米国の有名なコンテンポラリークリスチャンアーティスト、スティーブン・カーティス・チャップマンは、新曲をリリースするなど、その忙しさにもかかわらず、孤児や子どもたちのための福祉活動を行っている。
チャップマンと妻のメアリー・ベスさんが設立した孤児支援団体「ショー・ホープ」は、サンルイスで開いた一日募金イベントで約8万ドルを集めた。
イベントでは、特に支援が必要な孤児に対する助力を目的としたスペシャルハウスに多くの資金が集まった。これは、中国の最も貧しい地域のうちの一つにある「マリアのビッグハウス・オブ・ホープ」のような、今すぐにでも支援を必要としている子どもたちに提供される。
チャップマンの活動は、妻とともに設立した団体の枠を超えて広がりを見せている。彼らは、シャオハンナ・ホープ・ヤン、スティービー・ジョイ・ルー、マリア・スー・チャンシーという、中国から養子縁組で迎えた3人の少女とともに生活するにまで至っている。
2008年にチャップマンは、妻のメアリーさんを自動車事故で失くしてしまった。
養子縁組をすることでで子どもたちの気持ちに少しずつ近付き、サンルイスのラジオ局に対する返答や養子縁組や孤児についての質問者からの問い掛けなど、70のボランティアに参加したチャップマンは午前6時から12時間に及ぶ募金活動に取り組んだ。その結果、世界中の700以上もの団体から寄付金が集まり、遠くはスコットランドからも寄付が寄せられた。
募金の勢いの一助となったのは、最近9歳になったチャップマンの娘スティービーの誕生祝い。9歳の誕生日祝いということから、募金に参加した人々は9ドルから999ドル99セントの範囲で彼女の誕生日を祝福した。
また、チャップマンも結婚28周年記念を祝い、チケットの売り切れが出た「Songs & Stories Tour」のコンサートでその日を締めくくった。
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