Skip to main content
2025年8月27日20時22分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム
高校生伝道オモシロ話

高校生伝道オモシロ話(1)はじめに 吉枝隆邦

2015年1月30日18時36分 コラムニスト : 吉枝隆邦
  • ツイート
印刷
関連タグ:吉枝隆邦高校生聖書伝道協会(hi-b.a.)

僕がなぜ50年もhi-b.a.(ハイビーエー、高校生聖書伝道協会)で、高校生に対する福音伝道にこだわるかのように従事してきたかを最初に話しておきたい。

僕は中学生と高校生の最初の時に、人生の意味は何かということと死んだらどうなるかという問題で悩んでいた。友達に誘われて参加した学校内の聖書研究会で、初めて聖書の言葉を聞いた。その頃は文語訳だったが、新改訳では「罪から来る報酬は死です。しかし、神の下さる賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです」(ローマ人への手紙6:23)だった。

僕が不安を感じている死が自分の罪と関係があるらしいとわかった。そのとき初めて自分の罪について真剣に考え始めた。死とは正反対のもの、永遠の命というものがある。どんなものかはわからなかったけれど、本当にあるのならほしいと思った。

ハッキリわかるには時間がかかった。高校一年の夏に誘われてhi-b.a.キャンプに参加した。今と違って粗末なもので、自分のシーツと毛布を持参した。それでも僕にとっては最高の意味ある時になった。一番助けになったのは第一コリント15:3、4の言葉、「私があなたがたに最もたいせつなこととして伝えたのは、私も受けたことであって、次のことです。キリストは、聖書の示すとおりに、私たちの罪のために死なれたこと、また、葬られたこと、また、聖書の示すとおりに、三日目によみがえられたこと」、これだった。

キリスト教というものを理解しなくちゃいけないんだと思って一生懸命になっていた。そうじゃないんだ、キリスト教じゃなくてキリストだ! この方なのだ。僕の罪のために死んでくださった方。それで終わりじゃない、3日目によみがえってくださった方、この方を信じるのだと分かった。高校生時代は人生の悩みを抱えて追求している人が多いけれど、僕はその一人で、探求の途中で答えであるイエス・キリストに出会ったわけだ。

hi-b.aの集会と紹介された教会に通ううちに、だんだんとはっきり分かってきて、信仰は少しずつ成長していったと思う。高校3年の夏に、福音を伝える仕事のために一生を捧げるよう示されて、高校卒業とともに日本クリスチャンカレッジという聖書学校に進んだ。4年学んで同級生が日本のあちこちの教会に伝道師や副牧師として遣わされて行く中で、僕は更に学ぶことを選んで聖書神学舎という神学校に進んだ。

僕の心に重大な二つの質問があったからだ。一つは、学んできた組織神学の中の教会論で、超教派伝道団体であるhi-b.a.はどう位置づけられるかという質問だった。二つ目の質問は、一生高校生伝道をやっていって相手にするのはいつも15歳から18歳の若者ばかりで、自分は毎年年をとっていく。それで大丈夫かという質問だった。

正直に言えば、それで神学校に逃げ込んだような具合だった。いくつかの学科は既にやっていたので、勉強はわりと楽にやれたが、ここに来た最大の目的には回答が得られないままに日々を過ごした。2年生の初夏にこの問題にはっきり決着をつけなければいけないと思って、一カ月の断食祈祷に取り組んだ。みんなが朝食のため階下の食堂に行く時、僕一人は梯子を登って屋根裏の祈祷室でひたすら祈って聖書を読み、質問の答えを求めた。下からうまそうな味噌汁の香りなどが上ってきたが、ひたすら耐えた。

ある日に読んでいた詩篇71:17、18、「神よ。あなたは、私の若いころから、私を教えてくださいました。私は今もなお、あなたの奇しいわざを告げ知らせています。年老いて、しらがになっていても、神よ、私を捨てないでください。私はなおも、あなたの力を次の世代に、あなたの大能のわざを、後に来るすべての者に告げ知らせます」を示され、これを生涯の祈りとしていくようにと教えられた。

与えられた答えは、神学的なものでも論理的なものでもなかったが、僕は十分に満足して断食をやめた。ちなみに断食は朝だけである。

日本のhi-b.a.を始めた宣教師のクラークさんから、「今、手が足りないので神学校の休みの時だけでいいからhi-b.a.集会の指導をして手伝ってくれないか」との申し出を受けた。祈りとすべき聖書の言葉を与えられた直後であったので、すぐに受け入れてhi-b.a.の協力スタッフになった。このときにはフルタイムスタッフしかいなかったけど、自慢するんじゃないけど僕が最初の協力スタッフだった。

学校の休みの日(月)にスタッフ会議をしてもらって、午後は中野集会を指導した。その頃の高校生には50年経った今も信仰の交わりの続いている人たちもある。

一年半経ってフルタイムスタッフになった。願っていた形では答えられなかった質問は心に残って、超教派伝道団体と教会の関係ということはその後も僕の研究課題になった。

次の回からは実際のオモシロ話を紹介しよう。

(1)(2)(3)(4)

◇

吉枝隆邦

吉枝隆邦(よしえだ・たかくに)

hi-b.a. (ハイビーエー、高校生聖書伝道協会)にて42年間働くも、突然脳梗塞で倒れ5カ月間入院。8カ月後には説教者として再起し、今も情熱を持って福音(神様からの良い知らせ)を語り続けている。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:吉枝隆邦高校生聖書伝道協会(hi-b.a.)
  • ツイート

関連記事

  • こころの手帳(1)はじめに・ストレス 浜原昭仁

  • 女性と信仰(17)賢い女、賢い妻④―愛と憎しみ・妬み(1) 前田基子

  • 本屋ぴりぽの生い立ち(5) 塚本春美

  • ようこそ!みのり農場へ(8) 星野敦子

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 米福音派の重鎮、ジェームス・ドブソン氏死去 フォーカス・オン・ザ・ファミリー創設者

  • 主キリストの大きな力で癒やされよう 万代栄嗣

  • ワールドミッションレポート(8月27日):リビア 砂浜に響く殉教者たちの祈り(2)

  • 進藤龍也氏×山崎純二氏対談イベント「神様との出会いで人生が変わった」 埼玉・川口市で8月30日

  • 「森は海の恋人」の畠山重篤さん、気仙沼市の名誉市民に

  • ワールドミッションレポート(8月26日):リビア 砂浜に響く殉教者たちの祈り(1)

  • ワールドミッションレポート(8月22日):コンゴのレンドゥ族のために祈ろう

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(241)聖書と考える「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」

  • 幸せな人生とは 菅野直基

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 花嫁(31)神に従う者の道 星野ひかり

  • 米福音派の重鎮、ジェームス・ドブソン氏死去 フォーカス・オン・ザ・ファミリー創設者

  • 「森は海の恋人」の畠山重篤さん、気仙沼市の名誉市民に

  • 進藤龍也氏×山崎純二氏対談イベント「神様との出会いで人生が変わった」 埼玉・川口市で8月30日

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(229)コロナ禍による信仰生活への影響 広田信也

  • 主キリストの大きな力で癒やされよう 万代栄嗣

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(241)聖書と考える「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」

  • 幸せな人生とは 菅野直基

  • ワールドミッションレポート(8月26日):リビア 砂浜に響く殉教者たちの祈り(1)

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • 日本基督教団、戦後80年で「平和を求める祈り」 在日大韓基督教会と平和メッセージも

  • コンゴで教会襲撃、子ども含む43人死亡 徹夜の祈祷会中に

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

編集部のおすすめ

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.