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愛して命に移る 岡田昌弘

2024年3月3日15時38分 コラムニスト : 岡田昌弘
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今の時代は、命について考えさせられる時代です。聖書がいう人間の命の本質こそが、今私たちに最も必要な命に対する価値観だと思います。

1. 世と兄弟たち

兄弟たち。世があなたがたを憎んでも、驚いてはいけません。(1ヨハネ3:13)

聖書の真理から解くと、「イエスを神の子キリストと信じ新生し、神の家族とされた『兄弟たち』よ、生まれながらの利己主義で自己愛型であるこの『世』の人々が、自分たちと価値観が大きく違うという理由で『あなたがたを憎んでも』、真理と偽り、善と悪、救いと滅びとを聖別するための神の御業だから『驚いてはいけません』」となります。

簡単にいいますと、世は初めから神を嫌っているので、神を信じるキリスト者を嫌う人は憎む人になっていく、という真実を聖書は警告しているのです。

世からくる迫害は、自分が光に属するのか闇に属するのか、善に属するのか悪に属するのか、真理に属するのか偽りに属するのか、命に属するのか死に属するのか、天国人か地獄人かを自ら判別し、悔い改めて軌道修正し、聖別されるために起こる苦難なのです。世に対して「驚いてはいけません」。

2. 死と愛

私たちは、自分が死からいのちに移ったことを知っています。それは、兄弟を愛しているからです。愛さない者は、死のうちにとどまっているのです。兄弟を憎む者はみな、人殺しです。いうまでもなく、だれでも人を殺す者のうちに、永遠のいのちがとどまっていることはないのです。(1ヨハネ3:14、15)

14節をギリシャ語原典から解くと、「『私たちは』キリストを同じく信じているという理由で、キリストにある『兄弟を愛しているから』、『自分が死からいのちに移ったことを知るのです』。逆に、兄弟を『愛さない者は』自分が『死のうちにとどまっている』ことを知るのです」という生死の判別基準です。

15節をギリシャ語原典から解くと、「神の家族である『兄弟を憎む者はみな』霊的な『人殺しです』。あなたがたは『人殺し』『のうちに、永遠のいのちがとどまって』いないことを知っているのです」となります。

簡単にいいますと、「キリスト者とは、共通の創造主キリストを信じることで死から御国の新しい命に移され、キリスト者を愛することで神の家族を構成します。逆に、キリスト者を愛さない者は、死から御国の新しい命に移されず、生まれながらの体に属する死のうちにとどまるのです」。つまり、信仰による愛は、死に打ち勝つのです。

3. 命と愛

キリストは、私たちのために、ご自分のいのちをお捨てになりました。それによって私たちに愛がわかったのです。ですから私たちは、兄弟のために、いのちを捨てるべきです。(1ヨハネ3:16)

聖書の真理から解くと、「イエス・キリストは、地上におられたときに弟子たちを愛し、御言葉で教え導き、最後は罪の赦(ゆる)しのために、『いのちをお捨てになり』犠牲の死を遂げられました。キリストは、互いに愛し合う戒めに従い、死に至るまで神に忠実であったため、御国の命を得て死から復活し天に上げられ、『それによって私たちに愛がわかったのです』から、私たちも信仰者のために『いのちを捨てるべきです』」となります。

簡単にいいますと、「神は愛ですから、御国建設計画として、私たちが共通の神キリストを信じ互いに愛し合うことで、死から命へ移され、神の家族として生活し、最後は御国に入るという御心」なのです。

キリストが、私たちを愛し死なれたのであれば、私たちも互いに愛し合い、キリストにあってその人のために命を捨てるべきで、そこに神の愛が現れ、世にキリストが証しされるのです。

まとめ

世は、人の欲求に支配され、成熟してきた世界なので、どんなに良い言葉で着飾っても偽善が支配しています。故に、神の愛を実践するキリスト者たちは、世からの迫害を受けて苦難に遭いますが、この迫害によって善と悪、真理と偽り、救いと滅びが判別されて、悔い改める者は神の子として信仰成長し、神を拒絶する者は悪魔の子として滅びに至ります。

しかし、キリスト者たちは互いに愛し合うことで死から命に移され、命豊かにされて、神の子たちとして神の家族を構成するようになります。キリストが私たちの罪の赦しのために、私たちを愛して死んでくださったことで愛が分かったのですから、私たちも兄弟のために死に、キリストの愛を証しすべきなのです。

このように、神キリストから命を得た私たちの犠牲の働きによって、地上でキリストの愛の力が働くのです。

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◇

岡田昌弘

岡田昌弘

(おかだ・まさひろ)

日本リバイバル同盟清瀬キングダムチャーチ牧師。東京中央神学校卒。NPO法人キングダム理事長、キングダム出版代表。ユーチューブで聖書メッセージを配信中。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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