Skip to main content
2022年8月15日17時06分更新
Go to homepage
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. インタビュー

【インタビュー】ヘブンリーカフェオーナー・高内寿晴氏 「闘病の恵み―病いとともに、家族とともに、イエス様とともに」(1)

2015年1月3日23時36分 インタビュアー : 伏井奈穂子
  • ツイート
印刷
関連タグ:ヘブンリーカフェ癌(がん)
【インタビュー】ヘブンリーカフェオーナー・高内寿晴氏 「闘病の恵み―病いとともに、家族とともに、イエス様とともに」(1)+
「ヘブンリーカフェ」の名で親しまれている「珈琲ヘブンリー」(大阪府八尾市)のオーナー高内寿晴(としはる)氏

大阪府八尾市。近鉄大阪線高安駅から少し歩いた閑静な住宅街の一角に、「喫茶ヘブンリー」、通称ヘブンリーカフェがある。

扉を開くと、木材を多用したナチュラルな内装で、壁にはみことばが並ぶ。カフェのオーナーは、高内寿晴(としはる)氏。温和で謙遜な人柄に、元牧師だと伺えば、なるほどとうなずかされる。

クリスチャンになる以前は、アルコール依存症状だったという高内氏。整骨院を開業していた高内氏は、患者さんへの義理で出かけた教会で、賛美の美しさや人々の温かさに心をつかまれた。牧師に「信じませんか?」と問われ、その場で「はい、信じます」と答えた。それから、毎週教会に通うようになり、やがて酒も煙草もやめられた。

当時、自殺か蒸発を考えるほどに深刻に悩んでいたという高内氏。だが、奇跡が起きた。その悩みを教会の友人に打ち明けた翌日、問題が根本的に解決。神がおられることを強く確信するようになったという。

1991年3月に受洗。94年には、夫婦共に初穂(家族の中で最初に救われた人)だという嘉恵(よしえ)さんと結婚。その翌年、整骨院の傍ら、「神様のことをもっと知りたい」と、JTJ宣教神学校(東京都)の通信教育で学びをスタートさせた。やがて第一子が誕生、仕事と勉強に育児が加わり、とにかく多忙だったと高内氏は振り返る。

【インタビュー】ヘブンリーカフェオーナー・高内寿晴氏 「闘病の恵み―病いとともに、家族とともに、イエス様とともに」(1)
みことばが飾られた店内の様子

「3年で卒業するところを、5年かかりました。憐れみで卒業させてもらいました」と高内氏。学ぶうちに、「教会開拓をしたい」という気持ちが芽生えていったという。2001年3月、卒業とほぼ同時に、教会開拓をスタートさせた。もともと一階が整骨院だった自宅の3階を教会に改装した。

開拓当初はなかなか人が増えず、時には一人で壁に向かってメッセージする日もあったというが、妻の嘉恵さんが、賜物を生かして子ども向けの造形教室を開いたところ、近所の子どもたちが集まり始め、教会学校がスタート。3年で大人10人、子ども10人ほどの群れに育った。その年の設立記念には、地域に開放されている近所の小学校の教室を借りて、大物ゲストを招いてのコンサートを行い、60人ほどの参加者があったという。その年の夏には、教会初のキャンプを行った。

ところが、教会内にリーダーシップに関する考え方に不一致が起こる。話し合いの結果、教会は分裂。信徒数は5人になった。

【インタビュー】ヘブンリーカフェオーナー・高内寿晴氏 「闘病の恵み―病いとともに、家族とともに、イエス様とともに」(1)
ランチセットは彩りも鮮やか

だがその後、単立だった教会がホープチャペルのグループに入ることになり、「ホープチャペル八尾」として生まれ変わった。そして、また人が増え始めた矢先、大腸ガンが見つかった。6年前のことだった。

既に肝臓に転移していた。今、思えば異変はあったという。「ずっと体調が良くなかったんですが、なかなか病院に行く時間がなくて」。今回の取材のためにと、高内氏が用意してくれた手記には、発病に関して、「不摂生」「自己管理の至らなさ」といった厳しい言葉が並ぶ。

診断結果を聞いたとき、高内氏がまず思ったのは、「死ぬのだろうか」ということだった。高内氏は賛美しようとしたが、なかなか歌が出てこず、それでもなんとか振り絞るようにして、ようやく出てきたのが、「主よ感謝します」だった。

主よ、感謝します
今のこのときを 試みの中にも主の平安がある
誰が私を主から離すのか
悩み、苦しみ、飢えか、剣か
何ものも私を離すものはない
主の深い愛から 離すものはない

やがて、賛美が心を埋め尽くした。「何度も、何度も、何度も、何度も賛美して。そしたら、心が落ち着いて。ああ、もうなったものは仕方がないと受け入れられることができましてね」。その経験は、「賛美すれば、乗り越えられないものはない」という自信につながり、高内氏の信仰が変わるきっかけとなった。

