Skip to main content
2026年7月20日23時28分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム

ドングリをどう見るか? 佐々木満男・国際弁護士

2013年8月6日10時09分
  • ツイート
印刷
佐々木満男・国際弁護士+
 あなたは「一個のドングリ」を見て何を思いますか? 「どんぐりころころ」の童謡を、懐かしく思い出す。「どんぐりの背比べ」のことわざから、「みんな大して変わらないのに、愚かな競争をしている」と考える。「ドングリなんか渋くて食べられない」「いや、韓国料理によく使われているおいしい食材だ」「ドングリはリスや野ネズミの大切な食料だ」― たった一個のドングリですが、その見方は人によってさまざまです。「肉の目」で見ているようでも、実は「心の目」で見ているのです。

 そうすると、あなたが今抱えている一つの問題についても、いろいろな見方があるわけです。「大変なことになってしまった。命取りになるかもしれない!」「なんだ、つまらない問題だ」「すばらしいチャンスだ。この問題を通してきっといい事が起きるぞ!」― 大切なことは、その問題をどのように見るかは、あなた次第だということです。

 「至誠にして動かざる者は未だこれ有らざるなり」「志を立ててもって万事の源となす」「死して不朽の見込みあらばいつでも死ぬべし。生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし」(松陰語録)

 「至誠」(誠意を尽くす)を生涯のモットーとして、幕末の時代を生きた吉田松陰。黒船に密航しようとした松陰は、逮捕、入獄の憂き目に遭いました。暗くじめじめとした牢内は、暖炉もなく、囚人たちは皆、絶望して自暴自棄になっていました。松陰だけは、実兄が差し入れてくれた本を毎日2冊、合計6百冊余りを読破し、喜々としていたそうです。

 「投獄」という一つの状況も、「絶望」と見ることができるし、逆に、「希望」と見ることもできるのです。読書により研さんを積んで獄を出た松陰は、生家に幽閉されました。そして、叔父の経営していた松下村塾を引き継ぎました。入塾を希望する者は、だれも拒まみませんでした。商人、足軽、武士、農民の差別もせず、子どもから大人まで年齢も問いませんでした。

 松陰の教育方針はただ一つ。「人の長所を見抜いて、それを伸ばすこと」。どんな人にも愛情と誠意をもって接しました。相手を心から信頼し切って、欠点や失敗を責めない。常にその動静に目を配って長所を見いだし、それを自覚させて自信を持たせてしまう。それを実行した人が吉田松陰です。

 松陰が門弟の指導に当たったのは、再び投獄され首をはねられるまでの、わずか2年間でした。にもかかわらず、その門下生からは幕末、維新で活躍した多くの志士やトップリーダーたちが輩出しています。高杉晋作、久坂玄瑞、桂小五郎(木戸孝允)、伊藤博文、井上馨、山県有朋、品川弥二郎、山田顕義、野村靖、吉田稔麿、入江九一、前原一誠などです。坂本龍馬も久坂らの影響を大きく受けています。

 長州藩の小さな私塾から、ごく短期間にこれほどの逸材が輩出したことは、実に驚くべきことではないでしょうか。「欧米列強の植民地支配から日本を守り、自主独立の国家をつくらなければならない」― 藩という小さな枠を超えて、松陰は大きな理想を抱いていました。名もない下級武士や商人たちの将来の可能性を見抜いた松陰は、彼らの心に理想を植え付けました。愛情と誠意をもってそれを育てたのです。

 神は何を見ておられるか? 私たちは知らないうちに、世間の常識にとらわれた見方をしています。新聞やテレビが報道することを、うのみにしがちです。あまりにも情報が多すぎて、自分で考える余裕がありません。自分で考えても、堂々巡りでしっかりした理想を持てないことが多いのではないでしょうか。

 万物の創造主なる神を信じる者は、神の見方で物事を見る必要があります。「天が地よりも高いように、わたしの道は、あなたがたの道よりも高く、わたしの思いは、あなたがたの思いよりも高い」(イザヤ書55・9)

 「たった一本のトマトの木に、一万数千個のトマトが実る」― 筑波の科学万博でその実物が展示されました。その原点は、一つのトマトの、たった一個の小さな種です。

 そうすると、「一個のドングリ」を見て、あなたは大きな「カシの木」を想像することができるのではないでしょうか。そうです、あの大きなたくましいカシの木は、たった一個のドングリから生え育つのです。

 それでは、「一個のドングリ」に天の父なる神はどんな可能性を見ておられるのでしょうか。生い茂る「カシの林」を見てはおられないでしょうか。いや、うっそうと茂る、「カシの森」を見てはおられないでしょうか。全能の神は、たった「一個のドングリ」にも無限の可能性を見ておられるのです。

