Skip to main content
2026年6月4日23時11分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 社会

聖書的観点から考える原発問題―金銭崇拝を警告

2011年6月14日17時56分
  • ツイート
印刷
 14日、日本長老教会幡ヶ谷キリスト教会(東京都渋谷区)で日本長老教会社会委員会による震災勉強会が開催された。日本同盟基督教団小海キリスト教会(長野県)牧師の水草修治氏が「原発を聖書的観点から考える」と題し講演を行った。

 東日本大震災による福島原発事故は、改めて原子力発電の安全性・必要性を問われる深刻な事態を引き起こした。水草氏は原子力発電という電力発電方法について、「人間の限界と罪ゆえに原子力の管理は不可能である」と警告し、原子力利用は人間のほうが神より賢いとし、マモニズム(拝金主義)に従うことになると警告した。

 同氏は原発問題を聖書的原点に立ち返って掘り下げ、神がご自身のかたちとして創造された人(創世記1章27節)が、エデンの園の管理者としての使命を任されたにもかかわらず、「神のようになれる」という誘惑に負けて善悪の知識の木の実を食べたことは、人間の有限性を認めず、管理者としての分を認めようとしない人間の高慢さの原点を示していると説明した。

 善悪の木の実を食べエデンの園を追放された人間から生まれたカインは、弟のアベルを殺害し、主の前から去って、エデンの東にあるノデ(さすらい)の地に住みついた(創世記4・16)。その地で人間による音楽文化や武器作りがなされるようになった。

 一方カインの代わりにアダムに新たに与えられた息子セツの息子エノシュからは「主の御名によって祈る」ことが始められた(創世記4・26)。一方は神の下を離れ人間の知恵によって音楽を生み出し、武器を製造する文化を形成したが、もう一方は主の御名によって祈る信仰の生を生み出した。

 創世記10章には地上で最初の権力者となったニムロデが登場し、11章ではバベルの塔が築かれたが、このことが高度な技術によって武装した権力、原発が国策として進められてきたことを象徴していると述べた。黙示録13章2節には「獅子のような口と熊の足をもった獣に大きな力の位と権威が与えられた」と書かれてあるが、国家権力にも「偽りの父」の影響があるのではないかと警告した。

 また同氏は原子力発電には不正義が伴わざるを得ないことも指摘した。聖書では神を愛することと隣人を愛することは密接不可分であるが、原発技術は隣人愛に背く技術であり、都市の利便性のために田舎を差別し、現場作業員に危険を押し付けるエゴイズムであると厳しく非難した。

 マタイ6章22節~24節には「からだのあかりは目です。それで、もしあなたの目が健全なら、あなたの全身が明るいが、もし、目が悪ければ、あなたの全身が暗いでしょう。それなら、もしあなたのうちの光が暗ければ、その暗さはどんなでしょう。だれも、ふたりの主人に仕えることはできません。一方を憎んで他方を愛したり、一方を重んじて他方を軽んじたりするからです。あなたがたは、神にも仕え、また富にも仕えるということはできません」、ヤコブ書1章14、15節には「人はそれぞれ自分の欲に引かれ、おびき寄せられて、誘惑されるのです。欲がはらむと罪を生み、罪が熟すると死を生みます」と警告されている。

 「週刊金曜日」3月25日号の特集「原発震災」では長崎県立大シーボルト校非常勤講師の藤田祐幸氏が「エネルギー・経済統計要覧(1994年版~2009年版)」に基づいて作成した「発電施設の設備容量と最大電力の推移」のグラフが公開されたが、この一連のデータに基づくグラフでは、原子力発電がなくとも水力と火力発電で必要電力が賄われていることが明らかに示された。原子力発電で排出される莫大な温排水は地球温暖化の原因と言われる物質を大量に作り出し、使用済み核燃料の保管場所の問題も生じている。

 水草氏はこれらの事実から、「原子力利用は人間が被造物の管理者としての分をわきまえることをせず、神になろうとして生じた技術であり、この技術を利用し続けることを推進する人たちは金銭崇拝の信者たちであり、偽りの情報で国民をだまし続けてきたといえる。私たちは、偽りを見抜き事実を知ることで、『管理者』としての分をわきまえた電力利用法を採用すべきである」と述べ、神に仕えながらも富に仕える偽りの信仰の姿を警告した。