S字結腸を切除する手術を受けた翌年、肝臓ガンが大きくなっていることが分かり、肝臓の6割を切除。さらに2年後、左肺に転移が見つかり手術。そして、昨年には左肺のガンが再発、4度目の手術となった。だが、その数カ月後、また再発。今度は左右の肺にガンが星のように散らばっている状態であることが分かり、抗がん剤治療が始まった。そして、今年の8月。左骨盤への転移が分かり、放射線治療は15回に及んだ。だが、「嫌だな、と思うことはあっても、怖いと思ったことはない」と高内氏は語る。(続く)

■ ヘブンリーカフェオーナー・高内寿晴氏インタビュー:(1)(2)

関連タグ:ヘブンリーカフェ癌(がん)
  • ツイート
▼関連記事を見る  ▼クリスチャントゥデイからのお願い

関連記事

  • がん哲学外来のチーム医療を支える偉人たち〜歯をくいしばって〜 樋野興夫

  • 末期がんのクリスチャン少年の証し「大事なのは、僕の計画ではなく、神様のご計画」(動画あり)

  • 臨床心理士のがん体験 藤掛明氏が講演「自分らしくなさそうな自分も、自分を豊かにするチャンス」

  • 健康・安全・美味しさにこだわった玄米菜食カフェ「晴れる家cafe」

  • 横浜で伝道し続けて50年「福音喫茶メリー」救いの恵みは今もなお

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 聖書は性差別的? 米牧師が語る、聖書に女性が「弱い」と記されている理由

  • 自らの愚かさを忘れない 万代栄嗣

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(153)神様などいないと誰が教えたのか 広田信也

  • 「あなたはわたしを愛しますか」 さとうまさこの漫画コラム(41)

  • メタバースの教会に行って感じたこと 仮想空間で与えられた思わぬ証しの機会

  • 福音歌手の森祐理さん、ウクライナなどで慰問演奏へ ハンガーゼロが派遣

  • 殺人罪で33年服役、獄中で救われ受刑者数百人をキリストに導く人に

  • 聖書と植物(10)茨とぶどう 梶田季生

  • 常に深化し続ける「ロッキー」の真骨頂がここに! 「ロッキーVSドラゴ」

  • 「終戦の日」の国会議員の靖国神社参拝を憂慮・反対 日本基督教団が声明

  • 殺人罪で33年服役、獄中で救われ受刑者数百人をキリストに導く人に

  • 聖書は性差別的? 米牧師が語る、聖書に女性が「弱い」と記されている理由

  • ジーザス・レインズ・ジャパン、終戦記念日の8月15日に全国7カ所で同時開催

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(153)神様などいないと誰が教えたのか 広田信也

  • メタバースの教会に行って感じたこと 仮想空間で与えられた思わぬ証しの機会

  • 22世紀のキリスト教界を考えるために、今こそ読むべき一冊! 成田悠輔著『22世紀の民主主義』

  • 自らの愚かさを忘れない 万代栄嗣

  • 福音歌手の森祐理さん、ウクライナなどで慰問演奏へ ハンガーゼロが派遣

  • 「あなたはわたしを愛しますか」 さとうまさこの漫画コラム(41)

  • 常に深化し続ける「ロッキー」の真骨頂がここに! 「ロッキーVSドラゴ」

  • 安倍元首相の国葬「反対」「撤回求める」 日本基督教団社会委とカトリック正平協が声明

  • 宗教は現代社会で何を求められているのか 芦名定道・関西学院大学神学部教授が講演

  • メタバースの教会に行って感じたこと 仮想空間で与えられた思わぬ証しの機会

  • 22世紀のキリスト教界を考えるために、今こそ読むべき一冊! 成田悠輔著『22世紀の民主主義』

  • ジーザス・レインズ・ジャパン、終戦記念日の8月15日に全国7カ所で同時開催

  • ニューヨーク便り(9)米国の病院のイメージが変わった! 思わぬけがで救急病院を体験

  • 義弟が明かすエルビス・プレスリーの信仰 「助けが必要なときはいつも神に頼っていた」

  • 日本のクリスチャンに必要な「意識改革」とは? ワーシップ!ジャパンがカンファレンス

  • ミュージカル「天使にラブ・ソングを」 新キャスト迎え11月から全国6都市で上演

  • キリスト教書店大賞2022 大賞に奥田知志牧師の『ユダよ、帰れ』

編集部のお勧め

  • 宗教は現代社会で何を求められているのか 芦名定道・関西学院大学神学部教授が講演

  • 日本のクリスチャンに必要な「意識改革」とは? ワーシップ!ジャパンがカンファレンス

  • 中絶を選択しない「いのちの文化」を マーチフォーライフ2022

  • 被災者には「長い1年」 支援者ら、土石流被害の熱海のために祈りささげる

  • ロシアのウクライナ侵攻は「時のしるし」 レムナント出版代表の久保有政氏が講演

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 論説委員・編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2022 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.