 ましてや愛の神は、あなたの中に「無限の可能性」を見てはおられないでしょうか。そうです、あなたは無限の可能性を持っているのです。そうだとすると、あなたは他の人の中にも無限の可能性を見るべきではないでしょうか。あの幕末のように、今、いかなる混乱と悲観に世の中が支配されていようとも、日本と世界を「新しく変革する可能性」は、あなたの中に隠されています。同様に、日本と世界を新しく変革する可能性は、あなたの周りの人の中にも隠さているのです。


◇

佐々木満男(ささき・みつお)

 国際弁護士。東京大学法学部卒、モナシュ大学法科大学院卒、法学修士(LL.M)。インターナショナルVIPクラブ(東京大学)顧問、ラブ・クリエーション(創造科学普及運動)会長。

■外部リンク:【ブログ】アブラハムささきの「ドントウォリー!」



※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
  • ツイート

関連記事

  • 神はどこにおられるのか? 佐々木満男・国際弁護士

  • 真理とは何か? 佐々木満男・国際弁護士

  • 雨にも負けず 佐々木満男・国際弁護士

  • 99%からが本当の勝負 佐々木満男・国際弁護士

  • 人はどこまで信用できるか 佐々木満男・国際弁護士

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • フランスで安楽死・自殺ほう助認める法案可決 福音主義協議会「深い悲しみと強い懸念」

  • 中絶に反対、東京でマーチ・フォー・ライフ カトリック築地教会起点に7月20日

  • ワールドミッションレポート(7月20日):中央アフリカ共和国 無法地帯に響く嘆き─国家崩壊の狭間で信仰を守る教会

  • ナイジェリア、6年間でキリスト教徒2万8千人超が殺害される フラニ系武装勢力が主因

  • アムネスティ、報告書でキリスト教団体などを「反人権的」 公表後に削除し「遺憾」表明

  • 聖書のイエス(37)神の「ことば」の力 さとうまさこ

  • ヨハネの黙示録(16)太陽は黒く月は赤くなった 岡田昌弘

  • 日本YMCA同盟、カリタスジャパン、日本基督教団 ベネズエラ地震の緊急支援募金開始

  • ワールドミッションレポート(7月16日):モロッコ 沈黙を強いられる改宗者たち─伝統と民族意識の見えない牢獄

  • ワールドミッションレポート(7月17日):スリランカ 仏教ナショナリズムの波と経済危機─分断された島国で「和解の架け橋」となる教会

  • 中絶に反対、東京でマーチ・フォー・ライフ カトリック築地教会起点に7月20日

  • アムネスティ、報告書でキリスト教団体などを「反人権的」 公表後に削除し「遺憾」表明

  • 韓国異端「新天地」の李萬熙総会長を逮捕、信者5万6千人を政党に強制入党させた疑い

  • 日本キリスト教協議会、皇室典範改正案の衆院通過受け声明

  • キリストの声を聞き分ける 穂森幸一

  • 神学の限界と突破口(7)第1章 主な論争と解決─総括 三谷和司

  • 米国のメガチャーチ、毎週の礼拝出席者は1000万人 コロナにも適応し予想上回る回復

  • 神に対する大切な問い 菅野直基

  • 人々を招き入れられる神の愛 万代栄嗣

  • ワールドミッションレポート(7月17日):スリランカ 仏教ナショナリズムの波と経済危機─分断された島国で「和解の架け橋」となる教会

  • ヘブライズムへの回帰は「第2の宗教改革」 川端光生牧師が講演

  • 日本キリスト教協議会、皇室典範改正案の衆院通過受け声明

  • バチカン、聖ピオ十世会の司教6人を破門 教皇の承認ない司教聖別で

  • 米合同メソジスト教会、神学校4校を認可外に アズベリー神学校は同性愛巡る理由で

  • 日本カトリック司教協議会、聖ピオ十世会の司教破門巡り信徒に「お知らせ」

  • 米国のメガチャーチ、毎週の礼拝出席者は1000万人 コロナにも適応し予想上回る回復

  • 救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了

  • 中絶に反対、東京でマーチ・フォー・ライフ カトリック築地教会起点に7月20日

  • 「根拠に基づくスピリチュアルケア」 オックスフォード大でオリブ山病院の取り組み発表

  • ベネズエラ地震、日本のキリスト教支援団体も募金開始

編集部のおすすめ

  • ヘブライズムへの回帰は「第2の宗教改革」 川端光生牧師が講演

  • いのちの言葉聖書学校が卒業式、5人が新たな歩みへ

  • 「今、求められているのは、慰めと癒やし」 能登被災者支援でゴスペルコンサート

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 芥川賞作家の鈴木結生氏らが登壇、青山学院大学で口語訳聖書刊行70周年記念講演会

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • Threads
  • RSS
Copyright © 2002-2026 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.