Skip to main content
2025年6月16日19時18分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

エボラ感染の米医師、病床から手紙 “私の信仰のために祈ってほしい”

2014年8月13日14時46分
  • ツイート
印刷
関連タグ:エボラ出血熱サマリタンズ・パースアメリカ
エボラ感染の米医師、病床から手紙 “私の信仰のために祈ってほしい”+
ケン・ブラントリー医師(左)と妻のアンバー夫人(写真:サマリタンズ・パース)

リベリアで活動中にエボラウイルスに感染した2人のクリスチャン宣教師の内の1人、ケント・ブラントリー医師が、ジョージア州アトランタ市にあるエモリー大学病院の隔離室から手紙を送り、自分の回復と、そして何より自分の信仰のため神に祈ってほしいと書いた。その手紙には、アフリカで死んでいく患者たちへの彼の奉仕についても書かれている。

「私はエモリー大学病院の隔離室でこの手紙を書いています。ここでは医師と看護師たちが最高のケアを提供してくれています」と、ブラントリー医師は書いている。彼は米キリスト教団体「サマリタンズ・パース」の宣教師で、2日にリベリアからアトランタ市のこの病院に送られた。

日に日に回復しつつあると報告しながら、ブラントリー医師は「ナンシーと私の回復のために祈ってくれた全ての人々に深く心から感謝している」と書いている。

キリスト教援助団体「サービング・イン・ミッション(SIM)」で活動しているナンシー・ライトボルさんも、エボラウイルスに感染した一人だ。彼女は、リベリアのモンロビア市にあるケース・マネジメント・センターでエボラ患者を治療するSIMとサマリタンズ・パースの合同チームの一人だった。彼女もまた、米疾病管理予防センター(CDC)と提携してエモリー大学病院に設置された特別チームのもとで治療を受けている。

「私の妻アンバーと私が2人の子どもたちと共にリベリアに渡ったのは、エボラウイルスと戦うためではありませんでした」と、ブラントリー医師。「私たちがリベリアに行ったのは、ELWA病院で神様に奉仕するようにと、神様が私たちを召命なさったと思ったからです」

ブラントリー医師は、神に従うと、しばしば予期せぬ場所に導かれることを学んだと語る。「エボラがリベリアで広がると、病院での私の通常の仕事は、増えていくエボラ患者の治療にますます傾いていきました。この恐ろしい病気のために命を落としていく何人もの人々の手を私は握りました。直接この恐怖を目の当たりにしました。今でも一人ひとりの顔と名前を覚えています」

ブラントリー医師の具合が悪くなったのは7月下旬で、その3日後、検査の結果自分の診断が確認されると、彼は直ちに自らを隔離した。「結果が陽性と出たとき、私はあらゆる理解を超える深い心の平安を感じたことを覚えています。神様が私に何年も前にお教えになったことを思い出させて下さいました。信仰のために必要なものは神が全て与えて下さると」

そして今、彼は全く違う場所で次のようにしたためた。「しかし、私の関心は今も同じです――神に従うことです」

ブラントリー医師は彼自身とナンシーさんの回復のため祈ってほしいと言い、さらに「それよりも重要なことだが、このような新しい状況にあっても、私たちが神の呼び掛けに忠実に応えられるよう祈ってほしい」と書いている。

ブラントリー医師はまだリベリアにいたころ、実験用の血清の投与を断っていた。「実験用の血清がリベリアに届いたのですが、一人分しかなかったのです。ブラントリー医師はそれをナンシー・ライトボルさんに与えるようにと言いました」と、サマリタンズ・パースのフランクリン・グラハム総裁は語っている。その後、ブラントリー医師にも血清が投与された。

またブラントリー医師は、彼自身のケアのおかげでエボラ熱から生き延びた14歳の少年から輸血も受けた。

一方、米国でエボラウイルスによる第2次感染が起きないよう、全ての予防対策が取られていると、エモリー大学病院隔離病棟の感染症専門医ブルース・リブナー医師が最近発言したとされている。ブラントリー医師がエモリー大学病院に送られてくることについて、リブナー医師は「重要なことは、この患者に関しては過剰な程の安全対策を取っているということです」と語った。

しかしながら、著名な神経外科医で2016年大統領選挙の候補にも挙げられているベン・カーソン医師は、ブラントリー医師とライトボルさんを治療のためにアメリカに移したことについてCDCを非難している。

「なぜエボラをわが国に持ち込むのか?問題が起こりえるし、また実際起こったことがすでに分かっているのに、なぜ自分たちを危険にさらすのか? 」と、ジョンズ・ホプキンズ大学病院小児神経外科の前部長でもあったカーソン医師は、ニュースマックスTVのインタビューで述べた。「エボラは恐ろしい病気です。治療しなければ、約90パーセントの人々が死に至ります」

米ビジネス・ウィーク誌によれば、エボラに治療法はないが、ブラントリー医師とライトボルさんに投与された実験薬「ZMapp」を開発したサンディエゴに拠点を置く会社マップ・バイオ医薬品(Mapp Biopharaceutical)などのいくつかの会社が、薬を開発して動物で実験を行っているという。

AP通信によれば、米政府と米軍が行った長期研究プログラムの結果として、ZMappは今年に入って早々、治療薬として候補に挙がったという。

ZMappは、エボラウイルスの一部にさらした実験動物から抽出した抗体が基になっており、エボラに対抗する免疫システム力を増進する効果がある。AP通信によれば、同社広報担当のデビッド・ハワード氏は、タバコの葉を使ってZMappを生産していると発表したという。ハワード氏は「タバコの葉がコピー機の役割を果たしている」と語り、ZMappはそのように抽出されているということだ。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:エボラ出血熱サマリタンズ・パースアメリカ
  • ツイート

関連記事

  • エボラ感染の米国人宣教師2人、隔離病棟で治療 試験薬投与で回復傾向との報道

  • エボラ出血熱の死者1000人間近 封じ込めも見通し立たず

  • リベリアで米人2人に続き神父がエボラ感染 スペイン人では初

  • 西アフリカのエボラ熱による危機 教会やキリスト教団体の援助従事者にも拡大

  • リベリアで米人医師と宣教師がエボラ感染

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 自分の考えを大切に生きよう 菅野直基

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • ワールドミッションレポート(6月16日):アンゴラのクワンガリ族のために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.