Skip to main content
2025年10月22日20時40分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

米牧師キリスト教国家発言にメディアが批判、サントラム元上院議員、信教の自由を強調

2012年3月21日13時38分
  • ツイート
印刷
関連タグ:アメリカ信教の自由

米共和党大統領候補者争いで、6日のスーパーチューズデーでロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が米オハイオ州含む6州で勝利したものの、サントラム元上院議員(53)も米テネシー州含む3州で勝利、スーパーチューズデーを経て未だ共和党からの米大統領候補者選びは長期化する様子を見せている。20日の米イリノイ州で行われた共和党予備選では、モルモン教徒のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事が勝利する見通しであると報道されている。

サントラム元上院議員が18日に出席した米ルイジアナ州グリーンウェルスプリングスバプテスト教会の主日夕礼拝において、同教会牧師のデニス・テリー氏が礼拝説教の中で、「アメリカのキリスト教精神を受け入れられないノンクリスチャンは、アメリカを去ってもよい」との発言をしたことで、米メディアの批判がテリー氏に寄せられるようになった。

これに対し、テリー氏は米クリスチャンポスト(CP)の取材に応じ、「アメリカがキリスト教国家であることを伝えるメッセージがメディアの火種になるとは思ってもいませんでした。ユーチューブ上で、私の説教を批判するコメントはすべて、私の言ったことを明らかに歪曲したものばかりです。私はアメリカを愛しておりますし、すべての人々が自由にそれぞれの宗教の礼拝ができる国であると信じています。イスラム教徒がアッラーが神であると宣言するのと同様に、キリスト者としてイエスを宣べ伝える権利も有しています。批判する方々から、『アメリカがキリスト教国家として建国されたと信じるのか』という質問がありましたが、それは当然です。このアメリカにおいてさえも、キリスト教だけが宗教の攻撃を受けているようにさえ思えます。なお、私が『他宗教に対して寛容ではないのではないか』との批判については、それは正しい私に対する見解ではありません」と答えた。

18日の夕礼拝でテリー氏は「アメリカはキリスト教国家であり、ノンクリスチャンはアメリカでキリスト者が継承してきたものを受け入れられないならば、アメリカを去っても良いでしょう」と伝えたことで、メディアの批判を浴びることになった。

テリー氏の礼拝にはサントラム元上院議員も出席していた。テリー氏は「アメリカがキリスト教国として建国されたことに対して反対の意を示す人たちのことを気にしてはいません。アブラハム、イサク、ヤコブの神がイエスとして現れました。神は唯一です。そのようなことを言ってはいけないという人々に応対するのは正直疲労を感じています。人々が私たちに対し、キリスト教徒は信仰を声高に話すべきではなく、公の場で祈るべきではないと忠告するのを聞くのに疲れています。もしアメリカを愛さない人であれば、私たちの信仰が気に入らないのではないでしょうか。そうであるならば、アメリカから出て行ってもかまわないと思います」と伝えた。

18日夕礼拝の説教の要点は、第1ペテロ2章13節~17節「人の立てたすべての制度に、主のゆえに従いなさい。それが主権者である王であっても、また、悪を行うものを罰し、全を行うものをほめるように王から遣わされた総督であっても、そうしなさい。というのは、全を行って、愚かな人々の鞭の口を封じることは、神のみこころだからです。あなたがたは自由人として行動しなさい。その自由を、悪の口実に用いないで、神の奴隷として用いなさい。すべての人を敬いなさい。兄弟たちを愛し、神を恐れ、王を尊びなさい」と書かれてあります」を伝えることであったという。テリー氏は、「『王に、私たちの国の場合は大統領に従うべきだ』ということを伝えることを意図していました。しかしアメリカという国家全体において、神様の御言葉に同意することができていないという問題があることが言えるのかもしれません」と伝えた。

