Skip to main content
2025年6月12日22時08分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 宣教

聖書を求める声なき声 新生宣教団

2006年6月24日09時21分
  • ツイート
印刷

 「公安局の者だ。神を信じ、説教をするというあなたの行為は法に反している。今からこの場所を捜索して逮捕する」


 1954年の創立以来、世界中の国々に聖書を送り届けているキリスト教超教派宣教団体「新生宣教団」(ロアルド・リーダル総支配人)は、宣教機関誌「ミッション」(季刊)を通して中国や北朝鮮、ケニアなどの海外宣教のいまを日本に伝えている。


 中国政府は宗教に対し、対外的にはいかにも好意的な態度を見せている。海外からの観光客やビジネスマンが宿泊するホテルに置かれたある英文の雑誌には、「中国では宗教的な活動が日常的に行われ、信教の自由がある国のひとつです」と、国内で信教の自由が保障されていることを伝える記事が掲載されている。また政府公認の聖書印刷所「アミティ」によって聖書は中国でも印刷されており、今では聖書が「国内のどこでも手に入る」と言われている。


 しかし、現地で活動するある宣教師はこう話す。「中国には約一億人のクリスチャンがいるのではないかと言われているが、そのうちのおよそ5000万人は自分の聖書を持っていない」中国では今現在も、キリスト教に対する激しい弾圧が続いている。


 国内では、聖書を求める声が後を絶たない。現地教会のあるひとつの群れのリーダーは、「偶数月に4ヶ所の家の教会に、聖書を500キロ分ずつ届けていただきたい」と懇願。500キロ分の聖書、それは薄型の旧新約聖書の場合1,515冊にも相当する。


 中国では日本人の想像を超えた主の御業が起こっている。現地教会のある牧師は、「私たちの教会で、先月は2000人がキリストを救い主として受け入れました」「年間5万冊から10万冊の聖書をすぐに使い切ってしまうでしょう」と現地のリバイバルについて証言し、聖書が今いかに不足しているかを訴えた。


 また、教会に聖書が不足していることで起こる深刻な問題も報告されている。中国では現在、「東方閃電」と呼ばれる特異な異端グループが現地の教会を脅かしている。彼らはイエス・キリストはすでに再臨し、現在はある女性の姿になって中国のどこかに住んでいると教えている。聖書を持ち、御言葉に慣れ親しんでいる者からすれば到底信じがたい教えだが、中国のクリスチャンたちの中にはそれをそのまま信じてしまう人が後を絶たない。


 一切の原因は、中国のクリスチャンが聖書を持っていないことにある。たとえあるとしても、数が極めて限られているために全員が聖書を持つことができないでいる。現地のある伝道師は、しきりに訴える。「中国にもっと聖書を届けてほしい。唯一クリスチャンの信仰を成長させるのは御言葉です。御言葉を知らなければ、神の教える真理と、そうでないものの違いを見極めることができません」


 23年間もの、あまりにも長く苦しい獄中生活を強いられるという厳しい迫害を経験しながらも、今もなお福音を伝えるある現地の牧師は、中国の深刻な現状について次のように話した。


 「中国のために祈ってください。当局は教会を管理し、みことばから様々な教えを排除しようとしています。今、『ローマ人への手紙』を聖書から削除しようという動きがあります。そして、当局の管理下にある教会の多くでは、十字架や復活を語らず、恵みによる救いではなく、行いによる救いを教えているところもあります。国内には公認の印刷工場が6ヶ所あり、実際聖書が印刷されていますが、数に制限があります。そして仕上がった聖書は、当局公認の場所でしか購入できません。家の教会のように、当局に従わない者に聖書は渡りません。それでも都市では以前より聖書を手に入れられるようになりましたが、地方では聖書を手に入れることがとても困難です。まだ中国の状況は厳しいのです。お祈りください。聖書は必要です」


 新生宣教団では、彼らの切なる要望に応えるべく、年間500万冊の聖書、また1500万冊の福音文書を印刷している。


 総支配人のロアルド・リーダル氏は、「日本から中国へ御言葉を届けることができるとは、なんと言う恵みでしょうか。『目を上げて畑を見なさい。色づいて、刈り入れるばかりになっています』とヨハネ4章35節の御言葉にありますが、中国はまさにこのリバイバルが起こっている国です。何百人もの兄弟姉妹たちが、自分の聖書が持てるようになることを神様に日々祈り、待ち望んでいます」と訴えた。


 この聖書印刷の働きは、多くの人々の祈りと献金によって支えられている。新生宣教団・海外宣教部への献金は、郵便振込:NLL海外宣教部(00100−3−759926)、または銀行振込:新生宣教団海外宣教部(埼玉縣信用金庫・坂戸支店(普)6173008、三菱東京UFJ銀行新座志木支店(普)1837027)で受け付けている。また希望者には、ビデオ「中国宣教レポート」「燃える中国への幻」「ソビエト宣教レポート」「ロシア宣教レポート」、宣教機関誌『ミッション』(季刊)『ザ・ミッション』(年一回発行)も贈呈(無料)している。詳しい問い合わせは、海外宣教部(電話:049・296・0727、メール:[email protected])まで。


 新生宣教団ホームページ(http://www.nlljapan.com/)

  • ツイート

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月11日):キリスト教信仰が最も急速に成長している国々

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • ワールドミッションレポート(6月7日):ロシアのクワナヂン族のために祈ろう

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • ヨハネの黙示録(3)御言葉と証し 岡田昌弘

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(223)天国を見上げて 広田信也

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.