Skip to main content
2025年5月12日23時09分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

エボラ出血熱の死者1000人間近 封じ込めも見通し立たず

2014年8月12日13時40分
  • ツイート
印刷
関連タグ:エボラ出血熱世界保健機関(WHO)

【CJC=東京】西アフリカのリベリア、ナイジェリア、シエラレオネ、ギニアなどでエボラ出血熱が流行、死者も1000人に近づく現実を受け、各国政府や関係団体が封じ込めの道を模索している。

世界保健機関(WHO)は8日、西アフリカで拡大するエボラ出血熱について「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言し、世界的流行を防ぐため国際協調による対応を呼び掛けた。

WHOは6、7日の2日間、感染者が出ているアフリカ諸国のほか、米仏など約20人の専門家による電話協議を行っており、その結論を受けてのものと見られる。

WHOは、さらなる感染拡大で予想される被害は、ウィルスの毒性を踏まえると「極めて深刻」だと指摘し、「国際的に協調して対応することが、感染拡大を食い止めるために不可欠だ」と訴えた。国際的な緊急事態を宣言したことで、ウイルス拡大に対する警戒レベルが引き上げられることになる。

また、これまでに感染が確認されているギニア、リベリア、ナイジェリア、シエラレオネ各国に非常事態を宣言すべきだと勧告した。シエラレオネは7月31日、リベリアは8月6日、ナイジェリアも非常事態を宣言している。

一方、WHOは、国際的な渡航や貿易は全面禁止にすべきではないとしている。

ロイター通信によると、ケイジ・フクダ事務局長補は、ジュネーブの本部で開いた電話会見で「これは謎の疾病ではない。封じ込め可能な感染症だ」と述べ、空気感染するウイルスではないと強調した。

しかし特効薬が確認されていない現状では、流行地との人的物的交流を遮断する動きも出ており、波紋を広げている。

南部アフリカのザンビアは11日までに、リベリア、ナイジェリア、シエラレオネ、ギニアの各国民が入国することを禁じる措置をとった。

チャドはナイジェリアからの全航空便の乗り入れを中止した。これらの措置を受け、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)とエミレーツ航空は流行国への運航を取りやめた。

流行国からの代表団参加を拒否する国際会議も出ている。韓国の徳成女子大学と国連女性機関「国連ウィメン」がソウルのロッテホテルで共同開催した「第2回次世代女性グローバルパートナーシップ世界大会」に参加予定だったナイジェリアの大学生3人が、エボラウイルス感染の恐れがあるとして招待を撤回された。3人は国連人権委員会に提訴する構えだいう。

流行に収束の兆しが見えない中、医療従事者らからは封じ込めに向けた緊急支援を要請する声が相次いでいる。

現地では、赤十字社、「サマリタン・パース」などが救援に当たっているが、感染者を治療する緊急医療援助団体「国境なき医師団」(MSF)は「対応能力は限界。これ以上多くの感染地に対応できない」とし、各国政府と援助団体による大規模な対策を求めるメッセージを出した。

MSFのメッセージによると、今回の流行は地理的分布と感染者、死者数の点で過去に例を見ない規模で、患者が確認された場所は3カ国で計60カ所を超えた。さらに他の地域へ拡大していくリスクが高いという。

MSFのウォルター・ロレンツィ氏は「今回の流行は過去に例がなく、制御不能」とし、「現場では人員が今すぐにでも必要となっている。それはオフィスの中や会議室ではなく、ゴム手袋をはめた人たちだ」と訴えた。

ロイター通信によると、ナイジェリア保健省は6日、同国でエボラ熱により先月死亡した米国籍のパトリック・ソーヤー氏の治療に当たっていた看護師が死亡したと発表。別の5人もアフリカ最大都市でもあるラゴスの隔離病棟で治療を受けていると言う。

ラゴスの保健当局は、医師がストライキを行っており、ソーヤー氏に接触した70人を追跡するため、ボランティアが直ちに必要だと指摘。これまでに追跡できた人数は27人だとしている。

