Skip to main content
2026年7月16日23時28分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム
愛による全面受容と心の癒やしへの道

愛による全面受容と心の癒やしへの道(25) 峯野龍弘牧師

2013年7月5日10時51分
  • ツイート
印刷
関連タグ:峯野龍弘
峯野龍弘牧師+

第3章 ウルトラ良い子の抑圧の最大要因
Ⅰ.世俗的価値観
B.世俗的価値観を構成する恐るべき諸要素
6)相対主義、他者比較主義

更にまた、ウルトラ良い子たちを抑圧し、彼らを対人関係不全症候群に追い遣る恐ろしい考え方とあり方に、相対主義、他者比較主義というものがあります。そもそもウルトラ良い子たちは、既に何度も記してきましたように、本来は本質的なものや絶対的なもの、更には純粋かつ理想主義的なものを志向する性質を宿しているため、他人と自らを比べ合ったり、また他人同士を比較し合って、その優劣や善し悪しを自ら決めることや、とりわけ他者からそうされることに馴染みません。彼らはそうした相対的な他者との比較の上で物事を考えたり、行動したり、かつ判断することにおいて一般人に比べて、一見奇妙に思えるほど過剰反応を示し、更には強い抑圧感や時には一種の恐怖感をさえ抱くことがあります。

そこで他人や両親から、特に母親から、幼少時代より長い間かかる取り扱いを受け続けると、多くの場合は、遂に小学校上級生になる頃から高校時代を迎える頃までの間に、極度の対人関係不全症候群を呈するようになります。もはやその長い間の抑圧感が累積し、耐えきれなくなってしまったからです。そしてその頃までにはかなり深く心が傷つき、すっかり病んでしまっていたのです。

この場合、何故母親からの取り扱い方が圧倒的に多くの発症例となるのでしょうか。それは、今日では比較的父親より母親の方が口やかましく、しかも常に身近にいて抑圧するからですが、何よりも決定的な理由は、他の平均的な子供たちに比べて、生まれつき心優しく甘えん坊であるウルトラ良い子たちを、彼らの期待に応えて幼少時代に充分に受容し、満たしてやることをせず、それを怠り、のみならず彼らの感性に合わない相対的、他者比較的な世俗的考え方に従って、他の一般的な子たちと同様に、若しくはそれ以上に立派に育て上げようと、常に厳しくしつけたり、宥めすかしたりするからです。

その結果、大好きな母親から嫌われないようにと、ウルトラ良い子たちは健気にも、懸命に母親の期待に応えようと努力するのです。そのために彼らの心身に及ぼす重圧は並なものではありません。絶えず頑張り「良い子」を装い続けなければならない彼らの苦悩は、親の想像を絶するものがあります。

かくしてその抑圧、ストレスが徐々に蓄積されて大きなトラウマになり、それが遂に異常心理、異常行動を生み出すようにまでなるのです。受容しなければならないのは母親なのに、皮肉なことに受容して来たのはウルトラ良い子たち自身であって、彼らは母親から嫌われ見捨てられるのではないかとひたすら恐れ、母親から愛されたいばっかりに、ひたすら長い間母親の要求を受容し、満たそうと努力してきたのでした。しかもその途上、常に聞かされてきた脅威の言葉は、「他の子どもたちはこうしているのに、あなたはどうしてそれが出来ないの」とか、「他の子に負けないように、もっとしっかりと頑張りなさい。意気地なし!」とかの叱咤激励の言葉でした。

この他者との相対的比較の上に責め立てる母親の叱咤激励は、如何にわが子を思う母親の親心とは言え、かかるウルトラ良い子たちにとっては、害あって益なしの母親の有害言動なのです。しかし、いかに多くの世の母親、いな父親までもが揃いもそろって、わが子を傷つけてきたことでしょう。この点、お互いはよくよく留意したいものです。(続く)

◇


峯野龍弘(みねの・たつひろ)

1939年横浜市に生れる。日本大学法学部、東京聖書学校卒業後、65年~68年日本基督教団桜ヶ丘教会で牧会、68年淀橋教会に就任、72年より同教会主任牧師をつとめて現在に至る。また、ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会および同教会の各地ブランチ教会を司る主管牧師でもある。