 また幡ヶ谷キリスト教会牧師の住田裕氏は水草氏の講演を受けて「キリスト者が金銭崇拝に支配されない国家を導いていかなければならないのではないか。私たちは『罪人である』というキリスト教ならではの大事な視点を忘れてはならないと思う。(社会問題について)聖書的視点に基づいて評価して良く発信していく必要があるだろう」とキリスト者の在るべきあり方について指摘した。住田氏は10月に「震災と新しいライフスタイル」と題した講演をお茶の水クリスチャンセンター(東京都千代田区)にて行う予定である。東日本大震災の惨事を経て、豊かさと繁栄を求める現代社会にあって、クリスチャンが今どのように生きるべきか問われている。

  • ツイート

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 着工140年以上のサグラダ・ファミリア、主塔「イエスの塔」完成 NHKが特番

  • 「聴く隣人のいるところ」 キリスト教高校の1年間が伝える「自由とは何か」問う大切さ

  • 米メガチャーチがビーチで洗礼式、過去最多の2552人が受洗

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(249)日本人に天国の希望を届けたい 広田信也

  • 日本福音同盟、新理事長に北野献慈氏

  • 戦後のキリスト教ブームの中で生まれた口語訳聖書、今にも生きるキリシタン時代の聖書訳

  • 神学の限界と突破口(4)第1章 主な論争と解決─「贖罪論」の論争 三谷和司

  • 人を慰められる人に 菅野直基

  • ワールドミッションレポート(6月1日):エチオピア 複雑化する迫害の構図─紛争とアイデンティティーの狭間で

  • 聖書原語への招き─霊に燃え、主に仕えるために(10)神の国の超重要性 白畑司

  • 米メガチャーチがビーチで洗礼式、過去最多の2552人が受洗

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 戦後のキリスト教ブームの中で生まれた口語訳聖書、今にも生きるキリシタン時代の聖書訳

  • 着工140年以上のサグラダ・ファミリア、主塔「イエスの塔」完成 NHKが特番

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(249)日本人に天国の希望を届けたい 広田信也

  • 人を慰められる人に 菅野直基

  • 芥川賞作家の鈴木結生氏らが登壇、青山学院大学で口語訳聖書刊行70周年記念講演会

  • 【書評】ディートリッヒ・ボンヘッファー著『行為と存在 組織神学における超越論哲学と存在論』

  • 同志社国際高校と同志社「責任痛感」 辺野古転覆事故巡る文科省の調査結果・見解受け

  • 毒麦はそのままに 穂森幸一

  • 米メガチャーチがビーチで洗礼式、過去最多の2552人が受洗

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 戦後のキリスト教ブームの中で生まれた口語訳聖書、今にも生きるキリシタン時代の聖書訳

  • 着工140年以上のサグラダ・ファミリア、主塔「イエスの塔」完成 NHKが特番

  • 人を慰められる人に 菅野直基

  • 芥川賞作家の鈴木結生氏らが登壇、青山学院大学で口語訳聖書刊行70周年記念講演会

  • 毒麦はそのままに 穂森幸一

  • ワールドミッションレポート(6月1日):エチオピア 複雑化する迫害の構図─紛争とアイデンティティーの狭間で

  • 【書評】ディートリッヒ・ボンヘッファー著『行為と存在 組織神学における超越論哲学と存在論』

  • AI時代の「人間の保護」テーマ 教皇レオ14世が初の回勅「マニフィカ・フマニタス」

編集部のおすすめ

  • 四国の教会が教団教派超え一致 「愛と希望の祭典・四国」閉幕、延べ3千人以上が参加

  • 「あなたの人生は、必ずよみがえる」 第63回首都圏イースターのつどい

  • 「絶望の隣は希望」 在日ウクライナ正教会、ロシアの軍事侵攻4年で祈りの集会

  • 「罪のない最も弱い存在を殺す行為」 中絶反対を訴え行進、マーチ・フォー・ライフ

  • AIに心を持たせることは可能なのか クリスチャンの東京科学大学名誉教授が解説

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • Threads
  • RSS
Copyright © 2002-2026 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.