Skip to main content
2025年10月26日09時06分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 文化

盲ろうの少女と修道女の出会いが起こす奇跡の実話 映画『奇跡のひと マリーとマルグリッド』、来月公開(動画あり)

2015年5月17日17時25分
  • ツイート
印刷
関連タグ:奇跡のひと マリーとマルグリッド(映画)ヘレン・ケラー
盲ろうの少女と修道女の出会いが起こす奇跡の実話 映画『奇跡の人 マリーとマルグリッド』、来月公開+
© 2014 - Escazal Films / France 3 Cinéma - Rhône-Alpes Cinéma

見ることも、聞くことも、話すこともできない三重苦の中にいた少女が、ある女性教育者によって、新しい世界に触れていく奇跡の実話。そう聞けば、ヘレン・ケラーとアン・サリバンを思い起こす人も多いだろう。ヘレン・ケラーの人生を大きく変え、その生涯に奇跡をもたらしたアン・サリバンは「奇跡の人」と呼ばれている。だが、フランスにも、実在する“もう一人”の奇跡の人がいた。生まれつき盲ろう(視覚と聴覚の重複障がい)の少女マリーと、修道女マルグリッドの出会いが起こす奇跡の物語を描いた映画『奇跡のひと マリーとマルグリッド』が、来月日本で全国公開される。

フランス、ポアティエ近郊にあるラルネイ聖母学院は、ラルネイ英知会という修道院によって1835年に創設された、ろう者のための女学院。57年からは視聴覚障がいのある少女たちも受け入れるようになり、95年のある日、薄汚れたぼろを身にまとい、髪はぼさぼさの少女が父親に連れられてやってきた。目も見えず、耳も聞けない盲ろうの彼女は、父親が目を離したすきに園庭を駆け回り、ついには一人で木の上によじ登ってしまう。最初にこの騒ぎを見た学院長は、「私たちの手に負えない」と父娘を帰してしまう。

だが、マリーの手に触れた修道女のマルグリットは、その少女が放つ強い魂の輝きに惹かれ、彼女を学院で預かり教育係になりたいと院長に訴える。手話の通じない相手にどうやって教育するのかと渋る院長を説得し、マルグリットはマリーを学院へと連れ帰ってくる。

生まれてきてからこれまで、基本的なしつけすら一切受けてこなかったマリーへの教育は、「戦い」と呼べるほどに壮絶なものだった。ナイフとフォークを使えず、お風呂を嫌がり、新しい服に着替えさせるのも至難の業。まるで野生動物のような行動を取るマリーは、4カ月が過ぎても、進歩がないばかりか、むしろ後退を感じさせるほどだったが、それでも徐々に落ち着いていられるようになっていく。

しかし、言葉を知らないマリーには、物には名前があるということがなかなか理解できない。生まれてから一度も物を見たことがなく、言葉を聞いたことのない彼女に、どのようにして手話を教えるのか。最初の1語である、“ナイフ”が“ナイフ”であることを理解するためには、はかりしれないほどの苦労があった。学ぶことの喜びを知り、日に日に成長するマリーと、母親のように惜しみなく愛情を注ぎ、教育を続けるマルグリット。時間の経過とともに、絆が強まっていった二人は、数々の奇跡を目の当たりにする。

だが、もともと体が弱かったマルグリッドは、不治の病をわずらっており、二人の別れのときは刻一刻と近づいているのだった。

脚本を書き、監督を務めたジャン=ピエール・アメリスは、思春期の頃、アーサー・ペン監督の『奇跡の人』(1962)を観て以来、ヘレン・ケラーに感銘を受け、盲ろうの人に関する研究をする中で、マリーとマルグリッドに出会ったという。

映画『奇跡のひと マリーとマルグリッド』は、6月6日(土)からシネスイッチ銀座ほか全国で順次公開される。

■ 映画『奇跡のひと マリーとマルグリッド』公式サイト

◼︎ 映画『奇跡のひと マリーとマルグリッド』予告編

関連タグ:奇跡のひと マリーとマルグリッド(映画)ヘレン・ケラー
  • ツイート

関連記事

  • 現代で「携挙」が起こったら 世界の混乱描く、聖書に基づいたパニックスリラー映画『リメイニング』 16日から公開(動画あり)

  • 映画を通し愛と平和考える 日本カトリック映画賞・シグニス平和賞授賞式

  • キング牧師描いた映画『グローリー』予告編公開 ドラマはJ・J・エイブラムスが製作(動画あり)

  • 既訳の手話訳聖書、無料アプリでいつでもどこでも 多彩な機能も

  • 英国で修道女になる女性増加 過去25年で最多

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 約250校の子どもたち数千人が「主の祈り」を唱和 英イングランド

  • 神の前に高ぶらないで生きよう 菅野直基

  • 冷めた心に注意しよう! 万代栄嗣

  • 「迫害下にある教会のための国際祈祷日」 WEA・JEAが呼びかけ

  • トルコ、5年余りで外国人キリスト教徒200人以上を国外追放 「国家安全保障」理由に

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • ワールドミッションレポート(10月26日):タンザニアのルオ族のために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(10月22日):ザンビア 信仰と知識のバランス

  • イラクで2つの歴史的教会が再開 「イスラム国」の支配から8年

  • 現代における「御言葉の飢饉」 法規制や不足で1億人のキリスト教徒が聖書入手できず

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • 現代における「御言葉の飢饉」 法規制や不足で1億人のキリスト教徒が聖書入手できず

  • トルコ、5年余りで外国人キリスト教徒200人以上を国外追放 「国家安全保障」理由に

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • 冷めた心に注意しよう! 万代栄嗣

  • イラクで2つの歴史的教会が再開 「イスラム国」の支配から8年

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(233)宣教は主の備えから始まる 広田信也

  • 【インタビュー】ブトロス・マンスール世界福音同盟新総主事 「平和をつくる者、それが私の使命」

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 米メガチャーチ牧師、当時12歳の少女に性的虐待 罪認め6カ月収監へ

  • 「ジーザス・ムーブメント」指導者チャック・スミス氏のディボーションブック邦訳出版

  • 日本キリスト教病院協会第5回総会 人材確保や人材育成などを討議

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • 英国国教会トップのカンタベリー大主教に初の女性、ムラリー主教の任命を国王が承認

  • 「ザ・チョーズン」がギネス記録、イエス・キリストの生涯描いた長編連続ドラマ

  • イラク人難民のキリスト教徒、フランスでライブ配信中に殺害される

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.