国際
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ハイチの「建設」を、WCC総幹事が訴え
世界教会協議会(WCC)のオラフ・フィクセ=トゥヴェイト総幹事は6月14〜16日に、同協議会訪問団と共に地震被害地のハイチを訪問したが、世界各国政府と教会に、ハイチの市民がなお地震がもたらした破壊的な被害の苦難の下にあることを憶えるよう要請した。
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エンパイアステートビルがマザーテレサのライトアップ拒否
ニューヨークのエンパイアステートビルは、祝日やさまざまなイベントの際、それにちなんだライトアップを行っている。ところが米カトリック団体「カトリック連盟」が、8月26日のマザーテレサの誕生日に合わせ、マザーのベールの色である白と青のライトアップを行うことを提案しところ、ビル側は拒否した。
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テッド・ハガード牧師が新教会設立
スキャンダルで、自ら創設した『ニューライフ・チャーチ』を辞任した、テッド・ハガード牧師が6月2日、米コロラド州コロラドスプリングスの自宅で新たな教会の「出発会」を行うと発表。「もう一つメガチャーチを作ろうというのではない。数人でも参加してくれれば幸せだ」と語った。
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フィンランド福音ルーテル教会に初の女性監督
フィンランド福音ルーテル教会はイーロ・フォヴィネン監督の引退に伴い、6月3日、イリヤ・アスコラ牧師(57)を後任に選出した。同派最初の女性監督。監督就任は9月1日。ルーテル世界連盟のイシュマエル・ノコ総幹事は「重大な1歩」と評価している。
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ハイチの子ども連れ出し事件、バプテスト派の米国人に有罪判決
ハイチで1月に起きた大地震の直後、ハイチ人の子ども33人を連れ出そうとした米バプテスト派の宣教団体『ニューライフ・チルドレンズ・レヒュジ』の活動家10人が逮捕された事件で、最後まで拘束されていた指導者のローラ・シルスビー氏(40)に5月17日、有罪判決が言い渡された。判決は禁固3カ月と8日だが、勾留期間が刑期を超えているため、首都ポルトープランスで即日釈放された。他の9人は司法手続きを途中で打ち切られてすでに釈放されている。
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やはりおかしい?『ノアの方舟』発見説
【CJC=東京】聖書に登場する『ノアの方舟(はこぶね)』を探す中国とトルコの探検家チームが香港で4月26日、方舟が漂着したといわれるトルコ東部のアララト山(標高5137メートル)で、方舟の木片を発見した、と発表した。
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教皇、マルタを司牧訪問
教皇ベネディクト16世は83歳の誕生日を迎えた翌4月17日、マルタ共和国を司牧訪問した。教皇は、同日夕、ルクア国際空港に到着、ジョージ・アベーラ大統領らが出迎えた。
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教皇、マルタで性的虐待の被害者を接見
教皇ベネディクト16世は4月18日、訪問先のマルタで、聖職者による性的虐待の被害者を接見した。バチカン(ローマ教皇庁)広報事務所が明らかにした。
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トリノ聖骸布、秘密裏移送でヒトラーの手逃れる
「トリノ聖骸布」をナチス・ドイツの独裁者アドルフ・ヒトラーが手に入れようと図ったが、トリノから南部の修道院に秘密裏に移送され難を逃れていたことがわかった。
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エルサレムの聖墳墓教会で「聖火の奇跡」
エルサレムの『聖墳墓教会』で復活の主日前日の4月3日、ギリシャ正教会が今年も「聖火の奇跡」の儀式を行った。信徒たちはエルサレム総主教が持つろうそくに天から火が送られると信じている。
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エルトン・ジョン、「イエスはゲイ」発言で脅迫される
英国のピアニスト、シンガーソングライターのエルトン・ジョンが2月、米誌『パレード』のインタビューで「イエスは人類の問題を理解していた、慈悲深く、ものすごく頭のいいゲイだったと思う」と話し、教会やキリスト教団体から抗議の声が上がった。
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フィリピンの村で聖金曜日の儀式に外国人参加を禁止
カトリック教徒が多数をしめるフィリピン各地では毎年、イエス・キリストが十字架にかけられた「聖金曜日」を記念し、参加者が十字架にはりつけにされる「クトゥドゥ」が行われる。
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メキシコシティで同性結婚が合法化、養子も認める
カトリック大国メキシコの首都メキシコシティで4日、同性カップルの婚姻を認める同性結婚合法化法が施行された。同法は、同性カップルが養子を迎えることも認めている。
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トゥベイト氏、WCC総幹事就任 気候変動問題で協力要請
世界教会協議会(WCC)のオラフ・フィクセ・トゥベイト総幹事が2月23日、ジュネーブで正式に就任した。
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EU、迫害受けるキリスト教徒保護目的に作業部会設立
欧州連合(EU)は、迫害を受けるキリスト教徒の権利保護を目的とした作業部会を立ち上げた。作業部会は今後、イスラム圏などキリスト教徒が少数派となる国で発生するキリスト教徒に対する迫害への対処をまとめた手引きを作成し、加盟各国の大使館へ配布するなど活動を進める。
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オーストラリア聖公会保守派、カトリックとの完全相互聖餐を決定
オーストラリア聖公会内の保守派グループ『フォワード・イン・フェイス』がメルボルンで2月13日、聖公会に属しているままでカトリック教会と完全相互聖餐に入れる、という教皇ベネディクト16世の招きを受け入れることを決めた。
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米の左派ラジオ局、右派に太刀打ちできず閉鎖へ
米国で保守的なラジオ局に対抗しようと6年前に設立された『エア・アメリカ』局が収入を確保出来ず閉鎖することになった。理事会は近く破産申請する、と発表した。
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ロシア正教キリル総主教、カトリックへの親近感示す
ロシア正教会のキリル総主教は2月2日、ロシア正教会とカトリック教会は、最近の社会問題について多くの場合、同じ立場に立っている、と語った。
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ハイチ救援の責任は誰が負う?カトリック調整役『コルウヌム』
ハイチ大地震の救援で、カトリック教会関係は調整役として『コルウヌム』(教皇庁開発援助促進評議会)が登場した。ただ本当にその権限があるのか、については疑問がないわけでなく、意外や援助の核心に触れ兼ねない問題をはらんでいる。1月12日の地震発生直後は、協力・調整なしに援助が行われ、混乱に拍車を掛ける結果になった。
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米中絶医師殺害事件 被告「胎児の命救うため」と供述
AFP通信によると、米国の妊娠中絶手術で知られていたジョージ・ティラー博士を殺害した、ボーンアゲインのキリスト者スコット・ローダー被告(51)が1月28日、カンザス州ウイチタの裁判所で、胎児の命を救いたいからだった、と語った。
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