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いのちの水である聖霊の働き 安食弘幸

2024年2月14日17時49分 コラムニスト : 安食弘幸
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いのちの水である聖霊の働き 安食弘幸+

「渇く者は来なさい。いのちの水が欲しい者は、ただで受けなさい」(黙示録22:17)

ある男とその友人の会話です。「先日妻の誕生日でさー、『プレゼント何がいい』って聞いたら『ダイヤが付いているものがいい』って言うから、思い切ってダイヤがたくさん付いている物をプレゼントしたよ」

「へぇー、それはスゴイ!それで何をプレゼントしたの」

「カードゲームのトランプ」。確かに、ダイヤがたくさん付いています。

イエス・キリストが私たちに非常に高価なプレゼントを与えると約束されたことが、聖書に書いてあります。しかもただです。ヨハネの福音書7章に記されています。

「仮庵(かりいお)の祭りの終わりの大いなる日」のことです。「仮庵の祭り」は昔、イスラエルの民がモーセに率いられて荒野を40年さまよったときの生活をしのぶ祭りです。この期間、祭司たちは毎日行列を作り、シロアムの池まで下り、黄金の器に水を汲んで再び神殿に戻ってきました。

神殿の外庭と内庭の間には15段の階段があり、祭司たちは聖書の言葉を朗読しながら一段ずつ上っていきました。この時朗読されるのが詩篇120篇から134篇の「都上りの歌」といわれるところです。

そして汲んできた水は、最後に祭壇に注がれます。祭りの終わりの日には、これが7回繰り返されます。従って、ここでイエス・キリストが「生ける水」について語られたとき、祭司たちが水をザーッザーッと注いでいるのを見ながら語られたのです。

この儀式は、豊かな収穫をもたらしてくれた雨への感謝と翌年の豊かな雨を祈願するものです。またこの時期は、ぶどう酒作りの時と重なり、人々にぶどう酒が盛んに振る舞われ、人々は喜びにあふれていました。

このようにイスラエルの民が喜び、解放され、ほろ酔い気分の祭りの時にイエスは言われたのです。

「だれでも渇いているなら、わたしのもとに来て飲みなさい」

その意味はこうです。「あなたがたは祭りの喜びに酔い、ぶどう酒の味わいに浸っているけれど、それはやがて去っていきます。しかし、わたしが与える水を飲むなら本当の喜びと解放を得ることができます」

そしてさらに続いて言われました。「わたしを信じる者は、聖書が言っているとおり、その人の心の奥底から、生ける水の川が流れ出るようになります」

この「生ける水」とはイエス・キリストを信じる者に与えられる御霊(聖霊)のことです。ここでイエスは、聖霊は「生ける水」のようだと言われました。私たちは水の性質や働きを知ることで、聖霊についてより深く知ることができます。

(1)水は渇きを癒やす

私たちは喉が渇くと水を飲みます。聖霊は私たちの心の渇きを癒やしてくださいます。国際基督教大学の故古屋安雄教授は言います。「人間は霊的な存在であるにもかかわらず、現代は知的な教育、あるいは体育はあっても霊的な教育はなされていない。そこに現代社会の問題がある。しかも人間の霊性というものを問題にするはずのキリスト教も霊的なものを失ってしまった。その失ったものを回復しよう、その飢えた部分を満たそうとするのがカリスマ運動である」

「カリスマ運動」とは、三位一体の神の中の聖霊なる神の働きの復興運動です。

(2)水は汚れを聖める

水は渇きを癒やすだけでなく、汚れを洗い聖めてくれます。聖霊との親しい交わりを通して、私たちはキリストの似姿へと変えられるのです。

ダニエル・ゴールドバーグは、エリート銀行員として成功していました。しかし、心の中はカラカラに渇いていました。ビジネスの世界で成功してみたものの、心の空しさはどうすることもできず、その穴をアルコールやギャンブルで満たそうとしていました。

ある時、クリスチャンの友人に誘われて映画「パッション」を見に行きました。ダニエルはその映画の中で十字架につけられたキリストが「父よ、彼らを赦(ゆる)し給え。彼らは何をしているのか分からないのですから」と叫ばれたとき、「これは自分のための祈りだ」と分かり、人目もはばからず泣いたのです。

それから数日後に聖書を手に入れ、読み始めます。そして、イエス・キリストを自分の救い主として受け入れたのです。その晩、彼は不思議な夢を見ました。自分の全生涯がスクリーンに映し出され、全ての罪や汚れがそこに並べられたのです。するとキリストが現れて「ダニエル、お前の人生を新しくしてあげよう」と言って全ての罪を消し去ってくださったのです。

ダニエルは今、こう証言しています。「私は今でも不完全な人間です。しかしキリストを信じてから確かに自分が変えられていることに気付いています。以前は職場で嫌なことがあるとすぐに怒りを爆発させ、なかなか怒りが収まらず、イライラしてその晩は寝れなかったこともありました。しかし最近は嫌なことがあっても余りそれにとらわれることなく、寝る前にはすっかり落ち着き『今日も一日良い日を感謝します』と心から祈れるようになりました」

生けるいのちの水である聖霊は、信じる者に豊かな人生を備えてくださる方です。

◇

安食弘幸

安食弘幸

(あんじき・ひろゆき)

峰町キリスト教会牧師。1951年、島根県出雲市に生まれる。関西学院大学社会学部卒。大学時代は硬式野球、関西六大学リーグのスラッガーとして活躍。関西聖書学院卒。セント・チャールズ大卒(哲学博士)。JTJ宣教神学校講師、国内外の教会や一般企業、ミッションスクール、病院、福祉施設などで講演活動を行っている。著書に『キリストを宣べ伝える―コリント人への手紙第二』『心の井戸を深く掘れ』『道徳力―モーセの十戒に学ぶ―』『ルツの選択、エステルの決断』など多数。

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※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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