Skip to main content
2025年10月31日16時15分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

米合衆国長老教会、同性愛問題めぐり 06年にも分裂の可能性

2005年6月28日13時25分
  • ツイート
印刷
 米国では、同性愛問題に揺れる米国聖公会と合同メソジスト教会とは対照的に、同じ主流派教会、合衆国長老教会(PCUSA、信徒数220万)は比較的平穏を保ってきた。ところが、24日付AP通信は、ここにきてPCUSAの状況が変化していると報じた。

 2001年以来、長老教会は「平和、一致、純粋」に主眼を置く特別委員会を設置し、同性愛問題など、教会内で意見の不一致が深刻な課題を克服しようと努力してきた。現在、特別委の作業が終盤に差し掛かり、今年7、8月の2会議で最終報告書をまとめる方針だ。

 AP通信によると、一部の議員は、この最終報告書を待っていない。2週間前、85の福音主義教会はミネソタ州エディナ市で会合を開催し、各教会からの代表が集合した。代表らは、基本教理と倫理的要請を盛り込んだ要綱を採択した。この要綱は?聖書の無謬性?ただイエス・キリストによる救済?全人類伝道の必要?同性愛と人工中絶の否定――を骨子にしている。

 この集会では、主催教会による「ニュー・ワインスキンズ(新しい皮袋)・イニシアチブ」の発足が宣言された。この集まりは、数十年続く教会員の減少を食い止めるため、組織の抜本的改革や伝道中心の体制を提案している。

 エディナ集会の運営委員長、トム・エドワーズ牧師(カンザス州ウィチタ)は「長老教会が権威主義の傾向にあることを懸念する。これからは、地方の教会に仕えると同時に、地方教会が組織官僚の下に従属する構造を改める必要がある」と話した。

 同イニシアチブは、2006年の全国総会で、保守的信仰と組織改革案が承認されることを期待している。この総会では、特別委の最終報告以外に、リベラル派から提出された、同性愛者の聖職・事務職就任を禁じる教会憲法の改定案が主な焦点となる。

 同イニシアチブの賛同者は教会の一致を目指しているが、同時に教会分裂の兆しも確認している。

 エディナ集会で議長を務めたデビッド・ヘンダーソン牧師(インディアナ州)は、PCUSAの将来の行方に3つの可能性があるとしている。

1. ニュー・ワインスキンズが提案するような、全面的組織改革
2. ニュー・ワインスキンズがPCUSAから脱退
3. PCUSA内に「ニュー・ワインスキンズ」「リベラル派」といった「群れ」を結成

 ヘンダーソン師はエディナ集会の席上で、参加者に対し、このイニシアチブが教会の分裂を主張するのではないと述べた上で、「分裂は既に起こった」と、PCUSA内でリベラル派と保守派との間に衝突があったことを明かした。

 エディナ集会で書記を務めたジェリー・バン・マーター牧師は、PCUSAに提出した報告記事の中で、「集会の開催自体が、参加教会が(PCUSAからの)脱退を検討していることの現れでは」と指摘している。「参加者の中には、今すぐ脱退できると話す人もいる。他の参加者は、大規模な改革が起こってほしいと願う一方で、実際に起こる可能性に対しては悲観的だ」(マーター牧師)

 エディナ集会の参加者の中でも特に保守的なパーカー・ウィリアムソン牧師(ノースカロライナ州)は、個人的な見解と断った上で、2つの要因が分裂を招くと述べた。一つは、ニュー・ワインスキンズのような、保守派教会の受け皿となる組織が存在すること、第2に、同性愛問題をめぐって、リベラル派が06年総会で勝利することだ。

 リベラル派は、同性愛など性行為に関する教憲の廃止を求めてきたが、教会側が拒否を続けるため、不満を募らせている。一方、保守派も、リベラル派の激高、教憲の軽視に対し、批判を続けている。

 PCUSAでは、2001年、同性愛カップル祝福の禁止を求めて保守派が教憲修正案を提出したが、同案は複数の地方中会で否決された。また、ある牧会者が、総会開催中、「救済はキリスト教以外の宗教を通しても可能」と議場で発言し、中会代表らが「正しい議論である」との認識を示したことがある。

 AP通信によると、PCUSAが変革期にあることは、「イエス・キリストだけが主であり、救いの道」「正しい性行為が可能なのは男女間の結婚のみ」と認識する教会が全体の18%程度にとどまっていることから明白だ。こうした「変化」を懸念した牧師たちが声を上げ、ニュー・ワインスキンズ・イニシアチブの発足につながった。

  • ツイート

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 花嫁(36)薄明かりの祈り 星野ひかり

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 「2033年までに全ての人に福音を」 世界福音同盟の第14回総会、ソウルで開幕

  • ワールドミッションレポート(10月30日):イエメン 苦難はあれど希望は消えず

  • 約250校の子どもたち数千人が「主の祈り」を唱和 英イングランド

  • キリストの心と思いが与えられている恵み(6)恐れずに主の導きに従う 加治太郎

  • 「迫害下にある教会のための国際祈祷日」 WEA・JEAが呼びかけ

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 「2033年までに全ての人に福音を」 世界福音同盟の第14回総会、ソウルで開幕

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 約250校の子どもたち数千人が「主の祈り」を唱和 英イングランド

  • 「迫害下にある教会のための国際祈祷日」 WEA・JEAが呼びかけ

  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 神の前に高ぶらないで生きよう 菅野直基

  • 花嫁(36)薄明かりの祈り 星野ひかり

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 米メガチャーチ牧師、当時12歳の少女に性的虐待 罪認め6カ月収監へ

  • 「ジーザス・ムーブメント」指導者チャック・スミス氏のディボーションブック邦訳出版

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • 日本キリスト教病院協会第5回総会 人材確保や人材育成などを討議

  • 英国国教会トップのカンタベリー大主教に初の女性、ムラリー主教の任命を国王が承認

  • 「ザ・チョーズン」がギネス記録、イエス・キリストの生涯描いた長編連続ドラマ

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.