとってはまだよいかもしれないと私は思います」とバーコビッチ博士は述べた。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:中絶
  • ツイート

関連記事

  • ヒラリー・クリントン氏がキリスト教信仰について語る 「さばきは神にゆだね、オープンであり、寛容であり、敬意を持とう」

  • 「マーチ・フォー・ライフ」 冬の嵐の中、中絶反対派数千人が参加 米ワシントンDC

  • 2015年にクリスチャンに強いインパクトを与えた5つの事件

  • 中絶、性自認、同性婚めぐり キリスト教系団体が共同声明

  • 米国のクリスチャン、過半数が同性愛を支持か

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.