テリー氏の18日の説教では特に17節の「すべての人を敬いなさい」に焦点が当てられており、どのような政治的立場の人であっても、国家の指導者たちに尊敬の念を示し、教会は兄弟たちを愛し、神を恐れる必要があることを伝えることを意図したという。テリー氏は、自身の説教が神の言葉を託された者としてどのように人々に理解されているかに懸念を示しており、信教の自由が守られているアメリカにおいて、キリスト教の価値観を守り、行う義務と責任があると感じていることをCPに打ち明けた。

米イリノイ州の共和党予備選を控え、サントラム元上院議員へ米記者らが「ノンクリスチャンはアメリカを去るべきであるというテリー氏の発言に同意するか?」という質問をしたところ、サントラム元上院議員は、「もし質問がアメリカがそうであるべきではないということに同意するかということであれば、同意すると答えるでしょう。テリー氏が自身の信仰について話されているのであれば、信じるところを自由に伝えることができます。しかし私はアメリカ国内においてすべての宗教が歓迎されるべきで、信教の自由があるべきであると信じています。私の共和党候補者争いの活動を通じて、私は信教の自由を信じており、あらゆる宗教者にとって公的な場所で礼拝をしたり、考えを伝えることができるべきであると信じています。またそれぞれの宗教者が信仰について主張する機会が与えられるべきであり、また信仰に至る理由について話すことができるべきであると信じています」と述べた。

サントラム元上院議員は、テリー氏が「ノンクリスチャンはアメリカから去ってもよい」と話した際に、「私はその時テリー氏の発言に対して拍手はしませんでした。テリー氏の語られたことは覚えています。それが自身の信仰の表明として言われたのか、それとも社会一般に対して言われたどうかは私には定かではありませんでした。ただ私は拍手はするような気分にはなれなかったので拍手はしませんでした」と答えている。

関連タグ:アメリカ信教の自由
  • ツイート

関連記事

  • 米共和党大統領候補者問題、牧師の発言が波紋

  • モルモン教は「好敵手の世界観」 米福音主義者が指摘

  • ロン・ポール議員「小さな政府」、若者の支持者急増

  • 米大統領選の共和党候補混迷、キリスト教保守派の影薄く

  • 米大統領選に信仰はどう関わるべきか?-米福音メディア編集者らが討論

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • トルコ、5年余りで外国人キリスト教徒200人以上を国外追放 「国家安全保障」理由に

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 現代における「御言葉の飢饉」 法規制や不足で1億人のキリスト教徒が聖書入手できず

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(14)抗黙示思想と現代 臼田宣弘

  • 冷めた心に注意しよう! 万代栄嗣

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(233)宣教は主の備えから始まる 広田信也

  • ヨハネの黙示録(8)テアテラ教会の御使いへ 岡田昌弘

  • 焦りは禁物 菅野直基

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • 現代における「御言葉の飢饉」 法規制や不足で1億人のキリスト教徒が聖書入手できず

  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • 冷めた心に注意しよう! 万代栄嗣

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(233)宣教は主の備えから始まる 広田信也

  • 【インタビュー】ブトロス・マンスール世界福音同盟新総主事 「平和をつくる者、それが私の使命」

  • ヨハネの黙示録(8)テアテラ教会の御使いへ 岡田昌弘

  • チャーリー・カーク氏の妻、殺害者を赦す 「キリストはそうしたし、夫もそうする」

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • チャーリー・カーク氏の妻、殺害者を赦す 「キリストはそうしたし、夫もそうする」

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 米メガチャーチ牧師、当時12歳の少女に性的虐待 罪認め6カ月収監へ

  • 「ジーザス・ムーブメント」指導者チャック・スミス氏のディボーションブック邦訳出版

  • 日本キリスト教病院協会第5回総会 人材確保や人材育成などを討議

  • 「ザ・チョーズン」がギネス記録、イエス・キリストの生涯描いた長編連続ドラマ

  • 英国国教会トップのカンタベリー大主教に初の女性、ムラリー主教の任命を国王が承認

  • イラク人難民のキリスト教徒、フランスでライブ配信中に殺害される

  • 中国東部で教会活動に対する大規模取り締まり、キリスト教徒70人以上拘束

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.