Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 教育

創造主「神と訳したことが問題」 堀越暢治氏が指摘

2011年9月27日10時04分
  • ツイート
印刷
関連タグ:堀越暢治創造論
講演する堀越暢治氏=14日、東京都台東区のウェスレアン・ホーリネス神学院で+
講演する堀越暢治氏=14日、東京都台東区のウェスレアン・ホーリネス神学院で
堀越氏の講演に耳を傾ける参加者たち=14日、東京都台東区のウェスレアン・ホーリネス神学院で+
堀越氏の講演に耳を傾ける参加者たち=14日、東京都台東区のウェスレアン・ホーリネス神学院で

日本に適した新しい宣教のあり方を提唱しているいのちありがとうの会理事長で東京キリスト教学園名誉理事の堀越暢治氏(85)が14日、ウェスレアン・ホーリネス神学院(東京都台東区)の公開講座で講演し、日本語の「神」は万物に神性が宿るとする汎神論の神を意味するため、聖書の教える創造主なる神は「(相手を)否定しないと伝えられない」仕組みになっていると述べ、「日本宣教の問題点は、教会が信じるお方と教会が伝えるお方の名を神と訳したこと」と主張した。

堀越氏は、聖書の「神」という記述を、「創造主」と読み替えることを勧めている。堀越氏によると、近代日本を代表する哲学者の一人である西田幾多郎は「神」について、「宇宙は神が姿を現したもの」と定義している。つまり、宇宙がなくなれば神も存在しなくなる。一方、聖書の「神」は、宇宙を無から創造された方であり、たとえ宇宙がなくなっても存在し続ける。堀越氏は、「両者は全く違う」と話す。

堀越氏は、「神」という言葉を使わず、「いのち」を接点として聖書の教える創造主を伝える新しい宣教のあり方を提唱している。聖書の教えが福音を知らない人々を否定するものではなく、むしろその人々に希望を与えるものだと知ってもらいたいという思いが根底にある。神社仏閣の信仰が住民によく根付いている三重県四日市での、約半世紀にわたる牧会経験から生み出された知恵だ。近年、日本の半数以上の教会で年間受洗者が一人もいない中、堀越氏の教会では今年も幼児を含めてすでに17人が洗礼を受けた。

自身の宣教方法を「宣教のカテーテル法」と呼んでいる。他の部位は傷つけず、患部だけを治療する心臓手術のカテーテル法に学んだ。他宗教や相手の人格を否定せず、人々に永遠のいのちへの道を示すにはどうすればいいか。「患部」を「いのちの創造主とつながっていないこと」とし、いのちの仕組みのすごさを知らせ、偉大な創造主を発見してもらうことに焦点を定めた。

例えば、日本宣教を妨げる主要因として「祖先祭祀」がよく挙げられる。しかし、堀越氏は、祖先祭祀の本当のこころは「いのちをはじめた方への感謝」という尊いもので、先祖から伝えられたいのちは「いのちをはじめた方」、つまり創造主により与えられたものと説く。

堀越氏が強調するのは、「いのちのすごさ」だ。堀越氏は、「一番すごいのは人間のからだ」と話す。例えば耳は、空気の振動として伝えられた音をまず固体の振動に変える。それをさらに液体の振動に変え、最後は電気信号に変えて大脳の聴覚野に伝えている。現代科学でもいまだ解明されていない部分があるほど、その仕組みは極めて精密だ。「これを創ったお方が創り主」と話す。

創造主の存在を知れば、人々は自然に自分のいのちや環境がすべて創造主からの頂き物だという事実と、創造主と自分との断絶に気づく。その段階で、創造主が関係回復の仲介者として定めたイエス・キリストを紹介する。

イエス・キリストを救い主と信じて創造主との関係を回復し、洗礼を受けて主の家族になれば、次はいよいよ天国への準備が始まる。堀越氏は、「主にある人の人生は天国への旅支度」と強調する。特に受洗後は、人生の最後の目的地である天国のイメージをできるかぎり鮮明にしてほしいという。「最後に行き着くところ(のイメージ)を明確に持っていたら、クリスチャンとしての生き様がはっきりしてくる」と話す。

堀越氏は、「罪人」の代わりにイエスの用いた「失われた人」という言葉を使う。ギャラップの世論調査によると、85%の日本人が、自分が何のために生きているかわからないと答えている。堀越氏は、「創り主を発見しない限りはみなしご。土台がないから人生がうまくいくはずがない」と説き、「いのちの創り主と直結することによって、いのちの創り主に帰る」と語った。

また、日本の教会が全体の傾向として幼児教育を廃止し、老人ホームの運営に移行している現状について、「非常に残念」と話し、「(子どもが教会に)来なくなったら来られるようにすべき」と幼児教育の重要性を強調した。

いのちありがとうの会では、いのちのすばらしさを伝える講演会や研修会を開いているほか、視覚教材や書籍の販売も行っている。詳細はいのちありがとうの会ホームページ(http://elifep.com)。

関連タグ:堀越暢治創造論
  • ツイート

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.