Skip to main content
2025年9月1日15時46分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

エボラ感染の米医師、病床から手紙 “私の信仰のために祈ってほしい”

2014年8月13日14時46分
  • ツイート
印刷
関連タグ:エボラ出血熱サマリタンズ・パースアメリカ
エボラ感染の米医師、病床から手紙 “私の信仰のために祈ってほしい”+
ケン・ブラントリー医師(左)と妻のアンバー夫人(写真:サマリタンズ・パース)

リベリアで活動中にエボラウイルスに感染した2人のクリスチャン宣教師の内の1人、ケント・ブラントリー医師が、ジョージア州アトランタ市にあるエモリー大学病院の隔離室から手紙を送り、自分の回復と、そして何より自分の信仰のため神に祈ってほしいと書いた。その手紙には、アフリカで死んでいく患者たちへの彼の奉仕についても書かれている。

「私はエモリー大学病院の隔離室でこの手紙を書いています。ここでは医師と看護師たちが最高のケアを提供してくれています」と、ブラントリー医師は書いている。彼は米キリスト教団体「サマリタンズ・パース」の宣教師で、2日にリベリアからアトランタ市のこの病院に送られた。

日に日に回復しつつあると報告しながら、ブラントリー医師は「ナンシーと私の回復のために祈ってくれた全ての人々に深く心から感謝している」と書いている。

キリスト教援助団体「サービング・イン・ミッション(SIM)」で活動しているナンシー・ライトボルさんも、エボラウイルスに感染した一人だ。彼女は、リベリアのモンロビア市にあるケース・マネジメント・センターでエボラ患者を治療するSIMとサマリタンズ・パースの合同チームの一人だった。彼女もまた、米疾病管理予防センター(CDC)と提携してエモリー大学病院に設置された特別チームのもとで治療を受けている。

「私の妻アンバーと私が2人の子どもたちと共にリベリアに渡ったのは、エボラウイルスと戦うためではありませんでした」と、ブラントリー医師。「私たちがリベリアに行ったのは、ELWA病院で神様に奉仕するようにと、神様が私たちを召命なさったと思ったからです」

ブラントリー医師は、神に従うと、しばしば予期せぬ場所に導かれることを学んだと語る。「エボラがリベリアで広がると、病院での私の通常の仕事は、増えていくエボラ患者の治療にますます傾いていきました。この恐ろしい病気のために命を落としていく何人もの人々の手を私は握りました。直接この恐怖を目の当たりにしました。今でも一人ひとりの顔と名前を覚えています」

ブラントリー医師の具合が悪くなったのは7月下旬で、その3日後、検査の結果自分の診断が確認されると、彼は直ちに自らを隔離した。「結果が陽性と出たとき、私はあらゆる理解を超える深い心の平安を感じたことを覚えています。神様が私に何年も前にお教えになったことを思い出させて下さいました。信仰のために必要なものは神が全て与えて下さると」

そして今、彼は全く違う場所で次のようにしたためた。「しかし、私の関心は今も同じです――神に従うことです」

ブラントリー医師は彼自身とナンシーさんの回復のため祈ってほしいと言い、さらに「それよりも重要なことだが、このような新しい状況にあっても、私たちが神の呼び掛けに忠実に応えられるよう祈ってほしい」と書いている。

ブラントリー医師はまだリベリアにいたころ、実験用の血清の投与を断っていた。「実験用の血清がリベリアに届いたのですが、一人分しかなかったのです。ブラントリー医師はそれをナンシー・ライトボルさんに与えるようにと言いました」と、サマリタンズ・パースのフランクリン・グラハム総裁は語っている。その後、ブラントリー医師にも血清が投与された。

またブラントリー医師は、彼自身のケアのおかげでエボラ熱から生き延びた14歳の少年から輸血も受けた。

一方、米国でエボラウイルスによる第2次感染が起きないよう、全ての予防対策が取られていると、エモリー大学病院隔離病棟の感染症専門医ブルース・リブナー医師が最近発言したとされている。ブラントリー医師がエモリー大学病院に送られてくることについて、リブナー医師は「重要なことは、この患者に関しては過剰な程の安全対策を取っているということです」と語った。

