Skip to main content
2025年11月4日11時42分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

2014年は東西両教会とも同じ日にイースター WCC総幹事が書簡で「キリスト教徒の一致と証の機会」

2014年4月17日09時35分 記者 : 行本尚史
  • ツイート
印刷
関連タグ:イースター(復活祭)世界教会協議会(WCC)オラフ・フィクセ・トヴェイト
2014年は東西両教会とも同じ日にイースター WCC総幹事が書簡で「キリスト教徒の一致と証の機会」+
世界教会協議会(WCC)のオラフ・フィクセ・トゥヴェイト総幹事(写真:WCC提供)

世界教会協議会(WCC)のオラフ・フィクセ・トゥヴェイト総幹事は、15日に発表したイースターの書簡で、暦が異なる東方教会と西方教会が今年は同じ、4月20日にイースターを祝うことから、今年を「復活についての共通の証をする機会」と呼んだ。

「世界におけるキリスト教徒の一致と共通の証のために、それは毎年起こるべきことだ」とトゥヴェイト総幹事。WCC加盟教会に対し、「より大きな決意を持って、この祝祭のための共通の日の認定に向けた道を前向きに探るべく前進し続ける」よう訴えた。

トゥヴェイト総幹事は、1997年にシリアのアレッポで行われた会議が、「この祝祭中の祝祭(イースター)を異なる日に祝うことによって、教会は使徒的な信仰が持つ根本的な側面に対して分裂した証を行っており、福音を世界にもたらす上で自らの信用性と効果について妥協している」と警告したことを、加盟教会に思い起こさせた。

各地の人々に祈りを捧げつつ、トゥヴェイト総幹事はとりわけ、シリアや中東、ウクライナ、南スーダン、ナイジェリア、中央アフリカ、といった地域のための祈りに言及した。

書簡の全文(日本語訳)は次の通り。

わたしたちの主イエス・キリストの父である神が、ほめたたえられますように。神は豊かな憐れみにより、わたしたちを新たに生まれさせ、死者の中からのイエス・キリストの復活によって、生き生きとした希望を与え・・・(ペトロの手紙一1章3節)

親愛なる姉妹兄弟たちへ

キリストは復活されました!実に復活されました!

イースターの主日につながる聖週間という、キリスト教の暦で最も重要な週の間にあって、私は世界教会協議会を代表して、皆様にご挨拶申し上げます。今年は私たちに、イエス・キリストの福音を共に祝い、私たちの主がなさり言われたすべてのことを意識的に覚えるための特別な機会をもたらしてくれます。

「復活の光のうちに生きること―それがイースターがもつ意味です」

このの言葉は、1944年の春にディートリッヒ・ボンヘッファーによってドイツの監獄の独房で書かれた言葉です。友人に宛てた手紙の中で、この若い神学者であった良心の囚人は、私たちの生活で最も必要なのは「今日の世界を活気づけ洗い清めるキリストの復活」だと述べたのでした。

イースターの出来事における神の自己啓示は、あがないや解放、そして宣教と奉仕に対する私たちの責務の知らせを広めるための招きとして、私たちに示されています。私たちは空の墓を最初に見つけた女性たちのことや、キリストが実に復活されたということを弟子たちに知らせる彼女たちの熱意を思い起こします。

古代の伝統が教えているのは、イエスの復活が新しい始まり、神が被造世界を新しくしてくださることを喜ぶ機会のしるしであるということです。今は亡き正教会の神学者であるアレクサンダー・シュメマンは、次の教えを残しています。「神はこの離別や死ぬこと、廃墟や腐敗のためにこの世を創られたのではない。復活はこの世を元の美しさと全体性のうちに再創造することだ」

2014年に、キリスト教の東西双方の伝統の諸教会がイースターを4月20日という同じ日に祝います。これは素晴らしいことですし、復活について共通の証をする機会です。世界におけるキリスト教徒の一致と共通の証のために、それは毎年起こるべきことです。

