Skip to main content
2025年6月17日06時18分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム

思考は現実化する

2011年8月27日11時27分
  • ツイート
印刷
マイケル・ハイアット氏+
 先日、妻とともにテキサス州サンアントニオまで旅行に行きました。そこで講演をする予定がありました。サンアントニオに行くために空港の搭乗ゲートで待機していたら、ある紳士が私たちの隣に座られていて、何か熱心に電話で話をしていました。

 その話を横耳に聞いていたところ、どうやら彼は空港保安検査員の検査を不快に思ったようです。彼は電話で「あいつらに一時間に10ドルも払うなんてばかばかしい。胸にピンバッジなんかつけやがって、自分が神とでも思っているかのような振る舞いだったよ!」と怒鳴っていました。

 確かに、彼は空港保安検査で無実の被害者だったのかもしれません。彼に対応した空港保安検査員の質が良くなかったのかもしれません。彼は他にも似たような体験談を電話で話し、最後に「あいつら(空港保安検査員)はろくでなしの集まりだ。本当にろくでなしの集団だよ!」と不満を爆発させていました。

 興味深いことには、妻と私もちょうど彼と同じくその空港保安検査員による検査を通過してきていたのです。しかし私たちはその検査員たちに笑顔であいさつし、彼らも同様に私たちに笑顔であいさつを返してくれました。

 妻のゲイルが検査員による検査を受けた後、私の検査の番になって、検査員は私の身分証明書を見て、「あなたはゲイルさんの配偶者ですか?」と問われました。それで私はにっこりと笑って「ええ、そうであると願っています」と答えました。検査員と私は双方ともに笑い、最後にその検査員は私を満面の笑みで手を振って送ってくれました。

 最初の検査を通過し、二度目の検査員に直面したときの彼の振る舞いも、とても丁寧で、プロフェッショナルなものであり、なおかつフレンドリーでもありました。それで私はその検査員に検査をしてくれたことのお礼を言い、彼は「すばらしい日を送られますように」と敬意をもって私を見送ってくれました。

 その経験を通して、私の隣に座っている紳士がなぜそこまで保安員に憤りを持っているのかを考えてみました。私自身は空港保安検査で嫌な思いをしたことはこれまでなかったと思います。これは空港保安検査員は必ずしも嫌な思いをさせることはないと言えることではありません。なぜなら空港保安検査員とひとことに言いましても、人間の中から雇われた人たちですから、その中に良くない人が存在している割合はないとは言えません。

 しかし私自身の実体験から言えば、一部の例外を除いて、彼らの対応は普通であるか、とても良い対応であるかのどちらかでしかありません。彼らの行っている仕事は大切な仕事であり、私はその仕事への感謝の気持ちを頻繁に表すようにしてきました。

 結局何が言いたいのかと申しますと、あなたが他人から受ける態度は、あなたが相手をもてなすのと同じ態度になるということです。もし空港保安検査員が「ろくでなし」だと思われるならば、その結論を支持する証拠を探そうとされるでしょう。人間の脳は恐ろしく従順にそのような思考を行うものです。

 一方で、もしあなたが空港保安検査員は同じ一国民としての仲間であり、毎日同じことを繰り返す労働をなされていることを考えると、そのような仕事によって私たちの安全を守り続けていただいている彼らの仕事に感謝せずにはいられないのではないでしょうか。そのような考えをすると、人間の脳はその考えに従順に、その結論を支持する証拠を探そうとします。

 2001年9月11日のテロ事件以来、同じようなテロ事件が再び生じていないという事実からも、私は空港保安検査員が極めてすばらしい仕事をされていると思っています。

 あなたが何を考え、どのようなものを得ることになるかーすべてはあなたがどのような考えをするかの決断にかかっているのです。

=================================================
トーマス・ネルソン 会長(前CEO) マイケル・ハイアット氏

 トーマス・ネルソンは世界最大のキリスト教書籍出版会社である。米国内では書籍出版貿易で第7位となっている。同氏のブログ(http://michaelhyatt.com)では、指導者として必要な福音的思考法やウェブサイトによる効果的なビジネス法、出版業界に関するトレンドなどを紹介している。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
  • ツイート

関連記事

  • 嫌な人と直面した時どう対応するべきか?

  • 失敗を強みに変えるには

  • 人生の計画を立てる7つの理由

  • あなたの優先事項の中での位置づけはどこですか?

  • クライストチャーチの27日礼拝は屋外で

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • リック・ウォレン牧師、カトリックのイベントで講演 宣教による一致を語る

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「もうひとりの助け主」の恵みを受けよう 万代栄嗣

  • 待ち望む力 佐々木満男

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 自分の考えを大切に生きよう 菅野直基

  • 平安を探る道 穂森幸一

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • リック・ウォレン牧師、カトリックのイベントで講演 宣教による一致を語る

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 「もうひとりの助け主」の恵みを受けよう 万代栄嗣

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 自分の考えを大切に生きよう 菅野直基

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.