バチカン
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バチカンとイタリア、金融情報交換協定に署名
バチカン(ローマ教皇庁)とイタリア政府は1日、金融や税に関する情報を交換する協定に署名したと発表した。これにより、バチカンの資産を管理・運用する「宗教事業協会」(バチカン銀行)の顧客情報の提供を、イタリア側が求めることが可能になった。
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「バチカン・中国間に対話の意思あり」とパロリン長官
バチカン国務長官のピエトロ・パロリン枢機卿は11日、ローマ市内でバチカン外交について講演した際、報道陣に「バチカンと中国の間には、対話しようという意思がある。接触が今後、より具体的な対話につながるように期待している」と述べた。
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バチカン、働く女性は「2割以下」
バチカン市国と教皇庁で働く女性の割合は全体の2割以下だとバチカン放送が明らかにした。カトリック教会は教義上、女性聖職者を認めないなど「女性差別」が指摘されるが、近年は増加傾向で進出はじわりと拡大しているという。
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イタリア、バチカン銀行と顧客情報の交換向け協定協議
イタリア政府がバチカン(ローマ教皇庁)の財政管理組織「宗教事業協会」(バチカン銀行)との間で、それぞれの顧客の情報交換を柱とする協定の合意に向け協議している、と伊主要紙「レプブリカ」などが7日報じた。
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メルケル独首相がバチカン訪問、教皇と会見
ドイツのアンゲラ・メルケル首相が2月21日、バチカン(ローマ教皇庁)を訪問し、教皇フランシスコと会見した。会談では、今年6月にドイツ・バイエルン州で行なわれるG7サミットなどについて言及した。
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「美術館紹介の映画ではない、人間ドラマだ」 映画『ヴァチカン美術館 天国への入り口』公開記念トークセッション
イタリア公開初日には2万7千人を動員、興行成績1位の快挙を遂げた話題の映画『ヴァチカン美術館4K/3D 天国への入口』が、日本でも28日に公開される。18日には公開トークセッションが行われ、バチカンに造詣の深い3 人がトークを繰り広げた。
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バチカンに無料のシャワー・理髪所 教皇がホームレスの悩み聞き発案
バチカン(ローマ教皇庁)のサンピエトロ広場に16日、ホームレスのための無料のシャワー室と理髪所がオープンした。「貧者のための教会」を目指す教皇フランシスコがホームレスの悩みを聞き発案したもの。
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独ケルン教区が資産公開、バチカンの保有資産上回る
ロイター通信によると、18日の「灰の水曜日」に合わせて、ドイツのカトリック教会ケルン教区が初めて資産を全面公開し、資産総額が33億5000万ユーロ(約4511億円)に達していることが分かった。
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「平成」遣欧少年使節 南島原市の中学生が430年ぶりに教皇に謁見
先月、正式にユネスコに世界文化遺産登録の推薦書が提出された「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」。構成資産の原城跡と日野江城跡がある長崎県南島原市は、「平成遣欧少年使節」として、4人の中学生をイタリアとバチカンに派遣した。
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新枢機卿20人が叙任 サン・ピエトロ大聖堂で叙任式
教皇フランシスコは14日、バチカン(ローマ教皇庁)のサンピエトロ大聖堂で新枢機卿20人の叙任式を行った。フランシスコ教皇による枢機卿任命は2013年3月に就任して以来2回目。
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長崎県知事、教皇に年内訪問要請
長崎県の欧州訪問団は20日、中村法道知事らがバチカン(ローマ教皇庁)を訪れ、ピエトロ・パロリン国務省長官(枢機卿)らと会談した。教皇フランシスコの長崎年内訪問を要請した知事に対し、バチカン側は「教皇に熱意を伝える」と約束した。
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バチカン諸宗教対話評議会当局者、WCC代表者と会談し情報交換
【CJC=東京】バチカン(ローマ教皇庁)諸宗教対話評議会当局者が世界教会協議会(WCC)代表者と20日会談、今後の計画について情報交換を行った。
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バチカン、「蟻の町のマリア」の「英雄的徳行」認定
バチカン列聖省は23日、第二次大戦直後に東京・隅田川沿いの貧しい人々が暮らす地域で住民の救済に尽くし、28歳で死去した北原怜子さんに対し、生前の徳や殉教により聖性が認められた「福者」とするための「英雄的徳行」を認定したと発表した。
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米女優アンジェリーナ・ジョリー、教皇に接見
米アカデミー賞受賞女優アンジェリーナ・ジョリーが8日、最新作『Unbroken』(原題)のバチカン(ローマ教皇庁)での上映後に教皇フランシスコに接見した。子ども2人を連れての接見、とAFP通信は報じている。
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パリ新聞社襲撃事件 バチカンやWCC、WACCが非難
バチカンや世界教会協議会(WCC)、世界キリスト教コミュニケーション協会(WACC)は7日、フランス・パリで起きた新聞社「シャルリー・エブド」襲撃事件に対し、「暴力は決して正当化できるもではない」などと非難する声明を発表した。
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【映画レビュー】『ヴァチカン美術館4K / 3D 天国への入り口』 人類究極の美に神の完全性を見る
来年2月に、バチカン宮殿の中にあるバチカン美術館の作品が、日本の映画館に登場する。『ヴァチカン美術館4K/3D 天国への入り口』。500年もの歴史をかけて歴代のカトリック教皇たちが収集してきた作品、海を渡ることのできない作品が、映画館にやってくるのだ。
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元ローマ教皇の狙撃犯、バチカンを事件後初訪問 墓に献花
元ローマ教皇、故ヨハネ・パウロ2世を1981年に狙撃した、トルコ人のメフメト・アリ・アジャ元受刑者が27日、事件後初めてバチカンを訪れ、ヨハネ・パウロ2世の墓に献花した。終身刑となったものの2000年に恩赦され、10年1月に出所していた。
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バチカンのサン・ピエトロ広場でクリスマスツリー点灯
バチカン(ローマ教皇庁)のサン・ピエトロ広場で19日、クリスマスツリーの点灯式が行われた。ツリーは、イタリア南部カラブリア州から贈られた高さ25・5メートルのモミの木。
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キューバ見つめて バチカン、50年の外交努力
米国とキューバが外交関係再樹立に向かう決定をした蔭に、50年にもわたるバチカン(ローマ教皇庁)の外交努力があった。制約があるとは言え、キューバではカトリックが主要宗教。米国がキューバへの禁輸政策を続ける中でも、教会としては、米国の司教などがキューバを訪問、「事実上」橋渡し役を務めてきた。
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ルーテル世界連盟とバチカン、2017年の共同式文資料を発表
ローマにあるルーテル教会で12月18日にパネル討論が行われ、2017年の宗教改革500周年との関連で、ルーテルとカトリックによる共同式文の手引き書のための計画が発表された。手引き書の出版は2015年に予定されている。
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