先週の日曜日は、母の日でした。両親が健在であり、クリスチャンホームで育ったことに関して、今更ながらに、感謝だと思いました。もし私が、親に捨てられたり、虐待されたり、悲しく、不幸な環境で生まれ育ったとしたら、どうだったでしょう。今どんな人生を生きていたか分かりません。想像もできません。
しかし、一つ分かることがあります。神にあっては、全てのマイナスがプラスに変わることです。人間的な面において恵まれた環境に生まれ育った人が、必ずしも祝福されているかというと、そうではありません。現状で満足してしまうと、神様の愛によって心を満たすことが難しいからです。
しかし、不幸な環境で育った人の中には、意固地になり、自分を呪い、神を呪っている人を知っています。私はその人にこそ、そのままで終わってほしくないと強く願います。心が痛みます。
神様は、マイナスが大きいほど、もっともっと大きな愛でその人を愛してくださいます。それは、不公平だと思えるほどです。しかし、もしこの不公平な愛を知らないまま生き続けるとしたら、なんと悲しく、なんと理不尽なことでしょう。この人が、神様の愛を知ったとしたら、その愛だけで満足し、満ち足りて感謝できる人になれると思います。
その一人の人のために、伝道を続けたいと思います。こちらで人を選別することはできませんが、この世で苦労し、報われない人生を生きた人にこそ、神の愛を知っていただきたいと思います。
すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。(マタイ11:28)
神様の不公平な愛を伝えたいです。
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