しかしながら、著名な神経外科医で2016年大統領選挙の候補にも挙げられているベン・カーソン医師は、ブラントリー医師とライトボルさんを治療のためにアメリカに移したことについてCDCを非難している。

「なぜエボラをわが国に持ち込むのか?問題が起こりえるし、また実際起こったことがすでに分かっているのに、なぜ自分たちを危険にさらすのか? 」と、ジョンズ・ホプキンズ大学病院小児神経外科の前部長でもあったカーソン医師は、ニュースマックスTVのインタビューで述べた。「エボラは恐ろしい病気です。治療しなければ、約90パーセントの人々が死に至ります」

米ビジネス・ウィーク誌によれば、エボラに治療法はないが、ブラントリー医師とライトボルさんに投与された実験薬「ZMapp」を開発したサンディエゴに拠点を置く会社マップ・バイオ医薬品(Mapp Biopharaceutical)などのいくつかの会社が、薬を開発して動物で実験を行っているという。

AP通信によれば、米政府と米軍が行った長期研究プログラムの結果として、ZMappは今年に入って早々、治療薬として候補に挙がったという。

ZMappは、エボラウイルスの一部にさらした実験動物から抽出した抗体が基になっており、エボラに対抗する免疫システム力を増進する効果がある。AP通信によれば、同社広報担当のデビッド・ハワード氏は、タバコの葉を使ってZMappを生産していると発表したという。ハワード氏は「タバコの葉がコピー機の役割を果たしている」と語り、ZMappはそのように抽出されているということだ。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:エボラ出血熱サマリタンズ・パースアメリカ
  • ツイート

関連記事

  • エボラ感染の米国人宣教師2人、隔離病棟で治療 試験薬投与で回復傾向との報道

  • エボラ出血熱の死者1000人間近 封じ込めも見通し立たず

  • リベリアで米人2人に続き神父がエボラ感染 スペイン人では初

  • 西アフリカのエボラ熱による危機 教会やキリスト教団体の援助従事者にも拡大

  • リベリアで米人医師と宣教師がエボラ感染

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • ウクライナ、米大衆伝道者フランクリン・グラハム氏に勲章授与 人道支援を評価

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(前半)悪魔の起源 三谷和司

  • 主キリストと共にある私たちの毎日 万代栄嗣

  • 米カトリック教会で銃乱射事件 ミサ参加中の付属学校の子どもら2人死亡、17人負傷

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(後半)救いの計画 三谷和司

  • ワールドミッションレポート(9月1日):リビア 砂浜に響く殉教者たちの祈り(5)

  • DVを受けた人のための礼拝「やすらぎ」 第1回、東京・吉祥寺で9月28日

  • 「森は海の恋人」の畠山重篤さん、気仙沼市の名誉市民に

  • 21世紀の神学(30)伊藤貫氏が提唱する古典教育とセオセントリズムの復権 山崎純二

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 米カトリック教会で銃乱射事件 ミサ参加中の付属学校の子どもら2人死亡、17人負傷

  • 進藤龍也氏×山崎純二氏対談イベント「神様との出会いで人生が変わった」 埼玉・川口市で8月30日

  • 米福音派の重鎮、ジェームス・ドブソン氏死去 フォーカス・オン・ザ・ファミリー創設者

  • 花嫁(31)神に従う者の道 星野ひかり

  • 21世紀の神学(30)伊藤貫氏が提唱する古典教育とセオセントリズムの復権 山崎純二

  • 「森は海の恋人」の畠山重篤さん、気仙沼市の名誉市民に

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(前半)悪魔の起源 三谷和司

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(後半)救いの計画 三谷和司

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

  • 米カトリック教会で銃乱射事件 ミサ参加中の付属学校の子どもら2人死亡、17人負傷

編集部のおすすめ

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.