この間、特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン総裁(現名誉会長)、東京大聖書展実務委員長、日本福音同盟(JEA)理事長等を歴任。現在、日本ケズィック・コンベンション中央委員長、日本プロテスタント宣教150周年実行委員長などの任にある。名誉神学博士(米国アズベリー神学校、韓国トーチ・トリニティー神学大学)。

主な著書に、自伝「愛ひとすじに」(いのちのことば社)、「聖なる生涯を慕い求めて―ケズィックとその精神―」(教文館)、「真のキリスト者への道」(いのちのことば社)など。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:峯野龍弘
  • ツイート

関連記事

  • 愛による全面受容と心の癒やしへの道(27) 峯野龍弘牧師

  • 愛による全面受容と心の癒やしへの道(26) 峯野龍弘牧師

  • 愛による全面受容と心の癒やしへの道(24) 峯野龍弘牧師

  • 愛による全面受容と心の癒やしへの道(23) 峯野龍弘牧師

  • 愛による全面受容と心の癒やしへの道(22) 峯野龍弘牧師

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 日本キリスト教協議会、皇室典範改正案の衆院通過受け声明

  • 【書評】ディートリヒ・ボンヘッファー著『キリストに従う』

  • 米国のメガチャーチ、毎週の礼拝出席者は1000万人 コロナにも適応し予想上回る回復

  • 日本YMCA同盟、カリタスジャパン、日本基督教団 ベネズエラ地震の緊急支援募金開始

  • ワールドミッションレポート(7月16日):モロッコ 沈黙を強いられる改宗者たち─伝統と民族意識の見えない牢獄

  • ヨハネの黙示録(16)太陽は黒く月は赤くなった 岡田昌弘

  • ナイジェリア、6年間でキリスト教徒2万8千人超が殺害される フラニ系武装勢力が主因

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(287)聖書と考える「さよならノワール」

  • 日本カトリック司教協議会、聖ピオ十世会の司教破門巡り信徒に「お知らせ」

  • 神学の限界と突破口(7)第1章 主な論争と解決─総括 三谷和司

  • 日本キリスト教協議会、皇室典範改正案の衆院通過受け声明

  • 米国のメガチャーチ、毎週の礼拝出席者は1000万人 コロナにも適応し予想上回る回復

  • 日本カトリック司教協議会、聖ピオ十世会の司教破門巡り信徒に「お知らせ」

  • ベネズエラ地震、日本のキリスト教支援団体も募金開始

  • Gゼロ時代の津波石碑(11)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(その2) 山崎純二

  • バチカン、聖ピオ十世会の司教6人を破門 教皇の承認ない司教聖別で

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(252)地域教会こそ日本社会の希望 広田信也

  • ナイジェリア、6年間でキリスト教徒2万8千人超が殺害される フラニ系武装勢力が主因

  • ヨハネの黙示録(16)太陽は黒く月は赤くなった 岡田昌弘

  • 福岡女学院大学とフェリス女学院大学が協定締結 「国内留学」で学生相互受け入れへ

  • ヘブライズムへの回帰は「第2の宗教改革」 川端光生牧師が講演

  • バチカン、聖ピオ十世会の司教6人を破門 教皇の承認ない司教聖別で

  • 米合同メソジスト教会、神学校4校を認可外に アズベリー神学校は同性愛巡る理由で

  • 日本カトリック司教協議会、聖ピオ十世会の司教破門巡り信徒に「お知らせ」

  • 日本キリスト教協議会、皇室典範改正案の衆院通過受け声明

  • 救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了

  • 米国のメガチャーチ、毎週の礼拝出席者は1000万人 コロナにも適応し予想上回る回復

  • ベネズエラ地震、日本のキリスト教支援団体も募金開始

  • トマス・ア・ケンピス著『キリストにならいて』 600年以上読み継がれてきた名著

  • 「根拠に基づくスピリチュアルケア」 オックスフォード大でオリブ山病院の取り組み発表

編集部のおすすめ

  • ヘブライズムへの回帰は「第2の宗教改革」 川端光生牧師が講演

  • いのちの言葉聖書学校が卒業式、5人が新たな歩みへ

  • 「今、求められているのは、慰めと癒やし」 能登被災者支援でゴスペルコンサート

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 芥川賞作家の鈴木結生氏らが登壇、青山学院大学で口語訳聖書刊行70周年記念講演会

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • Threads
  • RSS
Copyright © 2002-2026 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.