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川口一彦

  • 温故知神—福音は東方世界へ(70)大秦景教流行中国碑の現代訳と拓本15 川口一彦

    景教徒たちの日々の教会生活が書かれています。生きている信徒、亡くなった信徒全てのために執り成しの祈りもささげ(大庇とは大いにかばうとか、おおうの意味から、執り成しの祈りをささげるとした)、1日に7度の礼拝賛美をささげます。

    2017年04月13日13時41分
  • 温故知神—福音は東方世界へ(69)大秦景教流行中国碑の現代訳と拓本14 川口一彦

    景教徒たちの信仰生活がシンプルライフであったことが分かります。ペルシャや中央アジアから外国の中国に宣教に来ていたことや、信仰を持った現地人の中国人にもシンプルライフを教えていたと考えます。

    2017年03月30日13時30分
  • 温故知神—福音は東方世界へ(68)大秦景教流行中国碑の現代訳と拓本13 川口一彦

    十字を印としていたとは十字を切ること、十字にかたどったものを身に着けていたことがうかがい知れます。今日多くの信徒が十字を貴ぶのと似ています。

    2017年03月16日7時38分
  • 温故知神—福音は東方世界へ(67)大秦景教流行中国碑の現代訳と拓本12 川口一彦

    太陽が真上に昇りつめていくことと、船が掉さして天辺に昇る表現は、古代エジプトや西洋では太陽信仰の1つです。しかし、この箇所は太陽信仰ではなく、イエス・メシアが死から復活し昇天されたことに重ね、信徒たちも天に昇っていくさまを実体的に表現しました。

    2017年03月02日11時55分
  • 温故知神—福音は東方世界へ(66)大秦景教流行中国碑の現代訳と拓本11 川口一彦

    この箇所は、主イエスの復活により死を滅ぼし、新しい命の世界を開かせ、信仰・希望・愛に生きる信徒たちが天に昇っていくことを伝えています。

    2017年02月16日15時07分
  • 温故知神—福音は東方世界へ(65)大秦景教流行中国碑の現代訳と拓本10 川口一彦

    この箇所は三一の聖霊によって、信徒の群れがつくられていったことを刻みます。ここでは、聖霊が主体的に働いて人を新生させること、神にあるクリスチャンライフについて記しています。

    2017年02月02日17時56分
  • 温故知神—福音は東方世界へ(64)大秦景教流行中国碑の現代訳と拓本9 川口一彦

    この箇所はメシアの降誕記事で、東の博士たちはペルシャから宝物をささげに来たことが書かれています。なぜペルシャだと断定できたのかは、実際にメシアを礼拝した博士たちが自国に帰ってメシアに出会ったことを秘め事にせずに言い広めたからです。

    2017年01月19日19時52分
  • 温故知神—福音は東方世界へ(63)大秦景教流行中国碑の現代訳と拓本8 川口一彦

    分身は子の意味。三一の表記はすでに述べたように、漢字で最初に出たもので、父と聖霊とが唯一でありつつ三位格の存在を伝えています。弥施訶はメシアの当て字で、景教文書に多く出、キリスト表記はありません。それは、景教がアラム語、シリア語を話し書いていたからです。

    2017年01月05日21時58分
  • 温故知神—福音は東方世界へ(62)大秦景教流行中国碑の現代訳と拓本7 川口一彦

    この箇所は人の堕落後の創造主への反逆としての人の欲望の姿を描いています。

    2016年12月22日18時10分
  • 温故知神—福音は東方世界へ(61)大秦景教流行中国碑の現代訳と拓本6 川口一彦

    この個所は、創世記3章のサタンの誘惑に陥り、神との関係が破壊され、全ての人が自分勝手に生きたことを記したものです。

    2016年12月08日12時17分
  • 温故知神—福音は東方世界へ(60)大秦景教流行中国碑の現代訳と拓本5 川口一彦

    ここは創世記3章前半の人の始祖アダムとエバが狡猾なサタンの惑わしを受けた部分の箇所です。娑殫(サタン)の漢訳はシリア語聖書からで、この用語は碑文以外にも出てきます。

    2016年11月26日22時03分
  • 温故知神—福音は東方世界へ(59)大秦景教流行中国碑の現代訳と拓本4 川口一彦

    ここは創世記1章2節からと、アダムとエバが造られた部分の要約です。二氣、陰陽などは当時の古代中国の思想から影響を受けた文字です。創世記1章2節では混沌とした闇から光を創造したと伝え、古代中国に聖書の教えがいつからか影響したのかと考えます。

    2016年11月11日19時01分
  • 温故知神—福音は東方世界へ(58)大秦景教流行中国碑の現代訳と拓本3 川口一彦

    最高に尊いお方は、私たちの三一の優れたお方、初めもなき真の主アラクァ(創世記1章1節の「神」はヘブル語でエロヒーム<複数形で、力を意味する>。それをシリア語から漢語にしたのが阿羅訶)です。

    2016年10月27日22時50分
  • 温故知神—福音は東方世界へ(57)大秦景教流行中国碑の現代訳と拓本2 川口一彦

    冒頭から、三一にして永遠なる創造者について紹介し、永遠から永遠にあられる方が、万物を最良に創造された記事は、創世記はじめ旧新約聖書に啓示されるところです。

    2016年10月13日7時16分
  • 温故知神—福音は東方世界へ(56)大秦景教流行中国碑の現代訳と拓本1 川口一彦

    今回から大秦景教流行中国碑の現代訳と、愛知県春日井市に建った同じ碑から川口が拓本したものを掲載していきます。

    2016年09月29日11時56分
  • 温故知神—福音は東方世界へ(55)景教小事典⑩中国唐代に景教が中国全土で栄えた理由 川口一彦

    景教はひそかに入ったのでなく、皇帝に接見して主イエスの教えを公的に大胆に伝えたことによりました。

    2016年09月15日12時16分
  • 温故知神—福音は東方世界へ(54)景教小事典⑨ 川口一彦

    景教徒たちが漢訳した聖書の地名などの一部を下記に記しました。宣元本経と宣元至本経に、大秦国那薩羅城とあり、ナザレの町が大秦国にあり、大秦国とはローマ帝国でもあり、ローマ帝国領のユダヤ国の意味があります。大秦景教流行中国碑にも、大秦がつけられています。

    2016年09月01日11時47分
  • 温故知神—福音は東方世界へ(53)景教小事典⑧川口一彦

    景教徒たちが異教の地の中国に入って苦労したことは翻訳ではなかったかと考えます。聖書を現地語に訳す場合、現地語の宗教用語や俗語を使用することもあります。景教徒たちは、神の呼び名を「真主、阿羅訶」(真の主、エロヒーム)としました。

    2016年08月18日7時16分
  • 温故知神—福音は東方世界へ(52)景教小事典⑦ 川口一彦

    大秦景教流行中国碑文(以下「碑文」)には信徒の生活について書かれています。それを次に記しました。左の文字が漢文で右が現代の意味です。

    2016年08月04日7時23分
  • 温故知神—福音は東方世界へ(51)景教小事典⑥ 川口一彦

    どの時代にも、どの教会共同体にも、信徒数が増加すれば教会組織の運営・管理がなされていきます。景教会衆の指導者の名称について紹介します。「大秦景教流行中国碑」の文章にはシリア語で肩書が彫られています。

    2016年07月21日14時18分
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