韓国の大型教会であるオンヌリ教会のユーチューブによる礼拝のライブ配信で、映像が一時的に北朝鮮の国旗に切り替わる場面があった。教会側は単純な機材の問題などではなく、「外部によるハッキング、あるいはアカウントへの侵入による意図的な操作の可能性が高い」とし、セキュリティー強化などの対策に乗り出したことを明らかにした。
映像の切り替えは、18日早朝のライブ配信で発生した。オンヌリ教会が同日発表した「事故経緯書」によると、配信開始後28分56秒の時点で、映像が礼拝とは全く異なる不適切な内容に切り替わった。北朝鮮の国旗が表示され、BGMも一緒に流れたという。映像の切り替えは約22秒間続き、その後、正常な映像に切り替わった。
問題のライブ配信のアーカイブ動画は現在、非公開にされており、オンヌリ教会はより詳細な調査を進めている。