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波に乗る時代から時代を創る時代へ(2)

2013年1月22日13時45分
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自己相似なフラクタルの一種である「メンガーのスポンジ」のイメージ画像+
信徒が神に直結していける教会へ

 教会の役割について松島氏は中国でのリバイバルを例に挙げ、「中国で福音が爆発的に広がった理由のひとつは、弾圧を受けたから。(牧師が拘束されて牧師から説教が聴けなくなり)しかたがないからイエス様から信徒が直接聞くようになって広く散っていった。牧師がひとりひとりの信徒が神様に直結していくようにすることへ専念していくことで、『キリスト教』ではなく福音が爆発的に広がるようになるのではないか」と指摘した。

 松島氏は組織論の観点から現代のビジネスについて「蜘蛛型からヒトデ型に組織が移行しようとしている。蜘蛛は足を切っても大丈夫だが、首を切るとだめになる。しかしヒトデはどこを切っても大丈夫。トップが捕らえられたとしても、次のトップが出て来るから、組織を破壊することができない。ところが『王様』をトップにしたようなヒエラルキーを作ってしまうと、王様がいなくなれば、全部崩壊してしまう。インターネットビジネスでは、ヒトデ型の企業が多い。社長が仕切るというより、権限をそれぞれに委譲して自由に働いているので強い」と指摘した。

 その上で神の国の概念について「人はそれぞれ自分の使命を持っていて、個々がキリストのパーツである。その了見において、それぞれが『王』であり、何者にも支配されない。神以外の奴隷にはなり得ない。神の国を受け継ぐ王である」と伝えた。

 一方で本物が表れる一方、偽物も現れることについて松島氏は「『統一していこう』という動きの先にはサタン的な視点が含まれているように感じる。通貨の統合、TPPなどは、最終的に誰かが支配したり隷属させることが目的であるとすれば反キリスト的である。人や国は個々に独立したものであり個性や役割を持ち自立しているべきものである。日本には日本という個性がある。個性を守るべきことと、一緒にやっていくべきことがある。自立性がどんどんなくなって来てひとつにされるというのは、神の国ではない。それぞれ使命を持って、違う目的があって自立した上で、お互いがチームになる。(神の国の)チームは自分の能力なり、才能なりを発揮できて互いに自立しながら、王として貢献することができる。違うパーツでもひとつであり、ミクロ的にそれぞれが『イエス』を形づけている。幾何学でいう『フラクタル』のように同じ形でもそれぞれ異なる。主なるイエスがそのすべてを支配するのが神の国の概念である」と説いた。


黙示録は、過去の延長線上に未来がないことを教えている

 松島氏は「聖書を知ることによって、経済の流れのおかしいところ、正しいところがすごく良く見えてくるようになる。経済の動きを見ていると、聖書が見えてきて、聖書を見ていると、経済が見えて来る。黙示録は、過去の延長線上に未来がないことを教えている。過去の経験が通用しない。今の時代は『プロが確信をもって間違える』時代である。経済が急降下する中で、過去の経験値が活かせない時代は今までなかったような実践的な深い聖書的理解が進む時代」と伝えた。

 経済について松島氏は「強く感じることは、今までは『一生懸命努力することは良いことだ』だと思っていたが、それが間違いだったことに気づいてきた人が増えてきたことだ。人がいくら努力しても、それが使命から外れていれば、広い意味での貧困を招く。自分の努力で成功するのではなく、『神と共に歩み、皆がチームを形成すること』が大切で、これが共存共栄の基である。お互いが王でありチームを形成するという意識が無い限りうまくはいかない。人間がひたすら努力するなら神がなんとかしてくれるというのは『神風』的な発想であり、日本人は、努力はひたすら良いことであり、そのために神を召使いにしてしまっている。しかし実際は神が与えられた目的以外のことを努力しても全然だめである。自分に与えられた目的ではないことは的外れであり試練がくる。『どれだけ良いことをするか』ではなく、『神に与えられた目的をどれだけ達成できたか』を意識して生きるべきである」と説いた。

「宗教」ではなく「信仰」を伝えるキリスト者へ

 最後に信仰と宗教の違いについて、「日本人のアイデンティティがそもそも聖書的であり、信仰的である一方で宗教嫌いであるため、信仰と宗教の違いを明確にすることによって、人は救われていく。信仰とは神に直結し、子が父を無邪気に慕うように、また親友と語るように親しく神と個人的に交わり、神に期待すること。ここでいう宗教とは純粋な信仰の偽物で、神抜きで自分の力で御国を地上に実現しようとすることや形式化された行事や儀式や教えのこと。自分たちが正しいというプライドから他者を批判し完璧主義になったり修行したりルールを守ることが信仰だと勘違いし、形式的、義務的、閉塞的になり、喜びや感謝が少ない自己中心的な状態が宗教。信仰を持つということは、人格を持った神にひとりひとりが直結するということである。伝道が『信仰ではなく宗教を伝えること』であれば実を結ばなくなる」と指摘した。

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松島修(まつしま・おさむ)氏:日本最大規模の顧客数をもつ投資顧問業者エフピーネット株式会社代表取締役。資産のコンサルタント。著書に『聖書に隠された成功法則』
、『聖書に隠された性格分析』、『最新の資産防衛術は聖書に隠されていた』、『王様マインドと奴隷マインド』
がある。

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