Skip to main content
2025年10月28日19時33分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 教会

震災から復興へ、全教会的動き高まる

2011年3月25日15時56分
  • ツイート
印刷
WCCのエキュメニカル・センターチャペル内で東日本大震災被災者のためのろうそくが灯されている(写真提供:WCC)。 +
 11日の東日本大震災を受け、政府・自治体・NGOや民間企業そしてキリスト教団体などさまざまな人々が心を合わせ復興活動が着々と進む中にあって、世界各国の教会やクリスチャングループ、個人らが間接的支援や熱い祈りをもって被災地の復興を見守っている。

 世界教会協議会(WCC)では東日本大震災を受けた教会として一致した支援と祈りを行っていく旨が綴られた手紙や、金銭的支援がアジアおよび世界中の所属教会から届けられていることを伝えている。

 WCCオラフ・フィクセ・トゥヴェイト総幹事は、東日本大震災について、「WCC全体にとって動揺を隠せない悲しみとなりました。他者のために進んで危険の中に入っていく人々の上に神様の恵みと御加護がありますようにお祈りいたします」と述べた。

 WCCのアジア関係責任者のキム・ドンスン牧師は東日本大震災被災者の必要に応じるために、「アジア諸教会、さらには欧州、世界各国諸教会から支援を送ることが、私たちがエキュメニカルな共同体であることを示す活動の一環となります」と述べた。

 WCCでは東日本大震災の他パキスタンやニュージーランドで生じた自然災害についても同様の支援を行ってきたが、キム氏は「東日本大震災においては、特に日本の地域においてエキュメニカル共同体のバイタリティーを示すためにも兄弟姉妹と共に働き被災地の必要を満たす働きが重要です」と述べた。

 トゥヴェイト総幹事は福島第一原発での放射能漏れの潜在的被害についても言及し「放射能によって食物が汚染されたというニュースも報じられていますが、私たちの生活がいかに簡単に壊れやすい生活サイクルに頼っているかという懸念と心配が高まるようになりました」と述べた。

 WCCに加盟している日本基督教団事務局の高田輝樹氏は、同教団の教会員の中でも行方不明の教会員が存在しており、避難所を運営したり、それぞれの教会の牧師たちが支援を行う中で感動的な結束を果たすようなことも見られていることを報告している。 

 日本基督教団所属教会の中でも、津波の被害を受けなかった数少ない教会もあれば、津波で被害を受けた教会もある。教会の掃除も徐々に始まっているという。大震災から2週間が経過したが、まだ被害を受けた教会では今後の生活の不透明感が消えずに残っている。仙台北三番丁教会では7人の教会員が行方不明であり、仙台五橋教会では5人が行方不明であるという。

 先行き不透明に包まれる中、諸教会は津波と地震の悲劇を乗り越えて復興支援に乗り出している。仙台東教会では非教会員含む15人の被災者、仙台南教会では13人、宮城野愛泉教会は16人の被災者をそれぞれ宿泊させているという。日本基督教団所属の4人の牧師が雪の中3階建ての建物の屋根で一夜を過ごした生存者を救出するということもあったという。

 日本基督教団議長の石橋秀雄氏は25日、東日本大震災についての教団議長声明を発表した。声明文では詩編124編8節「わたしたちの助けは、天地を造られた主の御名にある」が引用され、戦後最大の日本の危機である東日本大震災に対し、被災地域の教会と共に命に仕える旨が述べられた。

 声明文では、「(被災地では)今なお医師不足、薬の不足などで、命が脅かされ続けています。まことに、想像を絶する惨状に心が痛み、主の助けを祈らされています。原子炉が爆発し、放射性物質が大気に放出されないように、世界の人々が注視していますが、ことに福島第一原子力発電所の近辺にお住まいの方々の安全を願っています。巨大地震と津波がもたらした危機、原子力発電所爆発による放射性物質による汚染の危機、戦後最大の危機の中に命が脅かされています。被災地域の教会の牧師たちは通信網の切断、極端なガソリン不足等で移動手段が限定されるなかで、信徒、付属施設の職員、園児等の安否の確認、被害状況の把握など、必死な活動を続けております。全教団の祈りによる支えが求められます」と述べられていた。

 同教団は、22日の常任常議員会で、日本基督教団救援対策本部を立ち上げ被災教区の支援活動を支えると共に、4月18日に臨時常議員会を開催して今後の取り組みを協議するという。

  • ツイート

関連記事

  • 生存者との再会-希望の光見え始める

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 「2033年までに全ての人に福音を」 世界福音同盟の第14回総会、ソウルで開幕

  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(250)聖書と考える「推しの殺人」

  • 私たちを生かす主キリストの御業 万代栄嗣

  • ワールドミッションレポート(10月28日):アイルランド ホームレスからセレブへ 若き成功者ゲッドの回心(3)

  • 約250校の子どもたち数千人が「主の祈り」を唱和 英イングランド

  • ワールドミッションレポート(10月27日):アイルランド ホームレスからセレブへ 若き成功者ゲッドの回心(2)

  • 神の前に高ぶらないで生きよう 菅野直基

  • イラクで2つの歴史的教会が再開 「イスラム国」の支配から8年

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 「2033年までに全ての人に福音を」 世界福音同盟の第14回総会、ソウルで開幕

  • 約250校の子どもたち数千人が「主の祈り」を唱和 英イングランド

  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • 「迫害下にある教会のための国際祈祷日」 WEA・JEAが呼びかけ

  • 神の前に高ぶらないで生きよう 菅野直基

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • 私たちを生かす主キリストの御業 万代栄嗣

  • 「ジーザス・ムーブメント」指導者チャック・スミス氏のディボーションブック邦訳出版

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 米メガチャーチ牧師、当時12歳の少女に性的虐待 罪認め6カ月収監へ

  • 「ジーザス・ムーブメント」指導者チャック・スミス氏のディボーションブック邦訳出版

  • 日本キリスト教病院協会第5回総会 人材確保や人材育成などを討議

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • 英国国教会トップのカンタベリー大主教に初の女性、ムラリー主教の任命を国王が承認

  • 「ザ・チョーズン」がギネス記録、イエス・キリストの生涯描いた長編連続ドラマ

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • イラク人難民のキリスト教徒、フランスでライブ配信中に殺害される

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.