Skip to main content
2025年8月26日14時52分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. メッセージ

【イースターメッセージ】からだのよみがえり 宮村武夫

2014年4月20日00時10分 執筆者 : 宮村武夫
  • ツイート
印刷
関連タグ:イースター(復活祭)宮村武夫
宮村武夫牧師

Iコリント15章50〜58節

[1]序

今年のイースター(復活祭)は、4月20日。確かに例年のように今年もイースターです。しかし、同じイースターでも、2013年でも、2015年でもなく、まさに2014年のイースター。天地の創造から新天新地までの全歴史を通じて、ただ一度限りの2014年のイースターは、当然、私たちの生涯でただ一度の機会です。

この一度限りの機会に、聖書の復活・よみがえりの記事において、からだに焦点が合わされ、強調されている事実に注目したいのです。まず、主イエスの復活・よみがえりについて、続いて、私たちの復活・よみがえりの場合について確認します。

[2] 主イエスにおけるからだの復活

(1) からだの死

主イエスがカルバリの十字架へ向かう途上から、死そのものに至る聖書の証言において、一貫して「からだ」に焦点が合わされています。

「・・・イエスをむち打って後、・・・イエスの頭をたたいたり」(マルコ15章15、19節)した上で、「イエスを十字架につけた」(同24節)と記されています。つまり、ローマの兵士たちは主イエスのからだを十字架につけたのです。

さらに、十字架で「息を引き取られた」(同39節)「イエスのからだの下げ渡し」(同43節)をヨセフは願い、ピラトは「イエスのからだをヨセフに与えた」(同45節)と繰り返し強調しています。ヨセフは、主イエスのからだを十字架から取り降ろし亜麻布に包み、そのからだを、岩を掘って造った墓に納めたのです(同46節)。

ですから、「あの方はよみがえられました」(同16章6節)と宣言されるとき、それは、「イエスのからだはなかった」(ルカ23章3節)と、空の墓の事実を通して宣言される、まさに主イエスのからだのよみがりなのです。

(2) からだのよりがえり

主イエスのからだのよみがえりの聖書証言の典型として、ルカ24章36〜43節があります。

「・・・すると、イエスは言われた。『・・・わたしの手やわたしの足を見なさい。まさしくわたしです。わたしにさわって、よく見なさい。・・・』・・・イエスは、『「ここに何か食べ物がありますか」』と言われた。それで、焼いた魚を一切れ差し上げると、イエスは、彼らの前で、それを取って召し上がった。」(ルカ24章38〜43)、

まるで主イエスがバリバリと魚を食べる音が聞こえる感じです。

(3) 見ずして、ことばを通して

確かに「あなたの指をここにつけて、わたしの手を見なさい。手を伸ばして、わたしのわきに差し入れなさい」(ヨハネ20章27節)と、主イエスが具体的に語られるように、主イエスの復活はあくまでからだのよみがえりです。

しかし、主イエスのからだの復活の信仰は、目撃に根差しながら、目撃を越えて、「見ずに信じる者は幸いです」(同28節)とあるように、記録された聖書のことばや、宣べ伝えられる福音宣教のことばを通して、現実となる恵みの事実が明示されています(Iペテロ1章8節)。

[3] 私たちにおけるからだの復活

(1) からだのよみがえりの約束

主イエスのよりがえりに焦点が合わされていると共に、私たちの場合もからだのよみがえりが約束されています。

「聞きなさい。私はあなたがたに奥義を告げましょう。私たちはみな、眠ることになるのではなく変えられるのです。終わりのラッパとともに、たちまち、一瞬のうちにです。ラッパが鳴ると、死者は朽ちないものによみがえり、私たちは変えられるのです。」(Iコリント15章51、52節)

私たちのからだは、死により灰となり煙りとなり消滅する、確かにそのように見えます。しかし、それがすべてではないのです。「変えられる」と、よみがえりの約束が与えられています。