けれども目に見える分断がこれらの諸教会の生活の中に残っており、そのうちの一つは毎年イースターの日付をどうやって定めるかという歴史的な対立です。異なるアプローチの背景には正直な不一致がある一方で、1997年3月にシリアのアレッポで開かれた数多くの諸教会による会議はこう警告しました。「この祝祭中の祝祭を異なる日に祝うことによって、教会は使徒的な信仰が持つこの根本的な側面に対して分裂した証を行っており、福音を世界にもたらす上で自らの信用性と効果について妥協している」と。2014年のイースターに照らし合わせて、より大きな決意をもってこの祝祭のための共通の日の認定に向けた道を前向きに探るべく前進し続けましょう。

共通のイースターの日のためのアレッポの勧告から17年後、アレッポの情勢自体が、諸教会は共通の証と奉仕そして平和構築のための自らの能力を大きくしなければならないと、さらに警告をもたらしています。2013年4月22日に、今日まで行方不明である私たちの親愛なるヨハンナ・グレゴリオス・イブラヒム主教とポール・ヤジギ主教という、アレッポの2人の正教会の大主教が誘拐されてから1年が近づくにつれて、私たちは苦しみ嘆いている全ての人々のために、拉致され投獄され負傷し、あるいは殺された全ての人々のために祈ります。

このイースターにおける教会の共通の祈りは、私たちが、中央アフリカやナイジェリアそして他の場所における暴力の終わりのために、南スーダンにおける持続可能な平和のために、天災や人災の両方の惨害に苦しんでいる地域の人々のために、そしてウクライナにおける緊張の平和的で非暴力による解決策の発見のためにも祈る一方で、正義と平和のために闘っている全ての民族のために、私たちが平和と一致のしるしとなりますようにということです。

私たちの祈りはどこの人々や国々のためでもあり、それは、「義の太陽が昇る。その翼にはいやす力がある」(マラキ書3章20節)という預言が成就されたという、素晴らしい福音についても同じです。イエスの愛が私たちの心の中に輝き、全世界を喜びのうちに変えてくださいますように。

三位一体の神、父と子と聖霊の名によって

WCC総幹事
オラフ・フィクセ・トゥヴェイト牧師・博士

※ 英文原文はこちら。

関連タグ:イースター(復活祭)世界教会協議会(WCC)オラフ・フィクセ・トヴェイト
  • ツイート

関連記事

  • 世界教会協議会スタッフのグイレルモ・ケルバー博士、レントで「気候に関する正義へ改心を」

  • 世界教会協議会、朝鮮半島に関する国際会議を6月にジュネーブで開催

  • WCC・CCAエキュメニカル国際会議、人身売買をなくすよう強く求める 日本からも発題

  • シリア正教会、新首座にモル・イグナティウス・アフレム・カリム府主教座下を選出 WCC総幹事も祝意

  • バングラデシュの少数派抑圧阻止を WCCが呼び掛け

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 聖書が教える「行いによる義」 菅野直基

  • 地球環境の守り人 穂森幸一

  • 主につながり主に求めよう 万代栄嗣

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • キリストの心と思いが与えられている恵み(6)恐れずに主の導きに従う 加治太郎

  • サンタ・クロースと呼ばれた人―聖ニコラスの生涯(31)夢の中での再会

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 聖書が教える「行いによる義」 菅野直基

  • 地球環境の守り人 穂森幸一

  • ワールドミッションレポート(11月2日):エジプト 福音の力—何世代にもわたる暗闇を撃破(2)

  • 花嫁(36)薄明かりの祈り 星野ひかり

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 花嫁(36)薄明かりの祈り 星野ひかり

  • 「2033年までに全ての人に福音を」 世界福音同盟の第14回総会、ソウルで開幕

  • 聖書が教える「行いによる義」 菅野直基

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.