サウジアラビア保健省は、出張先のシエラレオネでエボラ熱に感染した疑いがもたれていた男性が6日に死亡したと明らかにした。

死者の数が最も急速に増加しているリベリアでは、院長がエボラ熱により死亡した病院が閉鎖された。多くの住民がパニックに陥っており、政府当局の指示を無視し、遺体を路上に放置しているケースもあると報じられている。

※ この記事は、CJC通信の提供記事を一部編集して掲載したものです。
関連タグ:エボラ出血熱世界保健機関(WHO)
  • ツイート

関連記事

  • リベリアで米人2人に続き神父がエボラ感染 スペイン人では初

  • エボラ感染の米国人宣教師2人、隔離病棟で治療 試験薬投与で回復傾向との報道

  • 西アフリカのエボラ熱による危機 教会やキリスト教団体の援助従事者にも拡大

  • リベリアで米人医師と宣教師がエボラ感染

  • 中央アフリカで教会襲撃、避難民少なくとも17人死亡 キリスト教青年集団が逆襲

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 21世紀の神学(27)プロテスタント教会側から見るローマ教皇 山崎純二

  • 四半世紀ぶりに欧州で大規模伝道会議、今月末にベルリンで 牧師ら約千人が参加

  • 主キリストの最大限の恵み 万代栄嗣

  • 新ローマ教皇にプレボスト枢機卿、教皇名は「レオ14世」 初の米国出身者

  • 新教皇を選ぶコンクラーベ、いつ、何回目の投票で決まる? 181日間に及んだケースも

  • シリア語の世界(23)辞書3・ヨハネ黙示録の賛美歌6―11章17節― 川口一彦

  • ヨハネの黙示録(2)主は雲に乗って来られる 岡田昌弘

  • ワールドミッションレポート(5月11日):フィリピン 実を結ぶ価値観教育ミニストリー

  • 米ジョージア州で「信教の自由回復法」成立、全米30番目の州に 9年前には不成立

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(5)「苦しみ」の構図 三谷和司

  • 新教皇を選ぶコンクラーベ、いつ、何回目の投票で決まる? 181日間に及んだケースも

  • 次期ローマ教皇の有力候補4人

  • 聖墳墓教会の床下発掘調査で貴重な発見、ヨハネ福音書の記述を裏付ける証拠に

  • 新ローマ教皇にプレボスト枢機卿、教皇名は「レオ14世」 初の米国出身者

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(5)「苦しみ」の構図 三谷和司

  • 四半世紀ぶりに欧州で大規模伝道会議、今月末にベルリンで 牧師ら約千人が参加

  • 21世紀の神学(27)プロテスタント教会側から見るローマ教皇 山崎純二

  • 自分を愛する生き方 菅野直基

  • ローマ教皇フランシスコの死去に対する日本国内の他教派の反応

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 新教皇を選ぶコンクラーベ、いつ、何回目の投票で決まる? 181日間に及んだケースも

  • 次期ローマ教皇の有力候補4人

  • 新ローマ教皇にプレボスト枢機卿、教皇名は「レオ14世」 初の米国出身者

  • ローマ教皇フランシスコの死去に対する日本国内の他教派の反応

  • 聖墳墓教会の床下発掘調査で貴重な発見、ヨハネ福音書の記述を裏付ける証拠に

  • フランスのカトリック教会、復活祭に成人1万人以上が受洗 昨年比45%増

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(5)「苦しみ」の構図 三谷和司

  • 米ジョージア州で「信教の自由回復法」成立、全米30番目の州に 9年前には不成立

編集部のおすすめ

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 後藤健二さん没後10年、追悼イベントで長女が映像メッセージ 「誇りに思っている」

  • ロシアの軍事侵攻から3年、在日ウクライナ正教会が祈りの集会 片脚失った負傷兵も参加

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.