ついに彼らはエシコルの谷に行って、そこで一ふさのぶどうの枝を切り取り、これを棒をもって、ふたりでかつぎ、また、ざくろといちじくをも取った。イスラエルの人々が、そこで切り取ったぶどうの一ふさにちなんで、その所はエシコルの谷と呼ばれた。(民数記13:23、24)
今回の箇所には、約束の地で結ばれる実について書かれています。約束の地では、大きなぶどうの実がなっていたので、斥候たちはそれを棒でかつぎました。
イエスは弟子たちに「あなたがたがわたしを選んだのではない。わたしがあなたがたを選んだのである。そして、あなたがたを立てた。それは、あなたがたが行って実をむすび、その実がいつまでも残るため」(ヨハネ15:16)と言われました。神様は、私たちが永遠に残る実を結ぶことを願っておられます。
しかし、それは永遠の価値があるものですから、肉眼では見えないものです。この世に生きる私たちは、つい肉眼で見えるものに目を向けがちですが、それらは一時的なもので、やがて消え去ります(参照・2コリント4:18)。
例えば、私たちの人格は、目には見えませんが、神様が喜ばれる実の一つです。あなたは日々、神様の喜ばれる実を結ぶために、具体的に何に取り組んでいますか。神様は、私たちが約束の地において満ちあふれるほどに豊かな実を結ぶことを願われています。
聖霊様は、私たちが人生における次の季節へと踏み出すために、成長すべき領域を教えてくださいます。今あなたは、荒れ野のように乾き切った季節にいるかもしれませんが、その季節にこそ御言葉を心にまくことで、約束の地で豊かな収穫を体験できるのです(参照・ガラテヤ6:7)。
今日、神様の喜ばれる実を結ぶための具体的な取り組みを実践しましょう。成長が必要な分野が集中力であれば、過去のものを忘れ、現在と将来に焦点を合わせて前進し続けましょう(参照・ピリピ3:13)。神様の御声に聞き従う私たちを通して、キリストがますます現されますように。
GOD BLESS YOU!
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