カナダに拠点を置き、世界中に変わらぬ神の御言葉を宣べ伝えることを使命としたクリスチャンのテレビ番組・メディアコンテンツ運営会社クロスロード・クリスチャン・コミュニケーションInc.(CCCI)と世界福音同盟(WEA)は23日、国家の枠組みを超えグローバル規模で生きた信仰のメッセージを伝え、情報を共有するための新たな提携関係を構築したことを発表した。
両組織はクリスチャンの視点から国際的に情報を交換しながら記事を発していくための新たなメカニズムとして市民ジャーナリストイニシアチブ「マイビュー(myVU)」を立ち上げた。「マイビュー」のイニシアチブにおいて提携関係を結んだクロスロードとWEAは全世界で1,000人の信仰ある市民ジャーナリストを募集している。申請サイトにて、氏名・連絡先・興味のある分野・ジャーナリストとしての経歴・クロスロード市民ジャーナリストとなりたい志望動機・これまでのクリスチャンとしての奉仕経験・推薦人(所属教会牧師)などを記入し、承諾を受けることができれば「マイビュー」サイトで取材した動画を投稿し、クリスチャン市民ジャーナリストとして活動することができる。応募要件としては18歳以上、インターネットに接続できる環境にあり、業務用HDビデオカメラを保持していること、英語での高度なコミュニケーション能力を有すること、クリスチャンとしての世界観を共有し、キリスト教的価値観でニュースを伝える強い意思があることなどが挙げられている。
WEA代表のジェフ・タニクリフ博士は今回のクロスロードとの新たな提携を歓迎し、「バランスのとれた効果的なクリスチャンコミュニケーションの歴史が豊富にあるクロスロードとの新たな提携関係に非常にわくわくしています。熱情と統合性をもって情報発信をされたいクリスチャンの市民ジャーナリストの方々を求めています。WEAの会員の方々、関係される方々全てに『マイビュー』と深く関わっていき、この活動を促進してくださることを願っています。世界中でキリストに従い偉大な働きをされているクリスチャンがいらっしゃいます。そしてそのようなクリスチャンの方々がそれぞれもっている(信仰に関する)話はグローバル規模で聞かれる必要があります。世界のクリスチャンを励まし、信仰を深くするきっかけを与え、またキリストの良い知らせを告げ知らせる多くの情報を世界の様々なクリスチャンが抱えています。この戦略をもって、私たちのグローバル共同体すべてにおいて、世界のクリスチャンすべてに対して力強いメッセージが共有されるようになるでしょう」と期待を述べた。
クロスロード会長兼CEOのドン・シモンズ氏は「『マイビュー』という私たちが最近立ち上げたクリスチャン市民ジャーナリズムイニシアチブをもって、クロスロードがWEAと提携関係を築くことができたことを大変うれしく思います。WEAの活動域の広範さによって私たちはより迅速に世界中の信仰面で信頼でき、また情報を発するプラットフォームを必要とするクリスチャンのジャーナリストたちとコネクションが取れるようになりました」と述べた。
日々刻々と変化する世界の各地でさまざまなキリストの御業がなされる感動的なニュースが生じているにもかかわらず、人口の8割がクリスチャンといわれるカナダのような国であっても主要メディアではキリスト教の信仰や聖書の御言葉をメインとしたニュースはなかなか報じられにくい。そのために、これまで世界の様々な場所で生きた信仰として現れるクリスチャンに感動を与えるニュースがあっても、報じられずに終わってしまったり、グローバル規模で共有できずに隠されたままになってしまうことが多く生じてきたと見られる。オンラインで世界中から簡単にかつキリスト教の信仰あるジャーナリストのみが登録できるようになることで、さらなるグローバル規模でのクリスチャンニュース活性化が期待される。
(クロスロードとWEAの提携に関するジェフ博士のインタビューはクロスロード「100Huntley」番組(英語)をご覧ください。)
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