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宗教指導者,イラク人質のための書簡発

2006年2月7日15時35分
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 去年11月26日以来人質として身柄を拘束されているキリスト教平和活動家4人のための公開書簡が発表された。この書簡は2月6日、ロンドン中心部のFPA(Foreign Press Association)で42人の各宗教指導者による署名の上で発表された。


 この書簡は1月28日にアルジャジーラが放映した4人のクリスチャン人質の映像を受けて発表されたものである。国際平和カトリック運動組織"Pax Christi"が主催し、公開書簡発表者にはイギリス及びアイルランドバプテストユニオン前会長ジョン・ラックリー牧師、人質の一人ノルマン・ケンバー氏の個人的友人で"Pax Christi"の副会長ブルース・ケント氏、イギリスイスラム協会の前会長アナス・アルティクリチ氏らが含まれている。


 またクリスチャン人質ノルマン・ケンバー氏の妻パット・ケンバー氏はこの書簡に対し、「私はこのようなメッセージを書き残し、訴えることができて嬉しく思います。ノルマンと私は共に多くの平和団体を支援してきました。私たちは慈愛とイラクの苦しんでいる人々に仕えることによって悪に打ち勝つよい見本となることでこの国の先行きを見届けるべきだと思っています。このようにして、私たちは平和が実現可能だと信じています」と思いを述べた。


 この公開書簡にはキリスト教、イスラム教双方の主要な40人以上もの指導者からの署名が集まった。


 イギリス及びアイルランドバプテストユニオン前会長ジョン・ラックリー牧師はクリスチャントゥディの取材に対し、ケンバー氏がどれだけ情熱的にイラクの苦しんでいる人々を助けるためにイラクの地へと出発して行ったかを説明した。


 またラックリー牧師は、キリスト教徒がこの切迫した状況下で何ができるのかについてもふれた。ラックリー牧師は、「私たちキリスト教徒はまず聖書に戻り、平和活動についてイエスが何を言わんとしているのか、どのようにイエスが私たちに世界平和を成し遂げる方法を示そうとしたのかを再考してみるべきである。そして私たちは、祈りによって我々の手の届かない人々の支援のために神と共に働くことで状況に変化があると考える。


 我々キリスト教徒、イエスの使徒はノルマン氏が行ったような平和活動を継続して行うべきだということを認識しなければならない。イエスは山上の垂訓で、『平和を作るものは幸いである、その人たちは神の子どもと呼ばれるから』と伝えられた。この山上の垂訓にある八福の中で最後の二つは平和と迫害について述べられている。不幸なことに、ときに平和活動を行うとき、同時に迫害に遭うことがある」と語った。


 結論としてラックリー牧師は、「ゆえにこれらのことは山上の垂訓の実例なのである。山上の垂訓の八福はなにもイエスが影響力を増大させるために語ったのではなく、これは実際に行って理解するようイエスが深く要求したことである。またそのことが、私たちのためにイエスが十字架に架けられて亡くなられたことを際立たせたのであり、それゆえに私たちが命を得る事ができたのである」と述べた。


 公開書簡は会議ですべて発表された。発表された内容は以下の通りである。


【ノルマン・ケンバー、トム・フォックス、ハーミート・シング・スーデン、ジェームズ・ロニーのための公開書簡】キリスト教平和活動チーム 2006年2月6日


 イラクでキリスト教平和活動チームと共に働いていたノルマン・ケンバー、トム・フォックス、ハーミート・シング・スーデン、ジェームズ・ロニーの姿が映された新ビデオの公開は私たちにとって安心するものでありかつ不安を掻き立てられるものでもありました。今まで4人の消息について長らく知らせがなかったことからの安堵感とさらなる4人の生命の存続を脅す拉致犯の声明による不安感とが複雑に入り交じっています。


 2005年11月26日の4人の拉致以来、世界中の宗教指導者と宗教団体が支援の意を表明してくれました。そして4人についてはすべての宗教指導者たちによって非暴力的であると認められ、イラクの人々の人権と平和のために彼らが解放され、活動を続けられるようにと促しています。このような緊急なときに私たちは4人に対する支援を再確認し、また4人を人質に取っている拉致犯が彼らを彼らの家族の元へ帰すよう願います。


 同時に私たちは3年前に始まったイラク戦争以来、何千人ものイラク人が告訴されずに拘留されていることを知っています。告訴なしの監禁下でときには拷問や虐待を受けているということですが、このような状況は暴力の悪循環に拍車をかけるだけであり、決して赦されるものではありません。私たちが4人のキリスト教平和活動チームを懸念するのと全く同様にイラク人の拘留者と彼らのご家族についても懸念の意を示します。


 私たちはイラクで本当の意味での平和が復興されることを願い、政府当局に対しイラクに平和を築くことのできる、できる限りのことを行うように求めます。


 具体的には▲告訴なしの拘留者と囚人への虐待に対する明確な非難を表明する。▲イギリス軍関係者にイラク人囚人の取り扱いに関する説明責任を課す。▲イラク人囚人の拘留手続き、取り扱いについてもっとも高レベルの国連基本的人権法を適用すべくイラク当局と共に活動する。


 世界中の信仰ある人々とともに私たちはイラクの人々の平和のための一致団結した確固たる活動ができるようにお祈りいたします。

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