(2) うめきの中で

灰と煙りが私たちのからだの最終的現実と見える中で、よみがえりの希望に生かされる私たち。その私たちの姿を、「私たちは、被造物全体が今に至るまで、ともにうめきともに産みの苦しみをしていることを知っています」(ローマ8章22節)と、被造物全体のうめきと重ねて、「御霊の初穂をいただいている私たち自身も、心の中でうめきながら、子にしていただくこと、すなわち、私たちのからだの贖われることを待ち望んでいます」(ローマ8章23節)と、心の中でうめくものとして聖書は深く描きます。

そうです。被造物全体のうめきと、からだのよみがえりを待ち望むうめきが、重なるのです。ですから、からだを軽視し、からだのよみがえりを無視するなら、被造物全体のうめきを理解できないのです。

うめかなければならないうめきをうめけないのです。うめいてはいけないことうめけば、問題です。うめいてはいけない。うめく必要のないことをうめけば、やはり問題です。うめく必要はないのです。しかし、最も深刻な事態は、被造物全体のうめきと重ねた心の中のうめきを、真には知らないことでないか。

[4] 集中と展開

2014年イースター。からだのよみがえりの宣言に応答し、健全なうめきを知る者として整えられ、日々、「自分のからだをもって、神の栄光を現し」続ける営みをなさして頂きたい。からだこそ、私たちの存在そのものです。やがて主イエスの再臨において、このからだが変えられ、主イエスに似るものとされる希望(Iヨハネ3章2節)。この希望に満たされ、忍耐の道(ローマ8章25節)を歩むのです。与えられた立場、持ち場に踏み留まり続ける勇敢な生活と死の道を(ヨハネ16章33節)。

関連タグ:イースター(復活祭)宮村武夫
  • ツイート

関連記事

  • 2014年は東西両教会とも同じ日にイースター WCC総幹事が書簡で「キリスト教徒の一致と証の機会」

  • 日野原・聖路加名誉理事長がプロデュース イースターにべー・チェチョルの「賛美の歌&証し」開催決定

  • 世界教会協議会スタッフのグイレルモ・ケルバー博士、レントで「気候に関する正義へ改心を」

  • 宮村武夫氏がクリスチャントゥデイ新編集長に就任 役員、論説委員らが歓迎

  • 宮村武夫・本紙編集長就任挨拶:クリスチャントゥデイの働きに当たって

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 米福音派の重鎮、ジェームス・ドブソン氏死去 フォーカス・オン・ザ・ファミリー創設者

  • 主キリストの大きな力で癒やされよう 万代栄嗣

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(241)聖書と考える「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」

  • 進藤龍也氏×山崎純二氏対談イベント「神様との出会いで人生が変わった」 埼玉・川口市で8月30日

  • ワールドミッションレポート(8月26日):リビア 砂浜に響く殉教者たちの祈り(1)

  • 私の名を使って(その2) マルコ福音書9章38~41節

  • 誇り高き勇士 穂森幸一

  • 「森は海の恋人」の畠山重篤さん、気仙沼市の名誉市民に

  • 幸せな人生とは 菅野直基

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 花嫁(31)神に従う者の道 星野ひかり

  • 米福音派の重鎮、ジェームス・ドブソン氏死去 フォーカス・オン・ザ・ファミリー創設者

  • 「森は海の恋人」の畠山重篤さん、気仙沼市の名誉市民に

  • 進藤龍也氏×山崎純二氏対談イベント「神様との出会いで人生が変わった」 埼玉・川口市で8月30日

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(229)コロナ禍による信仰生活への影響 広田信也

  • ワールドミッションレポート(8月25日):ザンビアのレンジェ族のために祈ろう

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(241)聖書と考える「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」

  • 主キリストの大きな力で癒やされよう 万代栄嗣

  • 幸せな人生とは 菅野直基

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • 日本基督教団、戦後80年で「平和を求める祈り」 在日大韓基督教会と平和メッセージも

  • コンゴで教会襲撃、子ども含む43人死亡 徹夜の祈祷会中に

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

編集部のおすすめ

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.