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神の恵みを受けて成長しよう! 万代栄嗣

2016年2月1日06時24分 コラムニスト : 万代栄嗣
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・・・年老いて、今はまたキリスト・イエスの囚人となっている私パウロが、獄中で生んだわが子オネシモのことを、あなたにお願いしたいのです。彼は、前にはあなたにとって役に立たない者でしたが、今は、あなたにとっても私にとっても、役に立つ者となっています。そのオネシモを、あなたのもとに送り返します。彼は私の心そのものです。私は、彼を私のところにとどめておき、福音のために獄中にいる間、あなたに代わって私のために仕えてもらいたいとも考えましたが、あなたの同意なしには何一つすまいと思いました。・・・(ピレモンへの手紙1~25節)

最近のニュースで、日本人は食品に対する過剰な安全意識があるにもかかわらず、利益追求のために不正に横流しをし、その安全が犠牲にされていたことが発覚しました。そして先週話したバスの事故も、同じように利潤追求によって安全はおろか、人の命が失われました。恐いのは、利益の追求のしわ寄せが、最終的にはたった一人の高齢の運転手の背中に負わされていたことです。しかし私たちは、自分の人生を自分が責任者として歩んでいるという事実に目覚めなければいけません。聖書の語る神の恵みと平安を当事者として受け止めましょう。

今日開いた聖書の箇所は、パウロがピレモンという信仰の友にオネシモという人物についてのお願い事をするために書いた手紙です。恵みと平安が与えられ、豊かにされるクリスチャン生活とはどういうものか、ここから四つのことを学びましょう。

1. 神の恵みと平安で変えられる!

オネシモは、ピレモンの奴隷でしたが、何らかの損害を与えてピレモンのもとから逃げ出してしまったのです。当時は赦(ゆる)されない犯罪でした。しかしパウロは、「オネシモは、以前あなたのもとで奴隷として嫌々仕えて役に立たなかったかもしれないけれど、今はクリスチャンとなって心も生き様も変わり、私の分身と言えるほど成長を遂げました」と書き送りました(11、12節参照)。神の恵みと平安を受けると、弱くていい加減だった私たちも成長させられ、良い方向へと変化できることを感謝したいのです。

2. 誰かのために「とりなし」をしよう!

13~16節でパウロは、オネシモのことを、指導者としての立場でピレモンに命令するのではなく、愛をもってとりなしています。神様から恵みと平安をいただいて成長していくと、私たちは「わが事だけ」に真剣になるのではなく、誰かのために真剣にとりなして愛を注げる人にまでなれることを感謝しましょう。

3. 「赦す」という選択肢が与えられる!

パウロは、ピレモンの正義感からくる当然の怒りを理解しつつも、オネシモに対する赦しを求めています。怒って復讐を果たすことも、裁いて損害賠償を請求することも、この世の法律で認められた当然の権利で、正しいのです。しかし、神の御心の中には、「赦す」というさらに高い品性があり、それがキリストによって私たちにも与えられる可能性を受け止めましょう。生きていく中で、親しい人とトラブルになることもあるでしょう。もちろん損害賠償を請求する権利はあるのですが、「赦す」という選択肢もあります。心の中に赦せない人がいるでしょう。神の前までその心を持って行きますか?「それ以上怒るとあなたの心が傷つくぞ」と神に言われていませんか?

4. 自分の責任でできることをしよう!

パウロはオネシモの負債を自分が支払うと申し出ました。当時の手紙は書記によって書かれることが多いのですが、この手紙はパウロが自筆で書いています。つまり、パウロの魂からの願い事なのです。私たちは、さまざまな問題を人のせいにせず、自分が解決するためにクリスチャンとして自分の責任で行動しましょう。自ら行動し自ら信仰を働かせることのできる人になりましょう。

◇

万代栄嗣

万代栄嗣(まんだい・えいじ)

松山福音センターの牧師として、全国各地、そして海外へと飛び回る多忙な毎日。そのなかでも宗教を超えた各種講演を積極的に行っている。国内では松山を中心に、福岡、鹿児島、東京、神戸、広島、高松にて主任牧師として活動中。キリスト教界のなかでも、新進気鋭の牧師・伝道者として、注目の的。各種講演会では、牧師としての人間観、ノイローゼのカウンセリングの経験、留学体験などを土台に、真に満足できる生き方の秘訣について、大胆に語り続けている。講演内容も、自己啓発、生きがい論、目標設定、人間関係など多岐にわたる。

また、自らがリーダー、そしてボーカルを務める『がんばるばんど』の活動を通し、人生に対する前向きで積極的な姿勢を歌によって伝え続け、幅広い年齢層に支持されている。

国外では、インド、東南アジア、ブラジル等を中心に伝道活動や、神学校の教師として活躍している。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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