Skip to main content
2025年6月16日23時55分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム
四輪駆動車で走りたい!

日本宣教の四大ブレーキ(1)

2012年4月25日16時56分
  • ツイート
印刷
関連タグ:堀越暢治
単立・創愛キリスト教会主任牧師  堀越暢治氏+

1 第一篇 ブレーキ篇

私は小さい神社の神主の子として生まれ、日本帝国陸軍のリーダー養成の学校に入り、日本的なものを少なからず身につけて育ちました。

ですから、聖書を本格的に学んだとき、その根底をなすものと日本的なものとの差が少しずつ見えるようになりました。

牧師になってから、50年以上も、因習のすごく強い土地で宣教に励んでみて、聖書の教えを伝わらせなくしているそのブレーキが幾つか見えてきました。ここにその中の大きいもの4つを調べて、そのブレーキを解くための努力をしてきたことを報告させていただこうかと思い筆をとりました。皆様方のまわりのブレーキも解ければいいかなぁ…と考えながら…。

Ⅰ 第一のブレーキ(祖先祭祀のブレーキ)

① 仏壇を拝め、墓を拝め
…ご先祖を拝まぬ人は「人でなしだ!」「恩知らずめ!」「同族への反逆者だ!」

② ご先祖を拝まぬ宗教はダメだ。
…だから日本人にとって、キリスト教はダメな宗教だと教え込まれています。田舎へ行けば行くほどに、この締め付けは強烈です。(私は、約40日間の四日市での宣教に携わる間に、7回の心臓の発作を起こし、6回手術しました。皆、ストレスの為だと思われます。)

Ⅱ 第二のブレーキ(神々の偶像礼拝のブレーキ)

① 日本は神の国です。…という森元首相の発言で混乱が起こりました。しかし、よく調べてみると、日本は神の国だというのは当たり前なのかも知れません。西田哲学の神概念が一般に受け入れられていますから、存在するものは皆神の部分という汎神論の世界です。ですから、当然のことのように神の国というのでしょう。

② 神々礼拝を偶像礼拝と非難しても効果はありません。考え方の土台が汎神論ですから、すべてが神の部分です。神仏を拝む事は偶像礼拝だと批難しても、批難した人のほうが「何言っているんだ、色々の物に神の霊が宿っているのが分からず、ただの物としか見えない人が気の毒だ!」と逆襲される次第です。逆効果しか生みません。

Ⅲ 第三のブレーキ(進化論のブレーキ)

① 明治政府は、明治6年にキリシタン禁令が解除されると、日本のキリスト教化を恐れて、アメリカから、モースという生物学者を東大の教授として招きました。モースは授業を始める前に、「この教えは聖書の教えに反対するものだ。」と前置きしてから講義を始めたと伝えられています。人々はこの教えを大歓迎したとも伝えられています。(進化論…徳田御念)

今も、日本政府の考えは同じようだと思います。

② 教科書も、NHKも、進化が唯一の生命の起源の科学的説明として、また進化論を唯一の生命の起源に関する事実として教えています。

Ⅳ 第四のブレーキ(性善説的人間観のブレーキ)

私達日本人は、なんとなく神道の影響を受けて人間の心はきれいだと考えがちです。そのために外側のケガレを払い落とせば、幸せになれると考えて「オハライ」という行事が行われています。

性善説的人間観(人間の心はキヨク、外側が汚れているという考え)のほうが聖書の「人の心はけがれている。」と言う人間観より優れていると考えられて聖書の性悪説は拒否されています。しばしば人間は、真実より好みを大切にしますから、聖書の人間観は喜ばれません(続きは次週掲載予定。本文は堀越暢治牧師の許可を得、「四輪駆動車で走りたい!(いのちありがとうの会)」から転載しています)。

◇

堀越暢治(ほりこし・のぶじ)

宇都宮大学農業土木科卒業。日本基督神学校卒業。学校法人東京キリスト教学園名誉理事。学校法人グレイス学園めぐみの園理事長。単立・創愛キリスト教会主任牧師。いのちありがとうの会理事長。著書に「人体の不思議発見」「大自然の不思議発見」(いのちありがとうの会)など多数。

■ 外部リンク:いのちありがとうの会ホームページ

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:堀越暢治
  • ツイート

関連記事

  • 発想の転換による宣教!(3) 堀越暢治牧師

  • 発想の転換による宣教!(2) 堀越暢治牧師

  • 発想の転換による宣教!(1) 堀越暢治牧師

  • 創造主「神と訳したことが問題」 堀越暢治氏が指摘

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • 自分の考えを大切に生きよう 菅野直基

  • ワールドミッションレポート(6月16日):アンゴラのクワンガリ族のために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • トラウマからの解放と癒やし 菅野直基

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.