臼井勲
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床屋談義(8)僕の英語学習奮闘記 臼井勲
日本人の英語力は、僕らが20代だった頃に比べてもさほど進歩したとは思えない。先日あるテレビ番組で、外国人が日本の高校生に近づき道を尋ねようとすると、逃げ出してしまったというシーンを見た。東京オリンピックを控えていて、大丈夫かなと思った。
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床屋談義(7)井戸についての雑考 臼井勲
井戸を使っている家が少なくなった。僕の家ではまだ井戸水を使っている。20年くらい前には、この近所もルデヤの前にあった八百屋さんも、裏手にあった銭湯も、井戸水を使っていた。しかし、今は僕の家だけが井戸を持っている。
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床屋談義(6)映画「ヨーク軍曹」の啓示 臼井勲
僕は教会での働きの他に、2つの超教派のグループの活動に参加している。1つは「全国朝祷会」で、この団体は創設されてかなり長い歴史があるもので、カトリック、聖公会や他の教会教派を含む大きな組織で、「朝の祈り会」という1点で全国的な広がりを持っている。
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床屋談義(5)トイレについて雑考 臼井勲
数年前、「トイレの神様」という歌が不思議な感動を与えてくれた。初めて店にいてFM放送から流れるこの曲を聞いたとき、ジーンと心に来るものがあった。
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床屋談義(4)「幸」の字で思うこと 臼井勲
2009年の鳩山政権誕生でファーストレディーになられた幸(みゆき)夫人の言動が、当時話題を呼んだ。「幸」を「みゆき」と読むのは、「御幸」あるいは「御行」が「天皇が外出されること」で「みゆき」ということから来たと思われるが、普通は「さち」と読むのが自然である。
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床屋談義(3)俺を持っている俺は、どこの誰だろう 臼井勲
久しぶりに5代目小さんの「粗忽(そこつ)長屋」を聞いた。この落語は僕の最も好きな落語の1つである。小さんは多くの、いわゆる「粗忽もの」を得意としているが、その中でも出色のものだと思う。
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床屋談義(2)「まっとう」について考える 臼井勲
金馬の落語「藪(やぶ)入り」のまくらの1節に、「えー、世の中には強い商売と弱い商売がありまして・・・」というのがある。強い商売とは、品物を売る商い。しかし、弱い商売というと、噺(はなし)家、さらに弱いのは床屋さん。お客とケンカができない。
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床屋談義(1)床屋と縁側 臼井勲
「縁側」という言葉は、今やすしのネタの1つに残っているだけの現実味のない言葉になってしまった。かつて僕らの子どもの頃には、たいていの家には縁側があった。
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聖書の中の気になる人物―イシュマエル(4)イシュマエルもイエス・キリストの型では? 臼井勲
さてこの稿で今回のテーマの締め括(くく)りにしたいと思うが、先回はレビ記16章の2頭のやぎの記述を見た。1つは犠牲のために選ばれ、もう1つはアザゼル(追放または荒野の意)のため、汚れや罪咎を負わされて荒野へと追放される。
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聖書の中の気になる人物―イシュマエル(3)アザゼルのやぎとは誰か 臼井勲
アブラハムとイサクの物語は、イエス・キリストの十字架の型として、古くから引用されてきた。では、アブラハムとイシュマエルはどうであろうか。ここで僕は最初の稿で指摘した、イシュマエルとイサクの物語の同等性と並列性に目を向けたい。
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聖書の中の気になる人物―イシュマエル(2)欧米人になぜ、イシュマエルの名がないのか? 臼井勲
とにかく欧米では、イシュマエルの名はタブーであるようだ。しかし、欧米を離れて中東のイスラム教圏では、この名は最も名誉ある人気のある名前となる。
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聖書の中の気になる人物―イシュマエル(1)声なき声を聞かれる神 臼井勲
創世記の講解説教を永く続けてきた。創世記の中に登場する人物は、それぞれ個性豊かで尽きない興味を抱かせる。中でも、イシュマエルという人は特に僕の心に何事かを訴え掛けるものを持っている。
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