米国Razor & Tie社所属アーティストのデイブ・バーンズは3月13日、ニューアルバム「Stories To Tell」をリリースする。11曲のオリジナルソングが収録された同アルバムは、ジョン・フィールズ(ライフハウス、スウィッチフット、グー・グー・ドールズ、ジョナス・ブラザーズ、ピンクらをプロデュース)によって制作された。バーンズは今年、ニューアルバムの宣伝活動の一環としてツアーを開催する予定だ。
バーンズは最近、ベストカントリーソング「God Gave Me You」で初のグラミー賞ノミネートを果たしている。同曲はブレイク・シェルトンが昨年リリースしたアルバム「Red River Blue」の中で演奏され、ナンバーワンヒットを記録した。同曲はバーンズとシェルトンのバージョンを合わせてこれまで100万枚以上を売り上げている。
「Stories To Tell」は、バーンズがRazor & Tie社に所属してから4枚目のスタジオアルバムで、今回初めて彼の故郷であるナッシュビルを離れてロサンゼルスでレコーディングされた。これについてバーンズは、「他の全てのCDはナッシュビルでレコーディングしてきたけど、これだけは何かが違って、どうしてもロサンゼルスでレコーディングしたかった。町を出て、完全に過去に収録したCDとは別のものにしたかったんだ」と説明している。
バーンズが語る通り、「Stories To Tell」は彼のこれまでのCDとは全く異なった趣きを見せている。同アルバムの収録曲はプログラミングやシンセサイザーが用いているほか、オーケストラ調の演奏と彼の感傷的で情熱的な歌声を調和させるなど、ファンのために細かく調整された技巧的なポップソングとなっている。
バーンズは、「ポップ色が強くなってるけど、全ての曲が深く考えられているんだ。そこには不要な部分や演奏なんてないし、本当に全てが充実した曲に仕上がって感謝しているんだ。ジョンと一緒に仕事をすることで、自分が何をしたかったのかに気付くことができたよ。それは僕が自らに課していた枠から抜け出すことだったんだ」と述べている。
ニューアルバムの根本的なテーマは、バーンズ自身の私生活や経験だ。多くの曲を手掛けている彼と彼の妻は今回、初めての子どもをもうけており、アルバム収録曲の中の「Mine to Love」と「One of Us」はこのニュースに触発されたものという。また、同アルバムのもう一つの主要なテーマは、「思わぬ方向に行ってします人生の瞬間瞬間を楽しもう」というもので、「White Flag」や「Heaven Help Me」にそれが反映されている。
特定のジャンルに執着しないバーンズの音楽は、ロックやポップ、カントリーからブルース、R&Bまで幅広いスタイルの影響を受けている。彼は、「『Stories To Tell』は、特別な曲だからというのではなく、人生の瞬間瞬間に聴いて楽しめるものにしようと思って努力してきたんだ」と語った。
多岐にわたる分野で構成されたヒットシングル曲「God Gave Me You」は、クリスチャントップ40で最高3位を記録するとともに、メインストリームACのクリスチャンACトップ20では10位にランクインした。グラミー賞にノミネートされた「God Gave Me You」を収録しているバーンズの2010年リリースのアルバム「What We Want, What We Get」は、3万4000枚以上を売り上げた。また、彼はこれまでにアルバム15万5000枚以上とダウンロード51万曲以上の売り上げを達成している。
バーンズの楽曲は、CWの「ライフ・アンエクスぺクテッド」やディズニーの「スィートライフ・オン・デック」、ABCの「ブラザーズ・アンド・シスターズ」、WBの「サマーランド」といったテレビ番組や、「エンプロイー・オブ・ザ・マンス」「マイ・スーパー・エックスガールフレンド」などの映画に使用されている。また、ブレイク・シェルトンをはじめ、ビリー・カリントン、マルク・ブルサード、ケリー・クラークソン、ベサニー・ディロンら豪華アーティストらにカバーされており、バーンズは人気ソングライターとして業界に認められている。
「Stories To Tell」の収録曲は以下の通り。
1. White Flag
2. How Long
3. Mine To Love
4. Heaven Help Me
5. Love Will Be Enough For Us
6. Seventeen
7. Missing You
8. Find Your Way Home
9. Stories To Tell
10. Warm Heart In A Cold World
11. One Of Us
クリスチャントゥデイからのお願い
皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。
人気記事ランキング
-
2025年に最も人気のあった聖句はイザヤ書41章10節 この6年で4回目
-
ワールドミッションレポート(12月15日):ガザ 憎しみの英才教育―ハマス創設者の娘が語る真実(2)
-
日本人に寄り添う福音宣教の扉(237)聖霊による傾聴活動は日本社会を覚醒する(後編) 広田信也
-
ワールドミッションレポート(12月14日):ガザ 憎しみの英才教育―ハマス創設者の娘が語る真実(1)
-
【書評】鶴見太郎著『ユダヤ人の歴史―古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで』
-
コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(17)「制御不能な突然の出来事」 臼田宣弘
-
花嫁(最終回)真昼の花嫁 星野ひかり
-
南・東南アジア各国で洪水・土砂崩れ、1700以上人が死亡 キリスト教団体が緊急支援
-
サマリタンズ・パースの輸送機、南スーダンでハイジャックされる 容疑者は拘束
-
希望に生きる 佐々木満男
-
元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも
-
日本聖書協会が恒例のクリスマス礼拝、聖書普及事業150年を感謝しコンサートも
-
【書評】鶴見太郎著『ユダヤ人の歴史―古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで』
-
映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く
-
2025年に最も人気のあった聖句はイザヤ書41章10節 この6年で4回目
-
旧統一協会の田中富広会長、道義的責任など理由に辞任 「謝罪の意を込めおわび」
-
南・東南アジア各国で洪水・土砂崩れ、1700以上人が死亡 キリスト教団体が緊急支援
-
京都ノートルダム女子大学、次期学長に酒井久美子氏 学生募集停止の来年4月から
-
サンタ・クロースと呼ばれた人―聖ニコラスの生涯(34)教会も、町も生まれ変わる
-
希望に生きる 佐々木満男
-
元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも
-
映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く
-
2025年に最も人気のあった聖句はイザヤ書41章10節 この6年で4回目
-
「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」
-
日本聖書協会が恒例のクリスマス礼拝、聖書普及事業150年を感謝しコンサートも
-
英国で「路傍伝道者憲章」 相次ぐ街頭説教中の逮捕受け
-
京都ノートルダム女子大学、次期学長に酒井久美子氏 学生募集停止の来年4月から
-
ニカイア公会議1700周年を記念、開催の地で一致求め祈る 教皇や全地総主教らが参加
-
【書評】鶴見太郎著『ユダヤ人の歴史―古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで』
-
東洋英和女学院大学、次期学長に藁谷友紀氏

















