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申鉉錫牧師の「日本宣教の夢」(12)

2007年2月12日14時50分
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申鉉錫(シン・ヒョンソク)牧師+

 桜美林大学(obirin Univ.)の元人気講師、申鉉錫(シン・ヒョンソク)牧師のコラム第12回目です。 このコラムは、韓国オーマイニュース(http://ohmynews.com/)に掲載され、当時大きな反響を呼びました。在日韓国人牧師という立場から、同師が日本宣教への夢を語ります。


◆はじめに


 前回、「聖市化運動東京本部」の活動の一端を紹介した。ではその活動とは具体的にどういうものなのか、また聖市化運動と日本の教会とはどういう関わりがあるのか、を出来るだけ詳しく紹介することにする。


◆1.聖市化運動(Total Evangelical Movement for HolyCity)


 聖市化運動とは、古くは1720年代後半に英国のオックス・フォード(Oxford Univ)に於いて、ジョン・ウェスレー(Jhon Wesley)と、弟のチャールス・ウェスレー(Chals Wesley)
及び3、4名の有志が参加して展開した神聖グループ(Holy Club)に起源を持つという。


 この運動は当時の堕落しつつあった英国社会を、神聖な名誉ある社会に変えようとする目的で創設され、自らが聖なる者として生きることによって、人々に大いなる感化を与え、英国民をして名誉ある国民としての地位を回復させたのであった。人々はこのことを「名誉革命」と呼んで、この運動を支持したのである。(聖市化運動世界大会誌より引用。05、5)


1. 韓国の聖市化運動の始まりと理念


 韓国は英国神聖運動の理念を継承し、今や犯罪都市化しつつある韓国社会を浄化し、犯罪のない聖なる社会に造り替える目的を持って、韓国聖市化本部を創設したのである。


(1)聖市化運動の理念
 聖市化運動は、都市化を通じて犯罪等社会的病弊を治療するための総体的福音運動を言う。


(2)聖市化運動の目的
 信徒が一丸となって総体性を持つ運動(All as one)であり、聖書に帰り福音によってなされる福音性(Back to Bible)運動であり、一つの都市全体を聖なる都市に変化させようとする都市の聖化性回復運動(City Check Clean. Honest, Evangelism, Confess, Kind)であり、犯罪都市内の病弊を治療、追放しようとする社会運動(Disease Drive a Way)である。
 以上は聖市化運動の理念の主な項目であるが、その他主体、方法、七聖グループ、七聖運動等がある。


2. 日本に於ける聖市化運動


 日本では、ホーリグループ(Holy Club)組織準備委員会により、2003年1月8日に東京韓国YMCAに於いて「東京聖市化運動本部」を創立し、創立総会記念連合礼拝を持って正式に発足した。当総会に於いて「東京聖市化運動本部創立宣言文」が採用された。以下は宣言文の要旨である。


東京聖市化運動本部宣言文


(1)「聖なる都市にせよ」との神の命令に従い、この地に東京聖市化運動本部を創立する。


(2)今日の社会は極度に堕落し、個人と家庭及び地域社会、国家共同体が危機に直面している。我々はこのような事態を傍観してはならず、キリスト者としての我々自身の責任であることを痛感し、そのことを謙虚に受け止め、我々自身が聖なる者としての責務を遂行し、健康な社会形成へと自らを捧げて行く決意である。


(3)我々は自省する心を持って「あなたがたは聖なる者となれ、わたしは聖なる者だからである」(第一ペテロへの手紙1章16節)と教えられたことばによって私自身がまず変化され、模範を示すことによって、神の公義と愛が溢れる新しい東京、愛と希望に満ちた東京を作る為に先駆けとなることを決意する。


 東京聖市化運動本部は以上のようなVisionを実現するために、次のような幾つかの指標を掲げて実践して行く。


?個人の生に於ける聖化
?福音的な家庭倫理を確立
?教会が社会の灯火となるように努力する
?健全な職場倫理と天職思想の拡散に努力する
?民主市民としての遵法精神昂揚と、犯罪と腐敗追放によって社会を浄化するために先駆けとなる
?我々の住む国を愛し、人々を愛することによって、正しい国づくりに協力する
?世界平和と人類の幸福追求に共に努力する


 我々東京住民は救国の一念をもって、更に人類救援の熱望を持って東京聖市化運動の隊列に連なることを闡明すると共に、以上の目標を指向するために、各自の領域で聖なる集い(Holy Club)を結成し、相応しい倫理綱領を身を持って実践することを厳粛に決意する。


◆2.聖市化運動と実践


 1.韓国:韓国の聖市化運動は成功を収めつつある。第一回目の聖市化運動世界大会は韓国の製鉄会社がある浦項(ポハン)市で開催されたが、聖市化運動は短い運動期間ではあったが着実に実を結びつつあり、「浦項市が明るくなった」「犯罪が減少した」と現役の浦項市長であるジョン・ジャンシク氏より報告を聞く事が出来たのである。なんと素晴らしい成果ではないか!


 2.日本:日本に於ける聖市化運動は、今後本腰を入れて推進しなければならない。東京には在日韓国人教会の牧師ならびに信徒の集まるグループと、日本人教会の牧師ならびに信徒が集まるグループとが存在する。


 韓国人グループの聖市化運動本部は創立二周年を経ており、この二年間色々な事業を推進して来た。一つは日本の為の祈りであり、または奨学生に対して奨学金を支給したことである。特に日本の救霊の為に、日・韓教会連合により、2004年5月29〜31日までの韓国の浦項(ポハン)市におけるリバイバル集会等を挙げることが出来るであろう。なお、今後日本人救霊の為にふさわしい戦略を編み出すことに全力を注ぐ決意を持っている。


 他方、日本人グループの聖市化運動の創立は昨年の暮れに発足したのでまだ短い期間であり、特別な成果はまだ期待出来ない。だが、今後日本の津々浦々に伝道の津波を配し、聖市化ののろし(煙)を挙げることを祈るものである。


◆おわりに


 韓・日聖市化運動東京本部の二つの運動体が、果たして日本の教会のリバイバルに寄与することが出来るかどうかは、今は誰も知らない。だが、韓国と日本の二つの運動体が自ら聖(Holy) になり聖霊の助けによって‘地の塩、世の光’となるならば、日本の教会のリバイバルにささやかでも貢献出来るであろう。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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