Skip to main content
2025年8月26日14時52分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. インタビュー

【インタビュー】ヘブンリーカフェオーナー・高内寿晴氏 「闘病の恵み―病いとともに、家族とともに、イエス様とともに」(1)

2015年1月3日23時36分 インタビュアー : 伏井奈穂子
  • ツイート
印刷
関連タグ:ヘブンリーカフェ癌(がん)
【インタビュー】ヘブンリーカフェオーナー・高内寿晴氏 「闘病の恵み―病いとともに、家族とともに、イエス様とともに」(1)+
「ヘブンリーカフェ」の名で親しまれている「珈琲ヘブンリー」(大阪府八尾市)のオーナー高内寿晴(としはる)氏

大阪府八尾市。近鉄大阪線高安駅から少し歩いた閑静な住宅街の一角に、「喫茶ヘブンリー」、通称ヘブンリーカフェがある。

扉を開くと、木材を多用したナチュラルな内装で、壁にはみことばが並ぶ。カフェのオーナーは、高内寿晴(としはる)氏。温和で謙遜な人柄に、元牧師だと伺えば、なるほどとうなずかされる。

クリスチャンになる以前は、アルコール依存症状だったという高内氏。整骨院を開業していた高内氏は、患者さんへの義理で出かけた教会で、賛美の美しさや人々の温かさに心をつかまれた。牧師に「信じませんか?」と問われ、その場で「はい、信じます」と答えた。それから、毎週教会に通うようになり、やがて酒も煙草もやめられた。

当時、自殺か蒸発を考えるほどに深刻に悩んでいたという高内氏。だが、奇跡が起きた。その悩みを教会の友人に打ち明けた翌日、問題が根本的に解決。神がおられることを強く確信するようになったという。

1991年3月に受洗。94年には、夫婦共に初穂(家族の中で最初に救われた人)だという嘉恵(よしえ)さんと結婚。その翌年、整骨院の傍ら、「神様のことをもっと知りたい」と、JTJ宣教神学校(東京都)の通信教育で学びをスタートさせた。やがて第一子が誕生、仕事と勉強に育児が加わり、とにかく多忙だったと高内氏は振り返る。

【インタビュー】ヘブンリーカフェオーナー・高内寿晴氏 「闘病の恵み―病いとともに、家族とともに、イエス様とともに」(1)
みことばが飾られた店内の様子

「3年で卒業するところを、5年かかりました。憐れみで卒業させてもらいました」と高内氏。学ぶうちに、「教会開拓をしたい」という気持ちが芽生えていったという。2001年3月、卒業とほぼ同時に、教会開拓をスタートさせた。もともと一階が整骨院だった自宅の3階を教会に改装した。

開拓当初はなかなか人が増えず、時には一人で壁に向かってメッセージする日もあったというが、妻の嘉恵さんが、賜物を生かして子ども向けの造形教室を開いたところ、近所の子どもたちが集まり始め、教会学校がスタート。3年で大人10人、子ども10人ほどの群れに育った。その年の設立記念には、地域に開放されている近所の小学校の教室を借りて、大物ゲストを招いてのコンサートを行い、60人ほどの参加者があったという。その年の夏には、教会初のキャンプを行った。

ところが、教会内にリーダーシップに関する考え方に不一致が起こる。話し合いの結果、教会は分裂。信徒数は5人になった。

【インタビュー】ヘブンリーカフェオーナー・高内寿晴氏 「闘病の恵み―病いとともに、家族とともに、イエス様とともに」(1)
ランチセットは彩りも鮮やか

だがその後、単立だった教会がホープチャペルのグループに入ることになり、「ホープチャペル八尾」として生まれ変わった。そして、また人が増え始めた矢先、大腸ガンが見つかった。6年前のことだった。

既に肝臓に転移していた。今、思えば異変はあったという。「ずっと体調が良くなかったんですが、なかなか病院に行く時間がなくて」。今回の取材のためにと、高内氏が用意してくれた手記には、発病に関して、「不摂生」「自己管理の至らなさ」といった厳しい言葉が並ぶ。

診断結果を聞いたとき、高内氏がまず思ったのは、「死ぬのだろうか」ということだった。高内氏は賛美しようとしたが、なかなか歌が出てこず、それでもなんとか振り絞るようにして、ようやく出てきたのが、「主よ感謝します」だった。

主よ、感謝します
今のこのときを 試みの中にも主の平安がある
誰が私を主から離すのか
悩み、苦しみ、飢えか、剣か
何ものも私を離すものはない
主の深い愛から 離すものはない

やがて、賛美が心を埋め尽くした。「何度も、何度も、何度も、何度も賛美して。そしたら、心が落ち着いて。ああ、もうなったものは仕方がないと受け入れられることができましてね」。その経験は、「賛美すれば、乗り越えられないものはない」という自信につながり、高内氏の信仰が変わるきっかけとなった。

S字結腸を切除する手術を受けた翌年、肝臓ガンが大きくなっていることが分かり、肝臓の6割を切除。さらに2年後、左肺に転移が見つかり手術。そして、昨年には左肺のガンが再発、4度目の手術となった。だが、その数カ月後、また再発。今度は左右の肺にガンが星のように散らばっている状態であることが分かり、抗がん剤治療が始まった。そして、今年の8月。左骨盤への転移が分かり、放射線治療は15回に及んだ。だが、「嫌だな、と思うことはあっても、怖いと思ったことはない」と高内氏は語る。(続く)

■ ヘブンリーカフェオーナー・高内寿晴氏インタビュー:(1)(2)

関連タグ:ヘブンリーカフェ癌(がん)
  • ツイート

関連記事

  • がん哲学外来のチーム医療を支える偉人たち〜歯をくいしばって〜 樋野興夫

  • 末期がんのクリスチャン少年の証し「大事なのは、僕の計画ではなく、神様のご計画」(動画あり)

  • 臨床心理士のがん体験 藤掛明氏が講演「自分らしくなさそうな自分も、自分を豊かにするチャンス」

  • 健康・安全・美味しさにこだわった玄米菜食カフェ「晴れる家cafe」

  • 横浜で伝道し続けて50年「福音喫茶メリー」救いの恵みは今もなお

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 米福音派の重鎮、ジェームス・ドブソン氏死去 フォーカス・オン・ザ・ファミリー創設者

  • 「森は海の恋人」の畠山重篤さん、気仙沼市の名誉市民に

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(241)聖書と考える「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」

  • 私の名を使って(その2) マルコ福音書9章38~41節

  • 主キリストの大きな力で癒やされよう 万代栄嗣

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 花嫁(31)神に従う者の道 星野ひかり

  • 米福音派の重鎮、ジェームス・ドブソン氏死去 フォーカス・オン・ザ・ファミリー創設者

  • 「森は海の恋人」の畠山重篤さん、気仙沼市の名誉市民に

  • 進藤龍也氏×山崎純二氏対談イベント「神様との出会いで人生が変わった」 埼玉・川口市で8月30日

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(229)コロナ禍による信仰生活への影響 広田信也

  • ワールドミッションレポート(8月25日):ザンビアのレンジェ族のために祈ろう

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(241)聖書と考える「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」

  • 幸せな人生とは 菅野直基

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • 日本基督教団、戦後80年で「平和を求める祈り」 在日大韓基督教会と平和メッセージも

  • コンゴで教会襲撃、子ども含む43人死亡 徹夜の祈祷会中に

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

編集部のおすすめ

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.