Skip to main content
2025年11月8日11時23分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム

死者は今どこに 安食弘幸

2024年1月31日10時59分 コラムニスト : 安食弘幸
  • ツイート
印刷
関連タグ:安食弘幸
死者は今どこに 安食弘幸+

「あなたはきょう、わたしとともにパラダイスにいます」(ルカ23:43)

寒いアラスカに住んでいるご夫婦が、2週間の休暇を取って暖かいフロリダで過ごすことにしました。妻は仕事のことで一日遅れで行くことになりました。

一足先にフロリダのホテルに着いた夫は一息入れた後、家に残った妻に簡単なメールを送ることにしました。ところが彼は、妻のメールアドレスをメモした紙を忘れてきてしまい、自分の覚えている限りの記憶をたどってアドレスを入れて、メッセージを送りました。

しかし残念ながら、そのアドレスは間違っていたために、別の女性のところに送られてしまったのです。そのメールを受け取った女性は、昨日夫を亡くしたばかりでした。

彼女は自分のメールをチェックしようとしてそのメッセージを見て、悲鳴を上げて失神してしまいました。それは次のようなメッセージでした。

「愛しい妻へ:ちょうど今着いたところだ。こちらは想像以上に快適だよ。皆楽しそうに過ごしている。予定通り明日キミが来るのを楽しみにして待っているよ。あなたの愛する夫より」

もしあなたが神様から「明日天国で会えるのを楽しみにしているよ」とメールをもらったら、どんな気持ちになりますか。

あるときイエスは、死んで4日たったラザロの墓の前に立たれました。そして大声で「ラザロよ、出て来なさい」と叫ばれました。すると、死んでいたラザロが手と足を長い布で巻かれたまま出て来たのです。

この出来事は、死の世界について幾つかのことを教えてくれます。

(1)死者は肉体の死にもかかわらず生きている

ラザロはこの地上には存在していませんでした。しかし「ラザロよ」というイエスの呼びかけに対して反応したのです。死人は反応しません。ラザロの人格は、肉体の死にもかかわらず生きていたのです。だからイエスの呼びかけに反応したのです。

ある人は「人は死んだら何も残らない。全ては無になる。火葬場で灰になって終わりだ(灰、それまでよ)」と言います。それはうそです。死とは私たちの肉体と霊とが分離することです。肉体はやがて土に帰り、霊はそれを与えてくださった神のもとに帰ります。人間の霊は永遠に存在します。

キリストを信じて罪赦(ゆる)された人の霊は死後、キリストと共にあるパラダイスに行くのです。イエス・キリストは、十字架の上で信仰告白した強盗に言われました。「まことに、あなたに告げます。あなたはきょう、わたしとともにパラダイスにいます」

米国のシカゴにムーディー・バイブル・スクールがあります。創立者はドワイト・L・ムーディーです。彼の記念品が陳列してある部屋には、自分の死を目前にして彼が書いた手紙が置いてあります。

「いつか、あなたがたは新聞でムーディーが死んだという記事を読むでしょう。しかし、それを一言も信じてはなりません。その瞬間、私は現在以上に生きているのです。私は1837年、この世に生まれました。1855年、聖霊によって新しく生まれました。肉によって生まれたものは必ず死にます。しかし御霊によって生まれたものは永遠に生き続けるのです」

ラザロが死んでも生きていたように、ムーディーも、死んでも生きているのです。そして私たちもまた、死んでも生きるのです。

イエス・キリストは言われました。「わたしは、よみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。また、生きていてわたしを信じる者は、決して死ぬことがありません。このことを信じますか」(ヨハネ11:25、26)

(2)死者は近くにいる

この私たちが生活している世界と死後の世界とは、はるかに遠く離れているのではありません。イエスが「ラザロよ、出て来なさい」と叫ばれると、ラザロはすぐに墓から出て来ました。天国は、私たちが考えているほどそんなに遠く離れてはいません。空のはるか上でもなければ、何億光年の星のかなたでもありません。

米国の有名な伝道者ビリー・グラハムは、彼の祖母が亡くなった日のことを次のように語っています。

「祖母が息を引き取った日、暗い部屋で祖母のそばに座っていたのですが、突然部屋が何かの光で明るくなった。そして今までベッドの上で起き上がることもできなかった祖母が急に体を起こして『イエス様が私の方に片手を差し伸ばしておられる』そしてさらに、南北戦争で片足と片目を失い、既にイエスのもとに帰った祖父の姿も見えると言い、しかも『祖父の目も足もちゃんとそろっている』と言ったのです。それから祖母は息を引き取り、部屋は再びもとのように暗くなったのです」

イエス・キリストを信じる人々にとって、肉体の死はもはや恐るべき出来事ではないのです。

◇

安食弘幸

安食弘幸

(あんじき・ひろゆき)

峰町キリスト教会牧師。1951年、島根県出雲市に生まれる。関西学院大学社会学部卒。大学時代は硬式野球、関西六大学リーグのスラッガーとして活躍。関西聖書学院卒。セント・チャールズ大卒(哲学博士)。JTJ宣教神学校講師、国内外の教会や一般企業、ミッションスクール、病院、福祉施設などで講演活動を行っている。著書に『キリストを宣べ伝える―コリント人への手紙第二』『心の井戸を深く掘れ』『道徳力―モーセの十戒に学ぶ―』『ルツの選択、エステルの決断』など多数。

■ 峰町キリスト教会ホームページ
■ 峰町キリスト教会 YouTube
■ 峰町キリスト教会 Facebook

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:安食弘幸
  • ツイート

関連記事

  • 人生の幸福の分岐点 安食弘幸

  • あなたは何を食べて生きていますか 安食弘幸

  • ワンダフル・ライフへの招き 安食弘幸

  • 愛・豊かさのバロメーター 安食弘幸

  • イエス・キリストへの信仰を捨てたらどうなるか 安食弘幸

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • ワールド・ビジョンがクリスマスキャンペーン、教会で酒井美紀さん登場のコンサートも

  • 世界62カ国で宗教的「迫害」や「差別」 2年に1度の「世界信教の自由報告書」発表

  • 世界福音同盟(WEA)「ソウル宣言」全文和訳

  • 主は生きておられる(241)カレンダーあと1枚 平林けい子

  • ひと足ひと足、主にすがりて 菅野直基

  • ワールドミッションレポート(11月8日):ブラジル 世界最大のカトリック国で起きている劇的な地殻変動(1)

  • 都合の悪いお言葉(その2) マルコ福音書10章1~12節

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • 地球環境の守り人 穂森幸一

  • ワールドミッションレポート(11月7日):スーダンのマディ族のために祈ろう

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • 新総主事が就任、国際理事会が新体制に WEA第14回総会「ソウル宣言」採択し閉幕

  • 世界福音同盟(WEA)「ソウル宣言」全文和訳

  • 世界62カ国で宗教的「迫害」や「差別」 2年に1度の「世界信教の自由報告書」発表

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • 新総主事が就任、国際理事会が新体制に WEA第14回総会「ソウル宣言」採択し閉幕

  • 世界福音同盟(WEA)「ソウル宣言」全文和訳

  • 世界62カ国で宗教的「迫害」や「差別」 2年に1度の「世界信教の自由報告書」発表

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.