Skip to main content
2025年10月21日12時32分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム

「どんでん返し」の2連続 菅野直基

2014年10月14日07時36分 コラムニスト : 菅野直基
  • ツイート
印刷
関連タグ:菅野直基
菅野直基+

「どんでん返し」という言葉を聞いたことがあると思います。小説や映画のストーリー展開において、大方の予想を大きく裏切り、一旦終結したかに見えたストーリーを大きく覆した結末が用意されていることをいいます。

人生を長く生きていると、何度も「どんでん返し」を経験します。聖書は、「私の兄弟たち。さまざまな試練に会うときは、それをこの上もない喜びと思いなさい」(ヤコブ1:2)と語ります。「試練」は、「想定外の出来事」であり、「どんでん返し」です。「神を信じ、信心をし、善行をしていたら、悪いことは起きることはないはず!?」というのは、全く根拠のない楽観主義です。

聖書は、「どんでん返し」を教えます。しかも、単なる「どんでん返し」ではなく、「どんでん返し」の2連続です。イエス・キリストの「十字架」と「復活」の出来事は、「どんでん返し」が2回起こった出来事なのです。

イエス様は、キリスト教でいう神の御子であり、神ご自身です。罪を犯したことがないのに、なぜ十字架で処刑され、墓に葬られ、よみに下り、3日目に復活されたのでしょうか。キリストは全てご存じでした。キリストは、死ぬためにこの世に生まれたので、十字架の死は予定通りです。しかし、聖書を読む私たちには、「どんでん返し」です。

神は立法者です。最初、たった1つの法律を造られました。「エデンの園の中央にある善悪の知識の木の実を食べてはいけない。食べたら死ぬ」というものでした。アダムとエバは、たった1つの法律を破りました。たった1つの律法を破ったということは全てを破ったに等しいことです。結果、アダムとエバは「死刑」にならざるを得ませんでした。

しかし、神はアダムとエバを愛していました。何とか死刑を回避させたいと思いました。ここで、神が恩赦を出したり、罪を水に流したら、神の正義は曲げられ、立法者としての面目が立たなくなります。

神の出された結論は、法律を変えるのではなく、神自らがアダムとエバの身代わりに「死刑」となって、アダムとエバをゆるすことでした。神ご自身が、アダムとエバの身代わりに「死刑」になったのが、イエス・キリストの十字架です。

アダムとエバの罪のゆるしの中に、その子孫である私たち全人類の罪のゆるしも含まれています。しかし、罪のゆるしは自動的に私たちに与えられることはありません。信じることが必要です。「ありがとうございました」と受け取ることです。神はマインド・コントロールをして、求めてもいないのに無理やり人を救うことはないからです。

キリストは十字架で死なれ、墓に葬られ、よみに下りました。そこで終わったとしたら、人類は取り残されて寂しいです。しかし、キリストは、死を打ち破って「復活」されました。今も生きておられ、私たちと共におられます。

キリストの十字架の死を冷静に考えてみてください。まさに「どんでん返し」です。また、キリストが死を打ち破って復活されたことも「どんでん返し」です。聖書には、「どんでん返し」が2回連続して書かれています。

今日、ある人にとっては「どんでん返し」かもしれません。聖書は、あなたは神の前で罪人であると語ります。先祖であるアダムとエバの罪を受け継いでいるからです。しかし、その「どんでん返し」は、あなたに罪を教え、キリストの十字架と復活であなたの罪をゆるす次の「どんでん返し」のためにあるのです。

「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである」(ヨハネ3:16)

私たちの人生には「どんでん返し」が付きものです。しかし、「どんでん返し」は1度で終わりません。さらに「どんでん返し」が待っています。1回目の「どんでん返し」がマイナスの出来事だとしたら、もう1度来る「どんでん返し」は、マイナスがプラスに変わる「どんでん返し」です。マイナスの出来事はできれば起こってほしくないものですが、マイナスという「どんでん返し」とマイナスがプラスに変わる「どんでん返し」は、あなたの人生に刺激を与え、感動を与え、退屈を感じさせることはありません。

あなたは晴天の霹靂(へきれき)のように、あぜんとするような「どんでん返し」を味わっているでしょうか。心臓に良くないと思えるかもしれませんが、「どんでん返し」を楽しむ余裕が持てたらいいですね。その秘訣(ひけつ)は、「どんでん返し」の2連続を与えて下さる神に信頼し、神と共に歩むことです。

◇

菅野直基(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッション等、地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での讃美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式等、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

■ 外部リンク:

新宿福興教会ホームページ
(メッセージをくだされば、みなさんの近くの教会を紹介致します)

菅野直基牧師のフェイスブック

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:菅野直基
  • ツイート

関連記事

  • 台風接近、台風にメリットはあるか!? 菅野直基

  • 神様が合わせられた結婚 菅野直基

  • 教会創立記念日に想う。世代を超えた交わり 菅野直基

  • 人生のバトンタッチ 菅野直基

  • 忙しいからこそ優先順位を大切に 菅野直基

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 冷めた心に注意しよう! 万代栄嗣

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • ヨハネの黙示録(8)テアテラ教会の御使いへ 岡田昌弘

  • イスラエルとハマスが和平合意、生存人質20人全員解放 キリスト教界から歓迎の声

  • 「アジア太平洋伝道会議」2027年に開催決定 50カ国・地域から2500人が参加へ

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(233)宣教は主の備えから始まる 広田信也

  • 【インタビュー】ブトロス・マンスール世界福音同盟新総主事 「平和をつくる者、それが私の使命」

  • 栄光への脱出の道 穂森幸一

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • 【インタビュー】ブトロス・マンスール世界福音同盟新総主事 「平和をつくる者、それが私の使命」

  • 冷めた心に注意しよう! 万代栄嗣

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(233)宣教は主の備えから始まる 広田信也

  • イスラエルとハマスが和平合意、生存人質20人全員解放 キリスト教界から歓迎の声

  • 焦りは禁物 菅野直基

  • 「アジア太平洋伝道会議」2027年に開催決定 50カ国・地域から2500人が参加へ

  • チャーリー・カーク氏の妻、殺害者を赦す 「キリストはそうしたし、夫もそうする」

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • チャーリー・カーク氏の妻、殺害者を赦す 「キリストはそうしたし、夫もそうする」

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 米メガチャーチ牧師、当時12歳の少女に性的虐待 罪認め6カ月収監へ

  • 「ジーザス・ムーブメント」指導者チャック・スミス氏のディボーションブック邦訳出版

  • 日本キリスト教病院協会第5回総会 人材確保や人材育成などを討議

  • 「ザ・チョーズン」がギネス記録、イエス・キリストの生涯描いた長編連続ドラマ

  • 英国国教会トップのカンタベリー大主教に初の女性、ムラリー主教の任命を国王が承認

  • イラク人難民のキリスト教徒、フランスでライブ配信中に殺害される

  • 中国東部で教会活動に対する大規模取り締まり、キリスト教徒70人以上拘束

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.