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発想の転換による宣教!

発想の転換による宣教!(3) 堀越暢治牧師

2011年12月23日19時15分
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堀越暢治氏+
堀越暢治氏

1.心臓を調べる

握りこぶし位の大きさの心臓で、1日に8トンのタンクローリー1杯分の血液を体中にまわす仕事量には驚かされます。寝ている時も働き続けて私たちのいのちを保っています。

人間の心臓は80~90年間も働き続けます。そして、この血液の循環によって健康が保たれます。心臓が止まると血液の循環が止まり、私たちは生きていけないのです。人間が造ったどんなポンプも足もとにも及びません。

心臓には4つの部屋があり、体中の古い血を集めて肺へ送り、肺で酸素を取り込んで新しくなった血液を全身へ送り出します。この血液の循環で健康が保たれていて、血液の循環が悪いと健康は保てません。

2.心臓をつくられた方

拍動のしくみを見てみましょう。まず、ペースメーカー細胞のカルシウム・チャンネルにカルシウムイオンが出入りして電気信号を起こします。この信号は心房壁に広がっている刺激伝導系の心筋繊維によって心房全体へ伝えられ、心房を収縮させます。

心房を収縮させた信号は、ヒス束を通って心室に伝えられます。この時、心房に伝わる信号の早さは秒速100センチですが、ヒス束を通るスピードは秒速1センチで百分の一に相当します。このスピード差によって、心房の血液が心室に流れ込みます。

ヒス束を通った信号は、心室をかこむプルキン工繊維に伝えられます。プルキン工繊維のスピードは再び秒速100センチで、心室の血液を肺または全身に送り出します。即ち、ピッ、ピーッ、ピッというリズムで心臓は血液を送り出すのです。

一体誰が心臓にペースメーカー細胞をつくり、血液循環のしくみを考えたのでしょうか。英知の持ち主でなければとても考えられません。

3.胎児の血液の流れ

さて、胎児は母親のお腹の中にいますので、肺呼吸をしていません。ですから、胎児の肺に大量の血液がいく必要はありません。大量の血液がいくと胎児は死んでしまいます。したがって成人と同じ心臓を胎児につけると生きた赤ん坊は産まれてこないのです。死んでしまいます。これは大問題です。胎児の血液の流れはどうなっているのでしょうか。

胎児の心臓は、左右の心房の間に穴(卵円孔)があり、右心房の血液が左心房に直接流れ込みます。胎児の肺動脈は細く、肺へはほとんど血液がいかず、肺動脈に出た血液の大部分は動脈管(別名:ボタロ氏管)という血管を通って大動脈にいきます。生まれたばかりの赤ん坊が大きな声で「オギャー」と泣くと肺に空気が入って、2分以内に血液の流れは成人と同じ流れに変わります。

この情報が遺伝子にまで組み込まれなければ、生きた赤ん坊は生まれません。時間をかけての試行錯誤のくり返しではなく、はじめからこうなっていないと生きた赤ん坊は生まれてこないのです。これを考えた方の知恵はすごい知恵です。

「私たちは、この宝を、土の器の中に入れているのです。それは、この測り知れない力が創造主のものであって、私たちから出たものでないことが明らかにされるためです。」(新約聖書コリント人への手紙第二4章7節)

◇

堀越暢治(ほりこし・のぶじ)

宇都宮大学農業土木科卒業。日本基督神学校卒業。学校法人東京キリスト教学園名誉理事。学校法人グレイス学園めぐみの園理事長。単立・創愛キリスト教会主任牧師。いのちありがとうの会理事長。著書に「人体の不思議発見」「大自然の不思議発見」(いのちありがとうの会)など多数。

■ 外部リンク:いのちありがとうの会ホームページ

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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