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神の子どもと悪魔の子ども 岡田昌弘

2024年2月22日14時06分 コラムニスト : 岡田昌弘
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関連タグ:岡田昌弘

「親に似ぬ子は鬼子」ということわざがあります。普通、遺伝学的に子は親に似るもので、顔形が違っても性格的に似るものなのです。以前見たテレビの実話番組で、出産時の取り違えで二家族が違う子どもを育てた事件がありました。二家族とも子どもの性格が家族と違うと感じていて、子どもが大人になってから故郷に家族旅行したとき、地元に自分たちと似た性格の青年がいて、遺伝子調査をしたら自分の子であったというのです。

聖書には、神の家族とそうでない人の違いとその見分け方が書いてあります。

1. 神の子と悪魔

罪を犯している者は、悪魔から出た者です。悪魔は初めから罪を犯しているからです。神の子が現れたのは、悪魔のしわざを打ちこわすためです。だれでも神から生まれた者は、罪を犯しません。なぜなら、神の種がその人のうちにとどまっているからです。その人は神から生まれたので、罪を犯すことができないのです。(1ヨハネ3:8、9)

8節前半をギリシャ語原典から解くと、「『罪を』常習化『している者は』、世を支配する『悪魔から』性格を継いで『出た者です』。なぜなら、『悪魔は初めから』律法を守らず『罪を』常習化『しているからです』」となります。

「義人はいない」(ローマ3:10)と聖書は語ります。聖書の律法を守らず、聖書の言葉を持たない民族である私たちは皆、悪魔から教育されて世に出た者で、罪人に分類されます。

8節後半には、「『神の』御『子が』世に現されたのは、『悪魔のしわざを』破壊する『ためです』」とあります。神の御子キリストは、人の子として世に生まれ、律法を守り通した唯一の人ですが、神を冒瀆(ぼうとく)したという理由で、無罪なのに十字架刑で処刑されました。神本人が神を冒瀆することはできません。

悪魔は今、私たちを「罪により死刑である」と訴えていますが、「イエス・キリストが私たちの罪を負って十字架刑で死なれた」と信じることで、私たちは神の御前に無罪と見なされます。

罪を常習化している者は、世を支配する悪魔から性格を継いで出た者です。しかし、悪魔の人類滅亡計画を打ちこわすため、神の御子が現れたのです。

9節前半をギリシャ語原典から解くと、「『だれでも神』を信じ新生した者は、あえて常習的に『罪を犯しません。なぜなら、神の種』である聖霊『がその人のうちにとどまっているからです』」となります。

9節後半は、「聖霊で新生した『人は』『神から生まれたので』、神を冒瀆する『罪を』常習化『できないのです』」となります。

2. 神の子どもと悪魔の子ども

そのことによって、神の子どもと悪魔の子どもとの区別がはっきりします。義を行わない者はだれも、神から出た者ではありません。兄弟を愛さない者もそうです。互いに愛し合うべきであるということは、あなたがたが初めから聞いている教えです。(1ヨハネ3:10、11)

10節前半をギリシャ語原典から解くと、「罪を常習化する者と罪を常習化しない者とによって、神から性格を継いだ『神の子どもと』、悪魔から性格を継いだ『悪魔の子どもとの区別がはっきりします』」となります。

10節後半は、「信仰による義の生活をしない者は、聖霊により新生した者ではなく、信仰者たちを愛さない者も、神から出た者ではありません」ということです。

11節は、「御子により命じられた『互いに愛し合いなさい』ということは、聖書により初めから聞いている教えです」となります。

神の子どもか悪魔の子どもかは、「罪を常習化して義を行わない者」かどうか、「互いに愛し合う者」かどうかで区別できます。

互いに愛し合うべきことは、聖書が初めから教えている真理の教えです。

3. カインとアベル

旧約聖書の創世記4章によれば、アダムとエバの子どもに兄カインと弟アベルがいて、神はカインのささげ物よりアベルのささげ物を喜ばれました。そのことでカインは怒ってアベルをねたみ、野に誘い出して殺してしまったのです。

カインのようであってはいけません。彼は悪い者から出た者で、兄弟を殺しました。なぜ兄弟を殺したのでしょう。自分の行いは悪く、兄弟の行いは正しかったからです。(1ヨハネ3:12)

ギリシャ語原典から解くと、「『カインのよう』になっては『いけません』。カインは悪魔の性格を継いで『出た者で』、『兄弟を殺しました』。その殺人の理由は、『自分の行い』が邪悪で、『兄弟の行いは』清く『正しかったからです』」となります。

「憤りは残忍で、怒りはあふれ出る。しかし、ねたみの前にはだれが立ちはだかることができよう」(箴言27:4)

「カインは、地の作物から主へのささげ物を持って来たが、アベルもまた彼の羊の初子の中から、それも最上のものを持って来た。主はアベルとそのささげ物とに目を留められた。だが、カインとそのささげ物には目を留められなかった。それで、カインはひどく怒り、顔を伏せた」(創世記4:3〜5)

カインの不義は、①自分のささげ物を神が喜ばないので怒った、②弟の最上のささげ物を神が喜んだので怒った、③自分のささげ物よりも弟のささげ物を神が喜んだので怒った、④弟のささげ物の方が自分のささげ物より優れていたので、ねたみ憤って残忍になり、殺意を持ったことです。

まとめ

罪を常習化している者は、悪魔から性格を継いで世から出た者で、悪魔の子どもです。兄弟を愛さない者もそうです。

しかしイエス・キリストが私たちの罪を負って十字架刑で死なれたと信じるなら、私たちは神の御前に無罪と見なされ、神から生まれた神の子どもです。

人間には良い考えと悪い考えがありますが、誰でも神を信じて新生した者は、常習的に罪を犯しません。なぜなら、神の種である聖霊がその人のうちにとどまっているからです。互いに愛し合うべきであるという教えを守る神の子たちです。

カインのように、信仰の良い物をささげる兄弟姉妹をねたみ、憤る者は悪魔から出た者です。アベルのささげ物は正しく、神に喜ばれました。その人は神から生まれ出た者なのです。

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◇

岡田昌弘

岡田昌弘

(おかだ・まさひろ)

日本リバイバル同盟清瀬キングダムチャーチ牧師。東京中央神学校卒。NPO法人キングダム理事長、キングダム出版代表。ユーチューブで聖書メッセージを配信中。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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