Skip to main content
2025年8月21日10時30分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
  3. 中東

シリアの「キリスト教徒虐殺」は根拠ない 現地人に危険もたらすと迫害監視団体が警鐘

2025年3月17日20時02分
  • ツイート
印刷
関連タグ:シリアオープンドアーズ
シリアの「キリスト教徒虐殺」は根拠ない 現地人に危険もたらすと迫害監視団体が警鐘+
シリアのバッシャール・アサド前大統領政権が崩壊したことを喜ぶ現地の人々=2024年12月9日(写真:Mohammad Bash / Shutterstock)

国際キリスト教迫害監視団体「オープンドアーズ」は、シリアでキリスト教徒が大量虐殺されているとする主張は根拠のないものだとし、そのような主張は逆に同国のキリスト教徒をより大きな危険にさらすだけだと警鐘を鳴らしている。

シリアでキリスト教徒が大量虐殺されているという主張は、同国北西部の沿岸都市ラタキアで今月初めに起きた虐殺事件の後に出てきた。この事件では、千人以上が死亡し、その大半は民間人で、追放されたバッシャール・アサド前大統領の属するイスラム教の少数派「アラウィ派」の住民だったとされる。オープンドアーズ(英語)によると、この事件では、数人のキリスト教徒が殺害されたものの、キリスト教徒が標的となったわけではないという。

現在、事件の背後に誰がいるのかについては、複数の見方がある。シリア暫定政権で中心的役割を果たしている「シャーム解放機構」(HTS)の部隊に責任を求める声がある一方で、暫定政府が統制できていない反政府勢力によるとの見方もある。

オープンドアーズの中東・北アフリカ地域の広報担当者であるマシュー・バーンズ氏は、シリアでキリスト教徒に対する大規模な攻撃があったという証拠はないと話す。

「事件が起きた地域で、キリスト教徒の男性4人が死亡したことは分かっています。うち1人は流れ弾に当たりましたが、信仰が理由で彼らが殺されたという証拠はありません。これは、『キリスト教徒の大量虐殺』とは言えません」

事件の後、SNSではキリスト教徒が大量虐殺されているという情報が広まり始めた。発信源の一つが、米実業家のイーロン・マスク氏も支持している「Libs of TikTok」というX(旧ツイッター)のアカウントで、「過激派イスラム教徒がシリアでキリスト教徒を一斉検挙し、殺害している。自称人権擁護団体はどこにいるのか」などと投稿した。

バーンズ氏は、このようなうわさやデマをあおることで、現地のキリスト教徒の状況が悪影響を受けることに懸念を示す。

「私は非常に心配しています。なぜなら、このようなことが現地のキリスト教徒に跳ね返る可能性があるからです。最近、キリスト教系のNGOが新大統領を相手取って訴訟を起こしたところ、シリア政府は、そのNGOと同じ教派の聖職者を呼び出し、キリスト教徒はなぜこれほど大統領に反対するのかと尋ねたのです」

「このことが示す教訓は、ニュースやSNSで話題になっていることは全て、政府や他の武装集団の目にも触れていると想定しなければならないということです。そして、それはうわさとは何の関係もないキリスト教徒に、恐ろしい影響を及ぼす可能性があるのです」

バーンズ氏はまた、少数派のキリスト教徒はたとえ標的にされていなくとも、宗教・宗派間の対立が激化する中で、虐殺による悲惨な結果を被ってしまう懸念があるとも警告した。

※ この記事は、英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:シリアオープンドアーズ
  • ツイート

関連記事

  • シリアの教会指導者ら、アサド政権崩壊させた反政府イスラム武装勢力の代表者らと会談

  • 後藤健二さん没後10年、追悼イベントで長女が映像メッセージ 「誇りに思っている」

  • 内戦と地震で苦しむシリアに孤児施設を 神戸国際支縁機構とカヨ子基金の代表が現地訪問

  • トルコ・シリア地震で「クリスチャン」の呼称生まれた都市も被災、再建に希望託す教会

  • シリアのクリスチャン、戦火に見舞われた故郷でカフェをオープン

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 私の名を使って(その2) マルコ福音書9章38~41節

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

  • 世界福音同盟、新総主事にアラブ系イスラエル人弁護士を選出

  • ワールドミッションレポート(8月21日):オランダ ペルシャ語教会の静かなるリバイバル(4)

  • 嫌いと無関心 菅野直基

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(240)聖書と考える「レプリカ 元妻の復讐」

  • 主は生きておられる(240)黒い雨 平林けい子

  • ワールドミッションレポート(8月18日):オランダ ペルシャ語教会の静かなるリバイバル(2)

  • ワールドミッションレポート(8月19日):ガーナのレレミ族のために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(8月20日):オランダ ペルシャ語教会の静かなるリバイバル(3)

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 世界福音同盟、新総主事にアラブ系イスラエル人弁護士を選出

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • 米韓政府の政策で対北朝鮮ラジオ放送が80%減少、キリスト教迫害監視団体が懸念

  • 嫌いと無関心 菅野直基

  • いのちの書に名を記される幸い 万代栄嗣

  • 主は生きておられる(240)黒い雨 平林けい子

  • シリア語の世界(30)シリア語新約聖書の和訳(1)マタイ福音書からテサロニケ人への手紙第二まで 川口一彦

  • ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • 日本基督教団、戦後80年で「平和を求める祈り」 在日大韓基督教会と平和メッセージも

  • コンゴで教会襲撃、子ども含む43人死亡 徹夜の祈祷会中に

  • ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

編集部のおすすめ

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.