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【イースターメッセージ】からだのよみがえり 宮村武夫

2014年4月20日00時10分 執筆者 : 宮村武夫
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関連タグ:イースター(復活祭)宮村武夫
宮村武夫牧師

Iコリント15章50〜58節

[1]序

今年のイースター(復活祭)は、4月20日。確かに例年のように今年もイースターです。しかし、同じイースターでも、2013年でも、2015年でもなく、まさに2014年のイースター。天地の創造から新天新地までの全歴史を通じて、ただ一度限りの2014年のイースターは、当然、私たちの生涯でただ一度の機会です。

この一度限りの機会に、聖書の復活・よみがえりの記事において、からだに焦点が合わされ、強調されている事実に注目したいのです。まず、主イエスの復活・よみがえりについて、続いて、私たちの復活・よみがえりの場合について確認します。

[2] 主イエスにおけるからだの復活

(1) からだの死

主イエスがカルバリの十字架へ向かう途上から、死そのものに至る聖書の証言において、一貫して「からだ」に焦点が合わされています。

「・・・イエスをむち打って後、・・・イエスの頭をたたいたり」(マルコ15章15、19節)した上で、「イエスを十字架につけた」(同24節)と記されています。つまり、ローマの兵士たちは主イエスのからだを十字架につけたのです。

さらに、十字架で「息を引き取られた」(同39節)「イエスのからだの下げ渡し」(同43節)をヨセフは願い、ピラトは「イエスのからだをヨセフに与えた」(同45節)と繰り返し強調しています。ヨセフは、主イエスのからだを十字架から取り降ろし亜麻布に包み、そのからだを、岩を掘って造った墓に納めたのです(同46節)。

ですから、「あの方はよみがえられました」(同16章6節)と宣言されるとき、それは、「イエスのからだはなかった」(ルカ23章3節)と、空の墓の事実を通して宣言される、まさに主イエスのからだのよみがりなのです。

(2) からだのよりがえり

主イエスのからだのよみがえりの聖書証言の典型として、ルカ24章36〜43節があります。

「・・・すると、イエスは言われた。『・・・わたしの手やわたしの足を見なさい。まさしくわたしです。わたしにさわって、よく見なさい。・・・』・・・イエスは、『「ここに何か食べ物がありますか」』と言われた。それで、焼いた魚を一切れ差し上げると、イエスは、彼らの前で、それを取って召し上がった。」(ルカ24章38〜43)、

まるで主イエスがバリバリと魚を食べる音が聞こえる感じです。

(3) 見ずして、ことばを通して

確かに「あなたの指をここにつけて、わたしの手を見なさい。手を伸ばして、わたしのわきに差し入れなさい」(ヨハネ20章27節)と、主イエスが具体的に語られるように、主イエスの復活はあくまでからだのよみがえりです。

しかし、主イエスのからだの復活の信仰は、目撃に根差しながら、目撃を越えて、「見ずに信じる者は幸いです」(同28節)とあるように、記録された聖書のことばや、宣べ伝えられる福音宣教のことばを通して、現実となる恵みの事実が明示されています(Iペテロ1章8節)。

[3] 私たちにおけるからだの復活

(1) からだのよみがえりの約束

主イエスのよりがえりに焦点が合わされていると共に、私たちの場合もからだのよみがえりが約束されています。

「聞きなさい。私はあなたがたに奥義を告げましょう。私たちはみな、眠ることになるのではなく変えられるのです。終わりのラッパとともに、たちまち、一瞬のうちにです。ラッパが鳴ると、死者は朽ちないものによみがえり、私たちは変えられるのです。」(Iコリント15章51、52節)

私たちのからだは、死により灰となり煙りとなり消滅する、確かにそのように見えます。しかし、それがすべてではないのです。「変えられる」と、よみがえりの約束が与えられています。

(2) うめきの中で

灰と煙りが私たちのからだの最終的現実と見える中で、よみがえりの希望に生かされる私たち。その私たちの姿を、「私たちは、被造物全体が今に至るまで、ともにうめきともに産みの苦しみをしていることを知っています」(ローマ8章22節)と、被造物全体のうめきと重ねて、「御霊の初穂をいただいている私たち自身も、心の中でうめきながら、子にしていただくこと、すなわち、私たちのからだの贖われることを待ち望んでいます」(ローマ8章23節)と、心の中でうめくものとして聖書は深く描きます。

そうです。被造物全体のうめきと、からだのよみがえりを待ち望むうめきが、重なるのです。ですから、からだを軽視し、からだのよみがえりを無視するなら、被造物全体のうめきを理解できないのです。

うめかなければならないうめきをうめけないのです。うめいてはいけないことうめけば、問題です。うめいてはいけない。うめく必要のないことをうめけば、やはり問題です。うめく必要はないのです。しかし、最も深刻な事態は、被造物全体のうめきと重ねた心の中のうめきを、真には知らないことでないか。

[4] 集中と展開

2014年イースター。からだのよみがえりの宣言に応答し、健全なうめきを知る者として整えられ、日々、「自分のからだをもって、神の栄光を現し」続ける営みをなさして頂きたい。からだこそ、私たちの存在そのものです。やがて主イエスの再臨において、このからだが変えられ、主イエスに似るものとされる希望(Iヨハネ3章2節)。この希望に満たされ、忍耐の道(ローマ8章25節)を歩むのです。与えられた立場、持ち場に踏み留まり続ける勇敢な生活と死の道を(ヨハネ16章33節)。

関連タグ:イースター(復活祭)宮村武夫
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