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神の働きを妨げる「人への憎しみ」(3) 加治太郎

2024年4月16日20時54分 コラムニスト : 加治太郎
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そして彼らに言われた、「あなたがたのうちのだれかに、友人があるとして、その人のところへ真夜中に行き、『友よ、パンを三つ貸してください。 友だちが旅先からわたしのところに着いたのですが、何も出すものがありませんから』と言った場合、彼は内から、『面倒をかけないでくれ。もう戸は締めてしまったし、子供たちもわたしと一緒に床にはいっているので、いま起きて何もあげるわけにはいかない』と言うであろう。しかし、よく聞きなさい、友人だからというのでは起きて与えないが、しきりに願うので、起き上がって必要なものを出してくれるであろう。(ルカ11:5~8)

直面している状況がいかに厳しいものでも、諦めずに前進し続けることが大切です。この諦めない姿勢を、私たちはビジネスやミニストリーに掲げた目標に対して適用する傾向が非常に強いですが、人々への愛に適用することはどうでしょうか。愛は諦めないのです。さらには、愛は信じ続け、望み続け、どんなに厳しい状況をも耐え続けると書かれています(参照・1コリント13:7)。自分の達成したいゴールのために諦めることはしなくても、私たちはどれほど人々への愛に対して諦めているでしょうか。信仰、希望、愛の中で最も大切なのは愛です(参照・同13:13)。私たちのミニストリーがいかに優れているように見えても、愛がなければ空しいのです(参照・同13:1〜3)。

キリストはユダに裏切られ、十字架にかけられることをご存じでしたが、それでも愛をもってユダを使徒として選び、最後までユダを愛し、ユダの最善を信じ続けました。神様の愛の本質がここに現されています。もし私たちがこのキリストのような立場に置かれたとしたら、どうでしょうか。私たちの動機が問われます。その行動は、神様の愛を示すためのものでしょうか。もしくは、自分のプライドを捨てられず、自分の立場を守るために、ユダを排除するようなものでしょうか。

人に愛を示すとき、それは必ずしも心地の良いものではありません。キリストでさえ、十字架を前にして、その苦境から逃れることを望みました(参照・ルカ22:42)。神様は今、私たちが難しいと感じる人に対して、どのように愛を示すよう私たちを導かれているでしょうか。

人を愛することを妨げる、最も大きな要因は何でしょうか。それは、私たちの中にある、人を赦(ゆる)せない心です。たとえ気分を害されたとしても、その相手に対して寛容な姿勢を示すことで、私たちはむしろ尊敬されるのです(参照・箴言19:11)。愛することの難しい人を愛することを通して、神様の本質的な愛が示されるのです(参照・ルカ6:32)。その人にしてもらった良いことがあれば、そのことを感謝しましょう(参照・1テサロニケ5:16~18)。

気分を害される行動を取られても、愛は相手の選択を尊重しますから、深入りしないのです(参照・1コリント13:5)。相手に拒絶されることを当然のこととして受け止めることも大切です。キリストでさえ、弟子たちに裏切られました(参照・マタイ26:69~75)。

気分を害されても気にならない(参照・箴言19:11)ということは、相手にそのような発言をしなければいけないときに抱く恐れからも自由なのです。真実を愛の動機をもって語れば、相手の反応は気にならないということです。このようにして私たちは、相手の反応に対する恐れからの自由も体験できるのです。愛は真実が勝ったとき、喜ぶのです(参照・1コリント13:6)。

今日も諦めない愛を選択し、実践し続けましょう。私たちの愛した相手が祝福されるだけでなく、何よりも私たち自身が最高の自由を体験できるのです。

GOD BLESS YOU!

◇

加治太郎

加治太郎

(かじ・たろう)

2000年に在ニュージーランド、オークランド韓人教会で受洗。05年より音楽賛美ミニストリーをスタートし、日本各地、韓国、中国、米国などを巡回。CDリリースや、毎週、沖縄と鹿児島でラジオ番組も行い、福音を伝える働きを進める。07年にはクリスチャン社会人を励ますことをビジョンにSPREADミニストリーをスタートし、東京、千葉、埼玉、名古屋などで定期的に15年まで集会を行う。19年には世界の東と西をつなぐことをコンセプトに、広告代理店 Taro Kaji Office, LLC を設立。16年からは家庭礼拝を中心に、20年には東京ベイバイブルフェローシップをスタート。キリストを通して、人々が満ちあふれるほどに豊かな人生を歩むことに情熱を注ぐ。妻と一男一女の4人家族。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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