10月25日、お茶の水クリスチャンセンター(OCC)で「リバイバルプレイズナイト」が開催された。3月11日の東日本大震災を機に、被災地での祈りの中で、小坂忠氏(秋津福音教会宣教牧師、ミクタムミニストリー代表)が「今こそ、クリスチャンが愛を表そう。賛美と祈りで被災地を励ましたい」との思いから「リバイバルプレイズナイト」が再開され、月に一度東京・大阪で小坂忠氏によるプレイズナイトが開催されている。
「リバイバルプレイズナイト」では、日本の未曾有の災害の復興のため、日本の救いとリバイバルのために教派を超えて祈ろうという小坂忠氏の呼びかけに、同じ情熱を抱いたクリスチャンが集まり、力強い賛美が捧げられ、またメッセージでは「愛する」ことの大切さが語られ、参加者らによる被災地へのとりなしの祈りが捧げられている。年内は月に一度、災害支援とりなしの祈りと賛美の集会である「プレイズナイト」を継続していく予定であるという。
10月25日のプレイズナイトでは、小坂忠氏が賛美リードとメッセージの両方を行い、全国に700万人存在する団塊の世代の人々の魂の救いに熱い思いを秘めていることを明かした。現在60歳過ぎの年齢である団塊の世代の人々が、後20年経てば80歳過ぎとなり、この間に多くの団塊の世代の人々が死に直面することが推測される。小坂氏は「団塊の世代の死を経験する時が近づいています。若い人たちの伝道にいつも焦点が置かれますが、団塊の世代の人たちこそ今救われなければなりません。団塊の世代の人たちが、希望を得られるように祈ってください」と団塊の世代の魂の救いに対する熱い思いを伝えた。
日本での宣教について「アガペの愛を受けた私たちが(永遠のいのちという)答えを持っているのに、その答えをまだ救われていない人に知らせないというのは愛ではありません。イエス様を通して私たちに神の愛が注がれています。私たちひとりひとりが、まず自分から出発しなければなりません。リバイバルのために必要なことは、まず私たちが福音を伝えることです。これがなければリバイバルは起こりません」と述べ、まだ救われていない人への伝道を参加者らに促した。小坂氏のメッセージの後、参加者らがともに被災地と日本の教会のリバイバルのために、とりなしの祈りを捧げた。
今後の「プレイズナイト」は大阪で北浜VIPビル9階で11月21日、12月19日、東京OCC8階チャペルで12月20日に順次開催予定であるという。
*大阪で開かれたり小坂忠氏のリバイバルプレイズナイトの動画はこちら↓
クリスチャントゥデイからのお願い
皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。
人気記事ランキング
-
福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進
-
N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025
-
新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版
-
世界福音同盟、新総主事にアラブ系イスラエル人弁護士を選出
-
ワールドミッションレポート(8月20日):オランダ ペルシャ語教会の静かなるリバイバル(3)
-
篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(240)聖書と考える「レプリカ 元妻の復讐」
-
ワールドミッションレポート(8月17日):オランダ ペルシャ語教会の静かなるリバイバル(1)
-
ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に
-
ワールドミッションレポート(8月18日):オランダ ペルシャ語教会の静かなるリバイバル(2)
-
米韓政府の政策で対北朝鮮ラジオ放送が80%減少、キリスト教迫害監視団体が懸念
-
福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進
-
N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025
-
世界福音同盟、新総主事にアラブ系イスラエル人弁護士を選出
-
米韓政府の政策で対北朝鮮ラジオ放送が80%減少、キリスト教迫害監視団体が懸念
-
新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版
-
いのちの書に名を記される幸い 万代栄嗣
-
嫌いと無関心 菅野直基
-
シリア語の世界(30)シリア語新約聖書の和訳(1)マタイ福音書からテサロニケ人への手紙第二まで 川口一彦
-
主は生きておられる(240)黒い雨 平林けい子
-
ワールドミッションレポート(8月17日):オランダ ペルシャ語教会の静かなるリバイバル(1)
-
根田祥一氏の敗訴確定、最高裁が上告棄却 本紙に対する名誉毀損で賠償命令
-
新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版
-
キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所
-
「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展
-
N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025
-
「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司
-
日本基督教団、戦後80年で「平和を求める祈り」 在日大韓基督教会と平和メッセージも
-
日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及
-
コンゴで教会襲撃、子ども含む43人死亡 徹夜の祈祷会中に
-
ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に