全米550以上の主要な映画館で3月27日、カーク・キャメロンの新作映画「モニュメンタル」が公開された。その夜は、キャメロンによる米国のルーツを訪ねる旅を追ったドキュメンタリーの放映のほか、ライブやスペシャルゲストとの対談も行われた。
キャメロンは同映画の概要を以下のように述べている。
「僕たちの祖国は絶えず変化している。米国は常に『自由の国』や『勇者の出身地』として知られてきた。それは米国が世界がかつて見てきた中で最も裕福で自由な国家だからなんだ。誰もがここに住みたがるけれど、僕が思うに米国は迷走し始めている。今が大事な時期だ。我が国は魂の病に冒されていて、歴史は今正しい方向に進まなければ大惨事になるということを僕は示されたんだ」
「僕は答えを探してニュースに耳を傾けるけれど、聞こえてくるのは雑音ばかり。はっきり言って、誰もが中立な考えをもっていると言いながら、右か左に傾いているんだ。わずかな議論を交わすうちに時間は速く過ぎ去っていく。僕たちの子どもたちの未来は待ってはくれない。だから僕は今、何かをしなければならないんだ」
「最初に何が僕たちの偉大な国家を築き上げたのかということを僕たちは忘れてしまっているのではないかというのが僕の勘なんだ。とても多くの人たちが国家を救う壮大な計画を掲げるリーダーの出現を待っている。でも実際のところ、米国はどう始まったんだろうか。もし最初の理念とは逆方向に進んでしまったらどうだろう。そして、その変化がトップからではなく下から始まったとしたら、つまりその変化が大統領執務室からではなく家庭の食卓から始まるとしたらどうだろうか」
「『モニュメンタル』はこうした疑問に対する答えを見つけるための旅なんだ。本当の『国家の財産』を発見できることを期待して英国から米国への僕たちの祖先の歩みを追った。僕は彼らから学び、多くのことを聞きたいんだ。僕たちの祖先は僕たちが忘れっぽくて、国家の方向性を見失うだろうことを知っていたんじゃないかって思ったんだ。だから彼らは米国の成功の根源に案内する地図を僕たちに残してくれたんだよ」
「僕は最初の旅を終えて、僕の予感が正しかったと言うことができて嬉しい。僕が発見したものは驚くべきものだったんだ。僕たちの国を変化させて、子どもたちの未来を守る鍵は複雑なものではないんだ。それは『ダ・ヴィンチ・コード』のように隠されているものじゃない。僕たちの目の前にずっとあったものなんだよ」
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